Webディレクター

Webディレクターに必要なコミュニケーション能力【威力倍増です】

コミュニケーション力を上げたいWebディレクター「Webディレクターって、コミュニケーション力がすごく必要なんだけど、具体的にどんな風にコミュニケーションを高めればいいんだろう?一言でコミュニケーションって言うけど、どんな能力が必要なんだろう?」

Webディレクターでコミュニケーションを課題だと思っている人は、非常に多いですね。

これ、苦労している人、たくさん見てきています。

何とか改善してほしい、スキルアップして欲しいと思いますけど、なかなか一朝一夕でどうにかなるものでないのが、コミュニケーションだったりもしますね。

ですので、ここでは、そのWebディレクターに必要となるコミュニケーションに限って、その正体や能力の内容を解説していきたいと思います。

この記事を読むと、以下のことが分かるようになります。

  • Webディレクターに必要な能力
  • Webディレクターに求められるコミュニケーションの具体的能力
  • コミュニケーション力を高める関連記事

僕の場合は、コミュニケーション力は営業時代に高めたので、そこまで苦労はしませんが、やっぱりWebディレクターとしての制作能力や実装力みたいな裏付けがキチンとある事で、このコミュニケーション力というのは威力を発揮すると気づきました。

(なので、ディレクションを覚えることも必須ですけどね。)

このディレクション能力とコミュニケーション力を兼ね備えることで、デキるWebディレクターとしてのコミュニケーションが取れると実感していますので、その点をご紹介していきます。

それでは早速みていきましょう!

Webディレクターに必要な能力

まず、ここでは、Webディレクターとして必要な能力として

  • ディレクション能力
  • コミュニケーション能力

この2つの点に分けて簡単にご紹介していきます。

Webディレクターに必要なディレクション能力

Webディレクターとして必要なディレクション能力は、以下の能力があります。

Webディレクターに必要なディレクション能力

  • 実装把握力(実装スキル)
  • 段取り力
  • 設計力
  • 企画力
  • 問題解決能力
  • Webディレクターに必要なコミュニケーション力

実装スキルについては、Webディレクターもプログラミングを学ぶべき理由【オンライン学習】という記事でもご紹介しています。

実装把握力に関しては、どのようにデザイナー、コーダー、エンジニアが作業を進めるかの実装イメージを持っておくことで、プロジェクトもリードしやすくなりますね。

段取り力に関しては、Webディレクターのタスク管理のコツ【参考になる本とツール紹介】でも少し触れています。

また、設計力については、ワイヤーフレームのシンプルな書き方とおススメ本5選【初心者向け】でも、情報設計としてのワイヤーフレームについてはご紹介していますので、よければご覧ください。

専門的なWebディレクションの能力に関しては、上記記事などに譲るとして、以下ではWebディレクターに求められるコミュニケーションについてご紹介してまいります。

Webディレクターに必要なコミュニケーション能力

基本的なWebディレクターに必要なコミュニケーションの能力としては以下のような能力です。

Webディレクターに必要なコミュニケーション能力

  • 主体性
  • 柔軟性
  • 情報把握力
  • 感受性
  • 説得力

では、具体的にどのような能力なのか、詳しく解説をしていきます。

Webディレクターに求められるコミュニケーション力

ここでは、Webディレクターに求められるコミュニケーション力について、細かく解説をしていきます。

それぞれの能力に関しては、【完全版】マネジャーに求められる18個の能力を徹底解説【1万字】という記事で紹介した能力をベースに紹介していきますね。

以下のグレーボックスの中の内容が、上記記事で紹介した際の定義ですので、興味があれば上記記事も見てみてください。

ここでは、コミュニケーションに特化して、ピックアップしてご紹介します。

主体性

現状に甘んじることなく、率先して行動する能力です。

状況に適応するだけではなく、問題や必要性に気づき、先んじて自発的に、また積極的に行動する人の能力ですね。

Webディレクターとしては、社内・社外問わずに積極的なコミュニケーションを取っていくことが求められますね。

特に不安がっている人とコミュニケーションを取ってあげることで、相手にも安心感を与えられると思いますから。

逆に、こちらが不安な時もあるので、そういう時も主体性を発揮して、教えてもらったり質問をすることが大事です。

Webディレクターでなくても、この辺りは大切な能力ですよ。

柔軟性

人と接している時に、自分の行動を適切に修正しながら目標達成に向かう能力です。

よりよい修正を受容したり、さまざまな抵抗を和らげる為の工夫をするなど、状況に応じて適切な行動を示すことができる人の能力です。

段取りを組んだり、設計をしたりするのがWebディレクターの大切な業務なので、しっかりとその通り進めたいという気持ちも発生すると思います。

ただ、その中でも相手との状況を確認しあったりして、柔軟な対応を取っていくことはWebディレクターとしては必要な能力ですね。

感受性

相手や周囲の気持ちや欲求を的確に感じ取り、適切な反応行動に結びつける能力です。

個人または集団の欲求や期待を敏感に察知して適切に反応したり、自分の言動が相手に与える影響を直ちに感じ取って対応することのできる人の能力ですね。

相手の感情やニーズを的確にキャッチアップすることも、Webディレクターのコミュニケーション力には欠かせないです。

言いづらそうなことを読み取ったり、言いたいことを察してあげることも重要ですが、上級スキルですよね。

人間関係が長くなると、この辺りも高まったりしますね。

情報把握力

情報を正しく、早く、広く、とらえる能力です。

各方面の発信する情報の趣旨を、正確かつ速やかに理解し、広く全体の情報を把握できる人の能力です。

情報の把握力や理解力は、Webディレクターとしては必須スキルだと思いますけど、この点が苦手な人も実は多かったりしますね。

ちゃんと相手が何を言っているのかを掴みに言ったり、事前に情報をしっかりインプットしておいて、整理できるまで把握しておくことも、Webディレクターとしては必須ですね。

たまにおろそかにしている人もいるので、注意してくださいね。

説得力

自己の論点を整理しながら、確信をもって話し、相手を納得させる能力です。

自分の主張や論点を理解してもらって、相手の同意や納得を得るために、熱意をもって訴えることのできる人の能力です。

説得力については、多少テクニックも必要ですね。

ただ、前提としては、現状の情報をしっかり把握した上で、出来ることと出来ないことを冷静に伝える状況というのは、Webディレクターに求められてきます。

その上で、どう相手に理解・納得をしてもらうかまで考えた上で、コミュニケーションを取ることを心がけると、相手との信頼関係は構築されてきますね。

コミュニケーション力を高める方法←関連記事のご紹介

では、実際に効果的なコミュニケーションを取るには、どのようにすれば良いか。

その概要は以下のようになります。

効果的なコミュニケーションの取り方

  1. 人のタイプにはマインドタイプとタスクタイプがある
  2. 相手のコミュニケーションタイプがどっちかを見極める
  3. 相手のタイプに応じたコミュニケーションスキルを発揮する

こちらに関しては、その具体的な手法やタイプの解説などをしている心理学で人を動かす!超カンタンなコミュニケーションの方法という記事で詳しくご説明をしています。

かなりコミュニケーションとしては専門的な内容をご紹介していますので、ぜひ参考にして取り入れてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでをまとめると以下のようになります。

  • Webディレクターはディレクション能力とコミュニケーション能力がセット出なければ良いパフォーマンスが発揮できない
  • コミュニケーション能力の各能力を理解する
  • 相手のタイプに応じたコミュニケーション能力を高める

コミュニケーションって、永遠のテーマではありますし、その目的は信頼関係の構築だと思います。

ですので、苦手であっても毛嫌いせずに、(慣れていく部分もありますから)積極的にスキルアップ出来るようにしていけば、自分なりのスタイルが見つかりますよ。

最後に、今回ご紹介した関連記事もご紹介しておきますね。

特に、一番最後の記事を実践してみると、コミュニケーションスキルの威力は倍増すると思いますので、ぜひ取り組んでみて下さい。

それでは、今回はこの辺で。

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