Webディレクター

Webディレクターとしてスキルアップする学習方法【1年は修行】

Webディレクターとしてスキルアップしたい人「Webディレクターとしてスキルアップしていきたいけど、どんなことをすれば早く成長できるのかな?Webディレクターって学ぶ範囲も多いしやることも多そうだけど、みんなどうやっているんだろう?」

この記事は、Webディレクターとしてスキルアップしたい人に向けて、その方法やステップをご紹介していきます。

僕もWebディレクターとして仕事をし始めた時は、かなり悩んでいました。

なぜなら、Webディレクターとしてスキルアップする方法って、体系立てて学べる場や本なども少なく、人に相談しても、そのやり方って全然違いますからね。

ほんと、情報ってあまりまとまってないんですよね。

ここでは、そんな僕がこれまでに経験してきたことや学んできたことを、できる限り体系立てて解説をしていきたいと思います。

この記事を読むことによって、以下のことがわかるようになります。

この記事でわかること

  • Webディレクターとして学んでおきたい知識の範囲
  • Webディレクターとして就職/転職する方法
  • ほとんどのWebディレクターが苦手とするジャンル
  • Webディレクターとしての専門性を磨くトレーニング方法

それでは早速みていきましょう。

Webディレクターとしてスキルアップするポイント

Webディレクターとしてスキルアップする分野って、かなり広いんですよね。

皆さんはどんな事をすればスキルアップできると思いますか?

全く経験の無い人は、まずは知識のインプットを大量にすることしか、僕は突破口はないと思っています。

例えば、以下のような知識ですよね。

Webディレクターのスキルアップとして得ておく知識

  • Webデザインの知識
  • Webプログラミングの知識
  • Webマーケティングの知識

僕個人としては、Webデザイン→Webプログラミング→Webマーケティングの順番で知識を身につけていくのが良いと思っています。

なぜなら、Webディレクターとしての「モノづくり(Webデザイン/Webプログラミング)」に関わる部分の知識をまずはインプットして、その次に「マーケティング」へと知識を広める方が、理にかなっているからです。

また、「モノづくり」よりも、Webマーケティングが得意な人の方が割と多いですからね。

Webディレクターとしてスキルアップ:Webデザインの知識

Webデザインの知識としては、やっぱり以下の知識がポイントになってきます。

Webデザインの知識として押さえておくポイント

  • デザイン(グラフィックデザイン)
  • HTML/CSS

この分野においては、本屋さんに行けばたくさん書籍も売られていますし、スクールなどもたくさんあったりもします。

この辺りはまだ、Webディレクターとしても体系立ててスキルアップしやすいですね。

ちなみに、Webデザイン系のおすすめの本などは、以下の記事でも紹介しています。

Webディレクターのスキルアップとしても必読な本ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

Webディレクターとしてスキルアップ:Webプログラミングの知識

次に、プログラミングの知識です。

ここでつまづく人ってかなりいるかも知れないですね。

プログラミングって、基礎のキソがわかっていないと本当の意味で力にはなりませんから。

それに、Webディレクターとしてチームを率いるのであれば、エンジニアさんやプログラマーさんとそれなりに同じ目線に立ってコミュニケーションが取れないと信頼してもらえません。

ここの信頼を獲得するためにもWebプログラミングの知識はちゃんと身につけておかなければいけない分野だと思います。

これからプログラミングを学ぼうと思う人は、スクールなどを活用するのが一番効果的ですね。

多少お金がかかってしまいますが、その分習得するためのサポートも得られますし、体系的に学ぶことができますので、個人的にもおすすめです。

スクールに関しては、以下の記事でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Webディレクターとしてスキルアップ:Webマーケティング知識

そして、最後にWebマーケティングの知識をWebディレクターとして持っておくと、Webサイトを運用するフェーズで活かせるようになってきます。

一般的なマーケティングの書籍も多いですし、学びやすいジャンルかと思います。

ただ、Webマーケティングやデジタルマーケティングの手法というのもどんどん変わってきています。

このあたりはしっかりポイントを押さえておくべきだとも思いますね。

マーケティングに関しては、以下の記事でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

Webディレクターのスキルアップポイント

Webデジレクターのスキルアップのポイントとして、改めて紹介しておくと以下ですね。

Webディレクターのスキルアップのポイント

  • Webデザイン
  • Webプログラミング
  • Webマーケティング

これらの事をスキルとして習得する具体的な方法については、未経験からWEBディレクターになる為の押さえておきたいポイント!という記事でかなり詳しく解説をさせて頂いています。

学習サイトやスクールの詳細もまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

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Webディレクターとして働くための転職方法

ここまでは、Webディレクターとしてのスキルアップのポイントについてご紹介しましたが、

「じゃ、どうやったらWebディレクターのなれるんじゃい!?」

ということについてもご紹介していきますね。

社内でWebディレクターとしてキャリアアップできる制度がある会社も多いと思いますが、実際、ほとんどの人は転職や就職のタイミングでWebディレクターになる人が多い印象がありますね。

僕自身も、Webディレクターとして転職しましたから。

既にデザイナーやフロントエンドエンジニアなどのお仕事をつかれている人で、Webディレクターになりたいという方は、WEBディレクターなるオススメ転職エージェント3選【経験者限定】という記事で、転職エージェントのご紹介をしています。

また、転職エージェントの活用方法についても触れていますので、これからWebディレクター職のお仕事を探される人は、ぜひ参考にしてください。

割とガチで方法についてはまとめてます。

 

Web業界について全くの未経験の方でしたら、未経験からWeb業界に転職する3つの方法【スキル習得は必須です】という記事をご覧ください。

こちらは、先ほどの知識習得において学べるスクールと転職エージェントのご紹介をしています。

なぜここでご紹介したような記事を書いているかというと、僕自身が採用担当としてもこれまでにWebディレクターさんやデザイナーさんの採用に関わってきたからです。

面接をしていても、「ちょっとこの人、もう少ししっかりとインプットしてたら良いのになぁ〜」と思うこともしばしばありました。

こういう、

 

ちょっとの“差”

 

で、転職活動がうまくいっていない人も多いと感じ、あと一歩の部分を補えればと思ってご紹介してます。

必ずしもこれが「正解」というものでもありませんが、少しの参考になれれば嬉しいですね。

Webディレクターがスキルアップで差別化できるジャンル

割と、Webディレクターで差別化をするポイントって知られていないと個人的には考えておりまして、ここではその点についてご紹介しておこうと思います。

それは、

 

ビジネス知識

 

です。

Webディレクターって、クリエイティブな仕事でもありますから、ほとんどの人はクリエイティブに関連する分野の知識を身につけたりスキルアップをしようとしたりしています。

でも、世の中的にはみんなビジネスとして従事している人が多いわけでして、そのビジネス全般の知識を身につけようと思うWebディレクターって少ないと思ってます。

このビジネス知識を持っているかいないかで、かなりWebディレクターとしては差別化できますね。

具体的には、中小企業診断士という資格の勉強でビジネスや企業経営の知識って最低限のところは身につけられるかなと思っています。

具体的な方法については、ディレクターの必須科目!ビジネス理解力は中小企業診断士で補う理由という記事で詳しくご紹介していますので、ご覧いただければと思います。

他にも、ビジネススクールなどへ通うとかして、知識や人脈を作っていくということも考えられます。

ただ、ある程度の概要や経営の仕組みについて理解しようと思ったら、中小企業診断士の内容でも十分に詳しく学べると思いますね。

初めはとっつきにくかったり、興味が持てなかったりもするかも知れませんが、インプットをしておくと、役立つ機会というのは頻繁にあると思いますので、毛嫌いせずにやってみると良いですね。

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Webディレクターとして専門性を高めるトレーニング方法

日々ディレクターとしての専門性を高めるにはどのような事をしておくと良いでしょうか?

ディレクターとしてもっともクリエイティビティが発揮できる場面の一つに、ワイヤーフレームの制作がありますよね。

ワイヤーフレームを構築するスキルについては、日々のトレーニングで実践可能です。

むしろ、さまざなまWebサイトの分析をする日々の習慣としても、ワイヤーフレームを書くという習慣はWebディレクターのスキルアップに繋がります

ワイヤーフレームについては、ワイヤーフレームのシンプルな書き方とおススメ本5選【初心者向け】という記事で詳しくその書き方に関してご紹介していますので、ぜひ実践してみてください。

 

また、専門性以外でも、思考力を日々鍛えるようなトレーニングをするべきです。

論理的思考やアイディアの発想方法は、クリエイティブな業務をこなすWebディレクターに必須の能力です。

この思考力はどの分野においても求められますし、「言語化する/説明をする」という行為はWebディレクターの責任範囲となってきますので、日々トレーニングを重ねる事をおすすめします。

思考力を強化する方法については、【決定版】思考力を高める効果的なトレーニング方法3選【ノート術】でまとめていますので、読んでみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでご紹介したポイントをまとめると以下のようになります。

  • WebディレクターとしてのスキルアップはWebデザイン/Webプログラミング/Webマーケティングの3つの分野がある
  • Webディレクターとして働くためにも、転職エージェントを使うべき
  • Webディレクターとして差別化するにはビジネス知識がおすすめ
  • Webディレクターとして成長するトレーニング方法はワイヤーフレームを書くことと思考力を鍛えることがおすすめ

ここでご紹介した事を実践しようと思うと、やはり最低でも1年くらいのWebディレクターとしての修行期間が必要じゃないでしょうか。

僕も2年半くらいは修行と思って色々と勉強しながら実践を積み重ねてきました。

その結果、大きなクライアント先での常駐業務も難なくこなせるようにもなりましたし、仕事の効率や進め方についても、割とうまく回せるようにもなりましたね。

まずは一つ一つ、興味の持つことができる分野から、実践してみてください。

また、記事内でも関連書籍をいくつかご紹介していますが、ここで改めてまとめておきますね。

それでは、今回はこの辺で。

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