
Webディレクターとしてスキルを身につけたい人「Webディレクターとしての必要なスキルを知りたいな。Webディレクターってどんなスキルが大切なのかわかりにくいんだよな。どんなふうにしてスキルを身につければ良いんだろう?」
Webディレクターに必要なスキルを知りたい人もいますよね。
この記事では、以下のことがわかるようになります。
Webディレクターの必要な最低限のスキルがわかる(でもかなり役立つ)
僕自身がWebディレクションを行ってきたさいに試行錯誤して、後から身につけたスキルばかりです。
ただ、だいたいのプロジェクトにおいて本質を押さえることにつながったので、かなり効果も高いです。
今回は、そんなWebディレクターに必要なスキルについてご紹介してまいります。
ちなみに、ディレクション能力を高めたい人は「ディレクション能力で大切な3つの能力【思考と行動を積み重ねてスキルと年収とキャリアを確実に上げる方法】」でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
Webディレクターに必要なスキル:やっぱり技術は大切です

Webディレクターに必要なスキルは以下です。
- プログラミングスキル
- Webマーケティングスキル
- UXデザインスキル
- ライティングスキル
以下では、それぞれのスキルについて解説して行きます。
プログラミングスキル:技術の詳細まで把握するためです
Webのプログラミングスキルはほとんどマストで必要ですね。
このプログラミングスキルがないと、クライアント、デザイナー、エンジニアとのコミュニケーションができず、プロジェクトが進められないことが多く起こります。
さらに、Webサイト全体の構造の理解もできないケースも多いので、ここはしっかりとスキルとして身につけておくと良いです。
例えば、以下のようなプログラミングスキルです。
フロントエンド
- HTML/CSS
- WordPress(CMS)
- javascript、jquery
バックエンド
- PHP or Ruby
- MySQL
- CakePHP・Lalabel・Ruby on Rails
下の方になればなるほど、難易度も上がりますけどね。
プログラミングスキルに関しては、個人的にはスクールなどで学ぶほうが効率が良いと思ってます。
独学ですと、学習ペースが遅いので、スキル習得に時間がかかりますね。
以下のスクールなど、ぜひチェックしてみてください。
- TechAcademy:作りながらじっくり学べます
- CodeCamp:Web系の学習には定評のあるスクールです
- TECH::CAMP:教室でも学べるスクールです(主要都市です)
『【社会人必見】プログラミングが学べる入門者向けおすすめスクール』という記事で詳しく解説してます。
仕事の幅や、Webディレクターとしてのキャリア以上のリターンが、将来的にも得られますね。

Webマーケティングスキル
Webマーケティングも、学んでおくべきスキルですね。
Webサイトの設計段階で考慮すべき点を身につけておくと良いですね。
例えば、以下のような点ですね。
- SEOの観点からサイトを構築する
- Googleアナリティクスでのサイト分析
- 広告での集客やコンテンツマーケティング
この辺りは、『WebディレクターがWebマーケティングのスキルを学ぶと良い理由』で詳しく説明をしています。
また、スキルの習得するのに良いのは、以下のサービスを利用すると早いですね。
- Udemy:Webマーケテイングも学べる動画サービスです。
- TechAcademy Webマーケティングコース:オンラインスクールです。
一度学んでおけば、知識のブラッシュアップは必要ですが、汎用性の高いスキルです。
これも費用対効果は高いですね。

UXデザインスキル
UXデザインも、Webディレクターにとっては大切なスキルセットですね。
Webサービス全体の企画・プランニングから、ビジネスの視点まで。
ビジネスプランニングのスキルにも近いですね。
例えば、以下のようなことですね。
- ターゲットユーザーの明確化
- マネタイズモデルの構築
- ユーザーのチャネル戦略
- ユーザーの行動デザイン
- サービスの価値の創出と顧客獲得
・・・もっとありますけどね。
UXデザインについては、以下のサービスでも学習可能です。
また、おすすめ本も『UIとUXのおすすめ本10選【基礎からしっかり自分で学べます】』でご紹介してます。
UXデザインは、Webディレクターとしてビジネスの面もしっかり考えられるようになる、必須スキルです。

ライティングスキル
ライティングのスキルも、Webディレクターには必要なスキルです。
なぜなら、Webサイトでユーザーに行動を起こさせるのは、Webサイトに書かれているライティングですからね。
例えば、以下のような感じです。
- 欲しいなと思わせる文章
- 必要な情報にたどりつかせる文言
- 自分にマッチしていると思わせる情報
- ユーザーの目を引くコピー
ライティングに関しては、以下の本がとても学ぶ点が多いです。
具体的にサイトを設計をする際にも、導線を考える時などとても役に立ちますので、必読ですね。
Webディレクターに必要なマネジメントスキル

マネジメントスキルは、Webディレクターのディレクション業務において必須のスキルです。
よく、「コミュニケーションが大事」という人もいらっしゃいます。
が、それは大前提ですね。
Webディレクターでなくても、「コミュニケーションスキル」は大切ですから。
ここでは、Webディレクターとして、一歩踏み込んだスキルを紹介して行きます。
- スケジュール・タスク管理スキル
- ネゴシエーションスキル(交渉力)
- 問題解決スキル
ひとつひとつみて行きましょう。
スケジュール・タスク管理スキル
スケジュール管理や、タスク管理スキルというのは、Webディレクターにとって最重要なスキルです。
なぜなら、Webサイトというものづくりにおいて、納期や、やるべきこと全てを管理する必要がありますからね。
これがうまく段取れなかったり、調整できなかったりすると、いつまでたってもWebサイトは出来上がりませんよね。
当たり前といえば、それまでですけど。
「段取り」について、とてもわかりやすく解説してくれているのが、以下の本です。
タスク管理については『Webディレクターのタスク管理のコツ【参考になる本とツール紹介】』でもまとめています。
正直、一番重要ですので、ぜひ見てみてください。

ネゴシエーションスキル(交渉力)
コミュニケーションに近いスキルとして、ネゴシエーションスキルを学んでおくと、Webディレクターの仕事をとても助けてくれますね。
- 相手が望んでいることは何か?
- どうすれば相手をうまく動かせることができるか?
- 自分の目的を達成するために、何を用意しておくべきか?
このようなことを考えて、コミュニケーションをとっていくのがネゴシエーション(交渉力)です。
実際の「人」を動かすスキルですね。
以前にも『「ゲーム理論トレーニング」から考えるWebディレクターの交渉術』という記事で紹介してます。
Webディレクターの交渉の観点などについても解説してますので、参考になりますよ。

問題解決スキル
問題解決スキルは、コミュニケーションについで、ビジネススキルとしては必須のスキルですよね。
ただし、単に論理的思考ができるというだけでなく、実際にモノゴトを解決するための行動がともなうことが本質です。
例えば、以下のような点ですね。
- クライアントニーズを満たす提案は何か?
- プロジェクトがなぜうまく進まないのか?
- 予算の厳しいプロジェクトをどうやってうまく進めるか?
Webディレクターに起こり得る問題は、上記のようなことも多いですね。
プロジェクト毎に問題は異なりますが、それをひとつひとつ解決するのも、Webディレクターとして必須スキルですね。
問題解決力を高めるおすすめ本10選【基本から実践まで身につける】でも参考になる本を紹介しています。
基本と実践をセットで意識すると、かなりデキるWebディレクターに近づきますね。

まとめ:デキるWebディレクターになる要件
いかがでしたでしょうか。
これまでをまとめると、以下のようになります。
- Webディレクターは専門スキルを高め続ける職種
- 論理と行動の両方のスキルを持った人がデキるWebディレクター
ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。
それでは、今回はこの辺で。