コインチェックさんから仮想通貨のNEMがハッキングによって流出してしまう事件が起こってしまいましたね。
それによってコインチェックさんの体制などの責任が問われる報道も多いですね。
僕自身もコインチェックさんはユーザーの1人ではありますが、個人的には頑張って欲しいなと思います。
早くから仮想通貨の取引事業を始めている会社さんですし。
それに、今回のような事件は他の事業者さんにもまだまだ起こり得るとも思います。
ちなみに、僕はビットフライヤーさんも使わせてもらってます。
仮想通貨自体の発展にはとても僕はポジティブに捉えていています。
今後世の中がもっと仮想通貨に対しての認識が広がっていくと良いと考えていて、その中でもコインチェックさんやビットフライヤーさんは応援している会社さんです。
今回は、僕なりに考えている今の仮想通貨人気に至るまでの流れを振り返ってみました。
仮想通貨が人気の理由
どうして仮想通貨がとても流行っているのか。
基本的には投機目的による人気が加速したのだと思います。
ビットコインをはじめとした価格の上げ下げが激しいですからね。
短期にボラトリティの利益化が見込めますよね。
今後どうなっていくか分からない分野という事で、その先進性に魅力もありますから、よくわかっていなくても持っておこうと考えている人はきっと多いのではないでしょうか。
法定通貨以外の選択肢
ですが、僕が仮想通貨を応援したい理由はもう少し別のところにあります。
それは、国家や法定通貨自体の価値が変わろうとしてきているのと感じているからです。
例えば、ユーロからイギリスが離脱するなどの動きがあったり。
スペインのカタルーニャが独立するという動きが過熱していたり。
これは、これまでの国家や共同体という枠組みが大きく変わろうとしていますよね。
その中で、その国の通貨しか持っていないという事が果たして良いのかという疑問がわいてきます。
通貨にも我々が選択肢を持つという気づきを得るには、法定通貨ではない仮想通貨の存在は貢献してくれると思っています。
国からの独立って、もしかしたら日本でも起こるのかも知れませんしね(まだあまり現実味はないですけど)。
デジタル化による通貨の役割
紙幣や貨幣を持ち歩かなくても、サービスや商品が交換できる手段としては、デジタル通貨というのは便利ですよね。
僕なんかはついうっかり使ってしまうのでクレジットカードは持たないようにしてますが。
どの仮想通貨が今後主流になっていくかはまだ分かりません。
それに、支払い手段に仮想通貨がまだ浸透していませんから、もう少し時間は必要かも知れませんね。
ちなみに、仮想通貨は暗号通貨とも呼ばれています。
この辺りは技術的な知識をしっかり持たないと理解しがたいところかと思います。
僕も暗号通貨としての技術的な勉強は滞っているので、また学んだ時にここでもまとめておきたいと思います。
利用するユーザーがきちんと理解をする事から始めよう
今回の仮想通貨流出の事件はとても残念です。
僕はテクニカルな事の詳細は分かりませんが、まだまだ課題が多い分野であるということは再認識できたと思っています。
ただし、この人気に乗じようとしていた事業や草コインに対しての見方を改めて考えさせるキッカケにもなったのではないかなと考えてます。
利用する側がキチンと技術的なものや、取引所の体制などをよく理解した上で利用をするというのが大事です。
まとめ
コインチェックさんはこれから大変な時期を迎えるとは思いますが、頑張って事業を続けて欲しいですよね。
早くから仮想通貨の事業に取り組んで、ユーザーに対して真摯な姿勢で取り組んできた企業であるからこそ、この事態を乗り越えて欲しいと思ってます。
日本は比較的に仮想通貨に対して寛容な国ですが、今回の事件の影響でまた変わってくるかも知れませんね。
まだまだ発展途上の分野であるからこそ、見極められるようになっておきたいテーマです。
【後日談】
日本もどんどん厳しくなってきていますね。
これまで寛容的だったのですが、仮想通貨事業者への規制強化も進んできています。
ここからどのように発展していくか、これからが正念場なのかもしれませんね、仮想通貨は。
仮想通貨の発展から生じるニューエコノミー社会を考察という記事でも、これからの社会に関して考えてみてますので、ご興味があればご覧ください。

それでは、今回はこの辺で。