どもども、JOEです。
- データドリブン経営とかって流行っているけど、実際にどうなんだろう?
- データ重視のマネジメントってあまり得意ではないけど、本当にいいのかな?
今回は、このような疑問を持っている人に対して、僕なりの意見を発信していきたいと思います。
テーマは、まさにデータドリブンですね。
この記事でわかることとしては、以下のポイントです。
この記事のポイント
- データドリブン経営という言葉の危うさ
- 効率や生産性を追い求めすぎる前に知っておくべきこと
ちなみに、僕個人で言いますと、こういったデータを活用したマネジメントって、めちゃくちゃ憧れるんですよね。
分析して先を見据えて成果を出すとか、めちゃくちゃカッコイイじゃないですか(笑)
と、思いつつも、そんな分析能力も思考力も高くないので、諦めちゃってる節もあったりしますけど。
そして、いろんな会社さんに訪問して思ったのが、効率重視の企業文化ってそんなにいい文化じゃないのかなとも感じています。
特に、日本人には向かない。(と、思う)
確かに流行りではあるのですが、一方で、もっとこれからの組織についてはもっと1対1の人とのマネジメントというのが主流になってくると思いますね。
参考記事としては、以下です。
ですので、今回は「データドリブン経営の危ういところを紹介します【大切な社会性・人間性・生産性のバランス】」と題して、そんなデータドリブン経営の危ういところについてご紹介していければと思います。
それでは、早速みていきましょう!
関連記事:組織マネジメントが学べるおすすめ本10選!【これまでの常識を変える】
もくじ
データドリブン経営の危ういところ
ここでは、データドリブン経営の「危ういなー」と思っているポイントについてご紹介してまいります。
考えのポイントとしては、以下ですね。
データドリブン経営の危ういところ
- 効率重視のマネジメントの傾向
- 生産性が伸びるという甘いミツとその弊害
- 社会性と人間性が弱まり価値提供能力が下がる
このようなポイントですね。
ちなみに、これが決して良くない!と言ってるわけではないです。
ですが、傾向として失われているものがあるなーという視点があります。
そこを埋めていくための提言としてご紹介していきますね。
それでは、以下で1つずつみていきますね。
効率重視のマネジメントの傾向
データドリブンということで、もちろんデータを活用したマネジメント手法ではあるのですが。
これにとらわれ過ぎてしまうと、効率ばっかりを重視して、数値目標が横行してしまうことになりますね。
ですので、「それって、数字を良くしてなんの為になってるんだっけ?」というのが無くなっていることも結構あるということです。
良く、目標は数字・数値化するということを言われますよね。
これは正しいのですが、数字が正義ではないということは改めて言っておきたいポイントです。
生産性が伸びるという甘いミツとその弊害
数値管理していくことで、やっぱり成果としては業績が良くなったり、労働生産性が上がったりもします。
もちろん、それを狙ってやっていることですから、1つの成果として捉えて良いでしょう。
例えば、工場の労働生産性や効率が良くなる、業務効率が良くなるというのは、非常に良いポイントだと思います。
しかし、これは、短期的な視点において。
そういうことは、徐々に機械や人工知能の分野に変わっていきます。
なぜなら、機械や人工知能の得意分野でもあるからですね。
そして、今まさにトレンドとしてAI分野やIoT分野というのは勢い付けて成長してきています。
そこに人間が必死になって頑張っていても、いずれ勝てなくなりますね。
こういう視点も持って、日頃から効率や生産性と向き合っておく必要がありますね。
社会性と人間性が弱まり価値提供能力が下がる
最後のポイントとしては、「社会性」「人間性」の側面が失われて、新しい価値を提供できる能力というのが低下してきてしまいますね。
これは、組織・個人とも両方です。
考えるべき点というのは、生産性・社会性・人間性のそれぞれの視点です。
効率や生産性重視にとらわれてしまうと、残りの2つの視点が非常に弱まり、バランスの欠いた組織にならざるを得ないということです。
例えば、生産性やノルマ達成の為にやってはいけないことを組織ぐるみでやってしまったり(社会性の損失に繋がる)。
また、効率ばかり追い求めて人との助け合いが無くなってしまったり。
それで良いと考える人もいなくはないですけど、あまり日本人的ではないかもしれないですね。
長期的にみて、マネジメントとしてはナンセンスな組織になってしまいますね。
以上が、データドリブンがもたらす弊害としてご紹介してまいりました。
まとめ:生産性・社会性・人間性のバランスを意識したマネジメントがやっぱり大事ってこと
結論としては、この「生産性」「社会性」「人間性」のバランスが大切ってことですね。
正直、これらってめんどくさいところも多いですよね。
なので、人の強みでこのバランスを保っていくのも1つの方法かと思います。
生産性を追求するのが得意な人。
社会性や社会的な意義を追求するのが得意な人。
人間性を重んじるのが好きな人。
こんなように、組織の中でそれぞれを得意とする人がバランスよく保たれていると、きっと組織全体でもバランスが保てるのではないかなと考えますね。
ま、組織マネジメントという視点で今回はお伝えしましたが、ぜひ個人のビジネスにもこの考えを取り入れてもらえるといいのかとも思います。
今回は、「データドリブン経営の危ういところを紹介します【大切な社会性・人間性・生産性のバランス】」と題してご紹介してまいりました。
それでは、今回はこの辺で。
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