働き方

クリエイティブな仕事がしたい?オススメ本と転職エージェントまとめ

クリエイティブな仕事がしたい人「もっとクリエイティブな仕事をしたいと思うけど、どうすればクリエイティブな人間になれるんだろう?クリエイティブな仕事をしてきたわけではないけど、そういう仕事につくことは出来るんだろうか?」

クリエイティブな仕事って、憧れますよね。

僕もそのような仕事に憧れて、今こうして働いていることが出来ています。

クリエイティブって、年々世の中でも重要視されてきている印象があります。

本屋さんなどでも、クリエイティブをテーマにした本などもたくさん出てくるようになりましたらからね。

この記事を読むことで、以下のようなことが分かるようになります。

  • クリエイティブな仕事をするためのマインドチェンジ
  • クリエイティブな仕事の本当の大変さ
  • クリエイティブな仕事につくことが出来る仕事探しの方法

僕自身も、プロデューサーやディレクターとして、何となくではありますがクリエイティブな仕事に関わっている人間のひとりです。

今回は、僕がこれまでクリエイティブな人材になれるように実践してきたことをまとめてご紹介していきます。

何もないところからスタートするよりも、多少は地に足のついた方法なので、最終的には最短ルートだと思いますよ。

それでは早速みていきましょう!

クリエイティブな仕事をするためのマインドチェンジ

クリエイティブな仕事をすると一言で言っても、そもそもクリエイティブって何なのでしょうかね?

僕も転職するまでこの点について曖昧なイメージしか持っていませんでした。

以下では、少しクリエイティブの定義についてご紹介しておきます。

クリエイティブの定義とは

クリエイティブの定義って、あまり知られていないですよね。

ネットで調べると以下のように書かれています。

 

クリエイティブとは、一般的には「創造的である」という意味の英語であるが、特に広告業界においては、広告として掲載するために制作された広告素材などを指す語である。インターネット広告においては、バナー広告に使用する画像などを指すことが多い。(引用:weblio辞書「クリエイティブ」より:https://www.weblio.jp/)

 

確かにそうなのですが、もう少し踏み込んで定義をすると、以下のようになると言われています。

クリエイティブの定義

「マーケットが受け入れる創造的なプロダクトや制作物などのこと。」

マーケットが受け入れるというのが、重要なポイントです。

マーケットが受け入れるということは、市場がそのクリエイティブを「良い」と認めて、みんながそれをカッコイイ、欲しい、イケてると感覚や感情で思うことを意味しています。

確かに、

「俺が作ったクリエイティブを見よ!」

と言われても、

 

…ダサぃ。

 

と感じたら、それはちょっとイケてないですよね。

合理的にみても、実際に売れていなかったりした場合、それは「クリエイティブな仕事をしていない」ということになってしまいます。

いわゆる、独りよがりなクリエイティブはクリエイティブでは無いということです。

(ちょっと言い回しがややこしい?)

では、実際にマーケットに認められているクリエイティブな人の特徴ってどんな人なのかを見ていきましょう。

クリエイティブな仕事ができる人の特徴

クリエイティブな人の特徴は以下の通りです。

  • マーケットをとにかく意識している
  • マーケットを認めさせるために圧倒的な高い基準を設定する
  • 最後までやりきる

やっぱり、マーケットというのを非常に意識をしています。

そして、そこに受け入れてもらうためのありとあらゆる妥協を許さない。

そのような姿勢で、日夜ものづくりを実践している人が、クリエイティブな人と言って良いと考えています。

クリエイティブな人になるマインドチェンジ

それでは、今までクリエイティブでなかった人がどのようにしてクリエイティブな姿勢を身につけていくことができるか。

その答えは、

努力と忍耐力!

…何でもそうだろ!ってツッコミが入りそうw。

でも、一言でいってしまうとここに尽きますよね。

とはいえ、僕がこれまで参考にしてきた本などもありますので、以下では何冊かご紹介しておきます。

クリエイティブな人になれる参考になる書籍

ここでは、クリエイティブな仕事をしたい人の参考になるおすすめの本をご紹介していきます。

クリエイティブマインドセット

こちらはデザインファームを経営されている方が書かれた書籍です。

クリエイティブな人材へと変化していくための、心の在り方や方法についてまとめてくれている本ですね。

序盤の部分だけでも、意識改革には大きなインパクトを与えてくれる本です。

少し真面目に書かれているので、サクッとは読みづらいかもしれませんが、しっかり理解したい人にとってはオススメです。

センスは知識からはじまる

こちらは、このブログでもなんどもご紹介している良書ですよ。

まずはインプットをたくさんして、知識として持っておくことですね。

クリエイティブな事って、なかなか言語化しにくいことが多いと思いますが、それをしっかり知識として体系立てて持っておいて、言語化していく作業でもあります。

なぜこのデザインが良いか?とか、語れなければ相手は動きませんから。

そのようなことを示唆してくれる良い本ですね。(あと、読みやすい)。

すべての仕事はクリエイティブディレクションである

こちらは実際にクリエイティブディレクターとしてお仕事をされてこられてきた方の実践的な指南書と言っても良い書籍ですね。

コンセプトの作り方やマーケットをどのように見据えるかを具体的に書かれている本です。

実際にクリエイティブな仕事につかれた人は、ここの書籍をご覧頂くのが良いですね。

クリエイティブな仕事の実態

ここまで見てきて、やっぱりクリエイティブな仕事につきたいと思う人もまだまだ多いのではないでしょうか。

やっぱり、カッコいいですからね。

そんな人の気持ちを削ぐ訳ではありませんが、クリエイティブな業界で勤めている人の実態についても述べておきたいと思います。

クリエイティブな人の仕事(Web業界限定)

クリエイティブな仕事をしている人の職種を、以下では列挙しておきたいと思います。

  1. プロデューサー
  2. ディレクター
  3. デザイナー
  4. UXデザイナー
  5. UIデザイナー
  6. エンジニア
  7. プロジェクトマネジャー
  8. コピーライター
  9. ライター
  10. 動画クリエイター
  11. カメラマン

僕が見てきたWeb業界に限ってですが、上記のような職種の人が主には働いていますね。

皆さんは、どの仕事につきたいとお考えでしょうか?

クリエイティブな仕事は給与も労働環境も大変な場所

エンジニアやプロジェクトマネジャーの職種の人は、今は非常に人手不足ですし、給与も高騰し続けています。

逆に、それ以外の職種の人は、意外と過酷な労働環境だったり、働く姿勢を求められたりもしますね。

なぜなら、先ほどもあげたように、「マーケットに受け入れられるか」という厳しい基準を自ら設定したり、周りからも求められるからです。

ここに、甘えも妥協もあっては、クリエイティブなモノを世の中に出すことはできません。

また、仮に出せたとしても、世の中から受け入れられず、評価されないという厳しい現実が待っているからです。

さらに、デザイナーやディレクターのお給料も、今では少しずつ高まってきてはいますが、エンジニアほど高騰はしていませんね。

この理由は、デザインやモノづくりに対する日本社会の風習もあります。

もともと言語化しずらいものを形にしているので、発注者側も理解をしてくれなかったり、コストを抑えようとしている面が大きいからです。

だからこそ、予算の確保ができなかったり、コストマネジメントの難しい仕事であったりもする点は、理解をしておいたほうがいいですね。

クリエイティブな業界の構造

また、広告業界を含めた、クリエイティブな業界の構造も原因となって、クリエイターさんたちの働く環境を悪くしている側面もあります。

大手広告代理店がクライアントとの広告の話をすることが多く、実際にクリエイティブを生み出す人は、その下の会社に所属していることがほとんどです。

いわゆる、下請けというやつですね。

例えば、以下のような状況というのは広告業界あるあるです。

大手広告代理店の担当の方が夕方ごろにクライアントと打ち合わせをして、「その内容を翌日の朝までにデザインにして欲しい」というオーダー。

(ん?寝ないで仕事しろってか?って思いませんか?)

このようなオーダーを、下請け企業はよく受けます。

下請け企業としても、売上を作るためにも、このような無茶なオーダーを受けざるを得なかったりもします。

ここ数年はこのようなことは多少無くなりつつありますが、一部のクライアントワークをしている代理店さんの中には、このような感覚で仕事を進める人もまだいます。

こういう仕事を受けている下請け企業ばかりではありませんし、このような働き方を修行と思って歓迎するクリエイターの方もいらっしゃいます。

ここまでくると、働き方と価値観のバランスだと思いますので、よくご自身で基準を設けておく方が良いですね。

とはいえ、自分たちで関わったものが世の中に出るというのがクリエイティブな仕事の醍醐味です。

実力もつけながら、また、自分の実績にもなる仕事に関われるということもクリエイティブな仕事の重要なポイントですよね。

クリエイティブな仕事が探せる転職エージェント・求人サイト

以下では、クリエイティブな仕事の求人をよく扱っている転職エージェントと求人サイトをいくつかご紹介していきます。

レバテックキャリア

レバテックキャリアはIT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービスです。

IT/Web系に特化していて、案件数も4000件を超えるほどの大きな転職エージェントです。

転職の条件面の交渉などもレバテックキャリア側がしてくれるので、本気度が増してきた時はかなり味方になってくれるエージェントだと思います。

(以前採用担当していた時も、僕の同僚が給与の交渉されてましたねw)

レバテックキャリアのご登録はこちら ≫

Geekly

Geeklyも、IT・WEB・ソーシャルゲーム業界を専門とした転職支援サービスです。

大手を中心に案件を抱えていて、非公開求人数は2000以上はあるとうたっています。

転職希望者のスキルや経験、職種経験をもとに、多角的に分析してマッチングを行えるのはギークリーの特徴ですね。

こちらも、パワーのある転職エージェントさんです。

Geeklyのご登録はこちら ≫

 

ちなみに僕は、複数の転職エージェントに登録することをいつも推奨しています。

最初の頃は忙しくなってしまいますけどね。

ただ、業界や会社をしっかりと見極めるためには、何社かの転職エージェントを使い分けて、落ち着いて転職活動をする事が一番だと思ってます。

クリエイティブな仕事を長くしていきたいと考えるなら、複数社登録しておくのはリスクを下げる点でもオススメですね。

面接などに関しては、『Web業界特化:面接に受かるための質問と準備の仕方【失敗もある】』でも詳細をまとめていますので、よければご覧ください。

MOREWORKS

クリエイティブ企業を目指すのであれば、MOREWORKSは登録しておくべき求人サイトですね。

自分で興味のある企業を探して応募をする求人サイトですので、ある程度、主体的に転職活動をしたい人にはおすすめです。

Web系・デザイン系のクリエイティブ企業に特化していて、まさにクリエイターのための求人サイトですね。

MoreWorksの特徴

  • 自分のポートフォリオやスキルなども登録できます
  • 企業からのスカウトなども受け取ることができます
  • 企業側の求人にも、得意な分野や制作事例・環境などがみることができます
  • インタビュー記事が仕事の仕方や働き方の勉強になる

メディアとしても、優良です。

ちなみに、僕が求人サイトの制作ディレクションをした際、UXデザインの参考としてもMOREWORKSさんはとても参考にさせてもらってました(検索の軸とか)w

このあたりのサービスデザイン力は凄みがありますので、そんな観点からも登録して使ってみると、良いですね。

MOREWORKSはこちら ≫

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、クリエイティブという観点でお話をしてきました。

過去にも、『未経験からWEBディレクターになる為の押さえておきたいポイント!』という記事でもクリエイティブな仕事につくためのノウハウをご紹介しましたので、ご興味がある方は見てください。

今回ご紹介した書籍やエージェント、関連記事を以下ではまとめておきます。

それでは、今回はこの辺で。

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