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デザイン思考が理解できるおすすめ本10選【本質は手を動かし試行錯誤から始まるビジネスへの利益と社会実装】

悩んでいる人
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デザイン思考について知りたい人「デザイン思考のおすすめの本を知りたいな。デザイン思考ってよく聞いたけど、どんな思考法なのかよくわかってないし。デザイン思考を理解するにはどんな本を読めば良いんだろう?」

このような疑問にお答えしていきます。

こんにちは、JOEです。

今回は、最近特に注目を浴びているデザイン思考という考え方についてご紹介していきます。

この記事を読まれている人は、もしかしたら以下のようなニーズをお持ちかもしれませんね。

デザイン思考を身につけたいと思っている人のニーズ

  • 新しい事業のアイディアを作っていきたい
  • 何が世の中に価値があるのかを着実に見極めていきたい
  • 他と差別化したり競争優位になるようなサービスを作っていきたい

イノベーションや新規ビジネスを考えるにあたって、「デザイン思考」という言葉はよく耳にしましたね。

実際に僕も、デザイン思考についてはけっこう関連した書籍などで勉強をしたつもりです。

調べていくと、デザイン思考の原点となる考え方をしている名著とかたくさん出てくるんですよね。

この記事を読むことによって、以下のことがわかるようになります。

この記事でわかること

  • デザイン思考が身につくおすすめの本
  • デザイン思考と論理的思考の使い分け方
  • デザイン思考がリアルに学べる学習分野とおすすめサービス

ビジネスやサービスを企画したり、実際にプロトタイプから作り込む際にも、デザイン思考というのは考え方として役にたちますね。

今回は、『デザイン思考が理解できるおすすめ本10選【本質は手を動かし試行錯誤から始まるビジネスへの利益と社会実装】』と題してご紹介してまいります。

それでは、さっそくみていきましょう!

関連するおすすめ記事:思考力が高まるおすすめの本20選【結論は半年以上考え続けること】

もくじ

デザイン思考が理解できるおすすめ本5選

デザイン思考などで紹介されている手法は、スタートアップのビジネスやビジネスモデルの構築などでも良く活用されてきています。

乱暴な表現をしてしまうと、「デザイナーのように深く考察しつつ課題解決を考える思考法」と、僕自身は解釈しています。

細部にわたって疑問を持ちつつ、抽象化されるようなコンセプトを考え続けるその姿勢は、ある種、これまで受けてきたような教育の思考方法とは全く異なりますね。

デザイン思考が理解できるおすすめ本5選

  • クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法
  • まんがでわかるデザイン思考
  • 21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
  • デザイン思考が世界を変える
  • デザイン思考の先を行くもの

これらをご紹介していきます。

正直、訓練に訓練を重ねないと、身につくものでもないのかなと考えています。

とはいえ、その姿勢や方法論を知っておくことで、出来る部分から取り入れていけば良いと思います。

ちなみに、『クリエイティブな仕事がしたい人が読んでおくべきおすすめ本10選』でも、近しい本をご紹介してます。

デザイン思考のおすすめ本①:クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

これは、一時期とても有名になった本ですね。

デザイン思考の前に、クリエイティブな思考を持った人のマインドを身につけるための本です。

一言でいうと、「意思を持ち、自分の信じた道を行く」という内容でしょうか。

めちゃくちゃカッコいいですけど、やっぱりちょっとビビります。

でも、きっとイノベーションや新しいビジネスを作って行くっていうのは、そういうことの連続だということがこの本でわかりますよ。

ちなみに、もっとクリエイティブな思考を身につけたい人は、「クリエイティブな仕事がしたい人が読んでおくべきおすすめ本10選」でもおすすめ本をご紹介しているので、よければ参考にしてみてください。

デザイン思考のおすすめ本②:まんがでわかるデザイン思考

「まんがかよ?」って、思う人もいるかもしれないですね。

全体像を理解したりするには、ストーリーとビジュアルを活用すると記憶に定着しやすいです。

デザイン思考についてざっと理解したり、人に説明できるようになるのには、すごく理解が深まる一冊ですね。




デザイン思考のおすすめ本③:21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

こちらは、デザイン思考の概要と、使えるツールや思考のプロセスについてわかりやすく解説をしてくれている一冊です。

個人的には、仕事にすぐ活かせたりもしたので、すごくおすすめですね。

カスタマージャーニーやペルソナなどの作り方も、簡単に紹介されているので、サービス企画にはとても良いおすすめの本です。

デザイン思考のおすすめ本④:デザイン思考が世界を変える

デザイン思考を日本の中に広めた第一人者的な役割を持っている本じゃないでしょうか(勝手に思ってるだけだけど)。

デザインファームのIDEOが扱っってきた事例も豊富に乗っているので、具体的な部分を知りたい人は、読んでみると良いですね。

ちなみに、クリエイティブな仕事がしたい人は「クリエイティブな仕事がしたい?オススメ本と転職エージェントまとめ」でもご紹介していますので、よければチェックしてみて下さい。

デザイン思考のおすすめ本⑤:デザイン思考の先を行くもの

世の中が「こうなるからこうする」という視点から、「自分がこうしたいからこれをする」という視点にたった、これまでとは少し違ったアプローチをとっている本ですね。

本当の意味での、「0→1」を作る方法がまとめられている、気合の入った一冊です。

起業や独立を考えている人には、ぜひ読んでもらいたいおすすめの本ですね。



ビジネスとデザインを掛け合わせた思考を身につけるおすすめ本5選

こちらでは、ビジネスとデザインを掛け合わせた「デザイン思考」について学べるおすすめ本をご紹介していきます。

もう少しこちらでは一歩踏み込んでご紹介しています。

ビジネス側から見たデザインの活用方法や、どのようにしてサービスや商品を世の中に送り届けるかといった視点での仕掛けとしてのデザインなど、ご紹介しています。

ビジネスと掛け合わせた「デザイン思考」が学べるおすすめ本

  • デザインマネジメント Why do you need design?
  • デザインと革新
  • This is Service Design Doing サービスデザインの実践
  • バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る
  • 「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義

こちらでおすすめのデザイン思考が学べる本をみていきましょう!

デザイン思考のおすすめ本⑥:デザインマネジメント Why do you need design?

まずは、「デザインマネジメント」というおすすめ本です。

デザインマネジメントは、デザインをビジネスの根幹にとらえたビジネスの手法であるとこの書籍では解説されていますね。

ポイントは、「顧客価値を探る多様な視点を取り入れる」という点にあります。

また、さらに顧客に届けるためのアプローチや実践方法も取り入れた概念でもあります。

現場の人がより俯瞰的にビジネスについて学べる名著だとも思いますね。

デザイン思考のおすすめ本⑦:デザインと革新

デザインの世界では何度も表彰されている太刀川さんが書かれた書籍ですね。

「デザインと思考術」について執筆されたかなりおすすめ本です。

いいデザインとは何を指すのか、未来を創造する価値とは何か、それらが一体どのように創られるのかについて書かれています。

デザイナーではない人も読まれていますね。

よりイノベーティブなサービスを生み出していきたい人は、ぜひ読んでみてください。

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デザイン思考のおすすめ本⑧:This is Service Design Doing サービスデザインの実践

サービスデザインの実践の完全マニュアル的な一冊ですね。

ビジネスや政策、公共サービス領域においても活用できるよう、事例も豊富に紹介されています。

リサーチ、アイディエーション、プロトタイピング、実装、そして組織への根付かせ方までが網羅的に手法と事例がまとめられています。

カスタマーエクスペリエンス(CX)、新規事業開発、イノベーション、共創に関心のあるすべてのビジネスパーソンへおすすめしたい一冊です。

デザイン思考のおすすめ本⑨:バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る

世界的なベストセラーでもある『ビジネスモデル・ジェネレーション』の続編となる本ですね。

「価値創造のパターン」を可視化し、やるべき仕事、痛み、利得を解決するような提案が顧客にできるようになることをこの本では目指しています。

利益の出るビジネスモデルを上手にデザインすることができるようになる、これからビジネスを立ち上げたい人にはうってつけの書籍ですね。

デザイン思考のおすすめ本⑩:「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義

デザインの力を使ってブランド力を引き出し、商品を売るのではなく売れるように仕向けることを仕事とする水野学氏。

ブランディングの重要性を解いて、デザインから経営に利益をもたらすことへこだわられていますね。

ブランディングは手段ではありますが、重要なのはその商品が売れたかどうか。

だからこそ、「売る」から、「売れる」というメッセージが込められています。

デザイン思考と論理的思考:両方が必要ですが使い分けも大切です

今回は、デザイン思考を中心におすすめの本をご紹介していますが、同時に必要なのは論理的思考(ロジカルシンキング)です。

それぞれは一体何が違うのか、簡単に解説していきます。

  • デザイン思考:デザイナーがデザインを行う過程で用いる特有の認知的活動を指す言葉である。
  • 論理的思考(ロジカルシンキング):「論理的な」「筋の通った」という意味です。 論理的思考とは、物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法です。

つまり、この2つをしっかり、どのようなときに使うのかを理解した上で、思考をすると効果が非常に高まりますね。

ぼくの中では、価値を創造するときに思考するツールがデザイン思考というイメージですね。

論理的思考は、課題を解決するための思考ツールですね。

結構性質が異なりますし、事業のアイディアを考えるときにはデザイン思考は使えますが、問題解決にはどちらかというと論理的思考が適していますよ。

この使い所を誤ってしまうと、ちょっと筋が悪い内容になってしまいますので、注意してみてくださいね。

ちなみに、論理的思考を身につけるのにおすすめの本は「論理的思考(ロジカルシンキング)が身につくおすすめ本15選【昔の本ほどやっぱり良書。あとは鍛える練習】」でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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デザイン思考が実践で学べる取り組み

ここからは、デザイン思考が実践で学べる取り組みについてご紹介していきます。

この記事を読んでいる人は、何かしらサービスを作っていたり、新しい価値を社会に届けたいと思っている人だと思います。

そのようなニーズを持っている中で、実践を通じてデザイン思考が学べるのが一番だと思います。

もちろん、ここまでご紹介したような書籍を参考にしていただきなら、以下のような取り組みをしてもらえると良いですね。

デザイン思考が実践で学べる取り組み

  • 実際にビジネスを立ち上げて事業運営する
  • デジタルマーケティングを通じて商品を届ける
  • Webデザインやプロダクトデザインを実際にする

以下で1つずご紹介していきます。

デザイン思考が実践で学べる取り組み①:実際にビジネスを立ち上げて事業運営する

デザイン思考を実践で学ぶ1つ目の方法は「実際にビジネスを立ち上げる」ですね。

デザイン思考を実際に学ぶのには、やっぱり自ら起業してサービスを提供するのが一番の学びですね。

その分、リスクも背負っているので、真剣身というのもかなり違ってきます。

例えば、新しい価値やアイディアを思いついたら、それをビジネスモデルとして筋が良いのか考えますよね。

経営知識をしっかり備えたり、アイディアが出て来れば、自分で自分の考えたサービスを提供したくなると思います。

ぼく自身も法人を持ってサービスを提供しながら働いていますし、独自でサービスを持つことはかなり面白い生き方ができますよね。

起業に関しては以下の学校でしたら、自分のサービスの相談をしながら起業のための必要なビジネス知識と観点を教えてくれます。

おすすめのビジネス講座

また、経営知識をしっかり学ぶのでしたら、以下のサービスもおすすめです。

ビジネス知識の身に付けるおすすめサービス

ぜひこちらもチェックしてみて下さい。

デザイン思考が実践で学べる取り組み②:デジタルマーケティングを通じて商品を届ける

デザイン思考を実践で学ぶ2つ目の方法は「デジタルマーケティングを通じて商品を届ける」ですね。

デザイン思考は認知的活動でもありますが、その認知的活動をビジネス上で行わないといけないのが、マーケティングです。

そして、ビジネスのキホンのキはマーケティングです。

集客や市場における差別化や優位性がデザインできないでいくら思考を鍛えても、会社として、ビジネスとしては戦ってはいけません。

実は、マーケティングをおろそかにする人も多いんですよね。

分かった気になって勉強したりする人がほとんどいないのかもしれないですけどね。

ぼくの個人的な意見ですが、スクールなどに通ってマーケティングは勉強してください。

とくに、これからはデジタルマーケティングは当たり前に使えないと、個人の時代としても取り残されて行ってしまいます。

ぼくも勉強してきましたが、おすすめのマーケティングのスクールは以下です。

おすすめのマーケティングの講座

個人的にはTech Academyさんにお世話になっていましたが、最近だとデジプロもサービスの幅が広くて人気ですよ。

デザイン思考が実践で学べる取り組み③:WebデザインやUXデザインを実際にする

デザイン思考を実践で学ぶ3つ目の方法は「WebデザインやUXデザインをする」ですね。

実際に自分でWebサイトなどのデザインをすることも、デザイン思考を鍛える訓練方法としては非常に有益な方法です。

デザイン思考は、デザイナーがデザインを行う過程で用いる特有の認知的活動を指す言葉です。

から、実際にデザインすると、ユーザーにどのようにして価値を感じてもらおうか、ユーザーにどのようにして価値を体験してもらおうかという思考になります。

おすすめのWeb・UXデザイン講座

ぼくの知っている人たちは、わりとデジハリのスクールに通っている人たちが多いですね。

やっぱりデザイン系のスクールの中では老舗&大手でもあるので、しっかり学びたい人はデジハリがおすすめです。

番外編:Kindle Unlimitedで知識のインプットの量を増やす

Kindle Unlimitedなど、月額の利用料を支払えば数々の名著が読めるサービスが多いですね。

Kindle Unlimitedの場合、月額980円(税込)で、和書12万冊以上、また、洋書も120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になります。

ビジネス本から漫画、雑誌など、多岐に渡るジャンルの書籍が読めるようになります。

多読をしたり、気になっていた本などがどんどんKindle Unlimitedで読めるようにもなりますので、ぜひこちらも登録しておくことをおすすめします。

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まとめ:デザイン思考に必要なのは本質的な試行錯誤と忍耐力

いかがでしたでしょうか。

本を読んだ後は、必ず実践のフェーズに入りますよね。

クリエイティブな思考やデザイン思考で必ず立ちはだかるのは、「最初はうまくいかないことがほとんど」ということですね。

ですので、何度もチャレンジして、試行錯誤を繰り返していく必要があります。

また、上手くいくまで継続できるかという忍耐も大切ですね。

このような事に慣れてくれば、忍耐力も養われると思います。

今回は、『デザイン思考が理解できるおすすめ本10選【本質は手を動かし試行錯誤から始まるビジネスへの利益と社会実装】』と題して、ご紹介してまいりました。

ぜひ、参考にしてみてください。

それでは、今回はこの辺で。

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