中小企業診断士の勉強に興味がある人「中小企業診断士の勉強って役に立つのかな?資格取得は難しいって聞いたけど、どんなメリットがあるんだろう?」
中小企業診断士は日本版のMBAと言われていたりしますね。
MBAコースに通うよりも資格の勉強なので、費用もとても安くおさえて、経営全体のことを詳しく学ぶことができます。
ただ、資格取得の合格率は4%くらいなので、合格するのは難しいですね。
(実際にめちゃ難しかったですw)
僕自身も、中小企業診断士の資格を勉強したことがありました。
【中小企業診断士を学んで良かったこと】
・ビジネスの視野が広がる
・経験してない業界の知識が身につく
・専門じゃない職種の知識が身につく
・企業の懐事情を考えられるようになる
・お金の流れをイメージできるようになる資格自体は取得するのに難関な資格だけど
勉強しておく価値はある。— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
単に勉強だけするのも、メリットとしてはたくさんありましたね。
改めてポイントを整理すると以下です。
中小企業診断士を学ぶメリット
- ビジネス視野の拡大
- 知らない業界知識のインプット
- 知らない職能知識のインプット
- 経営からみたコスト感覚がつかめる
- ビジネスとしてのお金の流れをつかめる
僕自身も、めちゃくちゃ資格試験に時間を費やした訳ではないですが、当時は通勤講座というオーディオブックを聞いて勉強をしていましたね。
その時に活用していたのが以下です。
今はアプリ化もされて動画でも学ぶことができるみたいです。
今回は、「中小企業診断士を学ぶ5つのメリット【資格取れなくてもOKです】」と題してご紹介してまいります。
ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:経済を学ぶ人におすすめの本5選【全体像の理解を助けてくれた良書】
もくじ
中小企業診断士を学ぶメリット①7科目ある中小企業診断士の勉強でビジネスの視野を広げる
【中小企業診断士を学んで良かったこと】
①ビジネスの視野が広がる・7科目あるのでビジネス分野の勉強になる
・得意な分野と苦手な分野の認識ができる
・苦手な仕事もある程度は理解できる幅広い仕事をこなせるようになるには、
いい勉強になったと思います。— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
中小企業診断士の勉強って7科目ありますからね。
具体的な科目は、以下です。
中小企業診断士の科目
- 企業経営理論
- 財務・会計
- 運営管理
- 経営情報システム
- 経済学・経済政策
- 経営法務
- 中小企業経営・政策
内容は本当に細かく詳しく学ぶことができます。
なので、結構覚えるの大変で、資格取得を目指すのはやっぱり難易度高いと思ってましたw
合格を目標とする場合は、かなり時間に余裕を持たせた学習スケジュールを立てないといけませんね。
また、スケジュール通りに学習を進める気力と忍耐力も必要です。
そういう意味では、何かひとつの目標に向かって、「しっかり取り組む」という姿勢は必ず身につきます。
中小企業診断士を学ぶメリット②業界の経営手法の知識が勉強できる
【中小企業診断士を学んで良かったこと】
②経験してない業界の知識が身につく・店舗についても学べる
・工場などの生産管理も学べる
・ITや法律も科目にある全く働いたことのない業界知識を持っておくと
営業やコンサル、ビジネスの立ち上げなどにも
結構役立ちますね。— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
↑このようなこともつぶやいていましたね。
例えば、アパレルで働いたことがなくても、どういう視点で店舗が作られているのかなど理解できますね。
また、工場をどういうふうに運営しているのかなども、勉強することができます。
「これらの知識って他の色んな業界でも活用されているな」と思う内容もたくさんあります。
そこから興味がある分野を深掘りしていけばいいですよ。
また、中小企業診断士の勉強をきっかけに、店舗や工場などの運営に関してのイメージが持てるというのは、ビジネスマンとしてもメリットはあります。
他業種、他業界の人とのビジネスコミュニケーションにおいても、知識として活用できる部分というのは豊富にあります。
一つ得意科目を作ってしまえば、かなり詳しい部分まで入り込んだコミュニケーションも取れるようになります。
そういった意味では、いろんな業界を知ることができる、良いきっかけにもなりますね。
中小企業診断士を学ぶメリット③職種を超えた知識をインプットできる
【中小企業診断士を学んで良かったこと】
③専門じゃない職種の知識が身につく・経理の仕事のイメージがつく
・法務の仕事のイメージがつく
・技術職のイメージが持てる多少の話ではありますけどね。
でも、それぞれの担当者との会話もしやすくなります。その中でも、特に財務は大事ですね。
— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
実際に業務としての能力がなくてもいいですよ。
ただ、経理の人や法務の人の考えていることって、どういう知識がベースになっているのかなど、理解できるようになりますからね。
やっぱり、財務・会計は一番役だった勉強でしたね。
具体的にどんなふうに役立ってますか?
財務・会計の話でいうと、キャッシュフローを意識した組織マネジメントやビジネスモデルの構築などに、とても役立ちますね。
僕もスタートアップのコンサルや中小企業の経営管理などをしてきていますが、必ずといっていいほど、この財務・会計の観点は必要になります。
何か施策のアイディアを思いついたり、事業の方向性を考える際も、お金の管理もセットで考える必要がありますからね。
初めはとっつきにくい分野ですが、中小企業診断士の内容は専門すぎず、薄くもないので、ちょうど良いバランスですね。
中小企業診断士を学ぶメリット④コスト感覚が身につく:財務会計と運営管理
【中小企業診断士を学んで良かったこと】
④企業の懐事情を考えられるようになる・利益の生み出し方を理解できる
・コストのかけ方を考えられる
・財務諸表が読めるようになる要は数字で考えられるとか、
分析がある程度できるようになるので、
どこで価値を生み出しているのかわかります。— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
数字で考えることができますね。
数字=経費=利用目的=生み出す価値
こういう見方ができるようになります。
これができている人って少ないですよ。
これってどういうことですか?
ちょっとわかりずらかったですかね?
要するに、全て数字で置き換えて考えてみたときに、それが会社にとってどのくらいの事業価値を生んでいるのかを考えられるようになるということですね。
よく使われる言葉でいうと、費用対効果や投資対効果ともいったりします。
普段何気なく行なっている時間や行動をコスト計算してみたり、それが会社にどれくらいのインパクトを与えられているのかなどを、自分なりに計算する姿勢も身につきます。
このような感覚を備えているだけで、ビジネスマンとしては優秀だと思われますよね。
中小企業診断士を学ぶメリット⑤お金の流れの全体イメージが持てるようになる
【中小企業診断士を学んで良かったこと】
⑤お金の流れをイメージできるようになる・各科目の関連をイメージできれば
お金の流れはイメージできる
・これはちょっと訓練が必要
・早いのは経営者に教えてもらう
・自分の会社以外で聞いてみる自社の社長に聞くのは都合も悪い事もあるかもw
— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
経済学などでも、企業と社会とでのお金の流れについて学びます。
また、財務諸表の読み方なども「財務・会計」の科目で学びます。
また、企業がどのように運営されているかを学ぶ「運営管理」という科目があります。
この2つの科目が数字としてどのように関連しているのか。
ここのイメージを持てるように、色んな人に聞いてみるのをおすすめしますね。
業界の人とかに話を聞いてみたりするだけでも、理解が深まりますよ。
お金の流れが読めると、どんなことに役立ちますか?
まずは、社会の変化について、経済の視点からキャッチアップできるようになりますね。
例えば、以下のような感じですね。
- どの分野に業界としてお金が流れているのか。
- それってだいたいいくらくらいなのか。
- それは何を目論んで投資をしている人が多いのか。
- その期待値としての金額はいくらなのか。
このようにつかむことができると、次の事業企画や投資についても、会話ができたり、先読みした動きが取れたりもします。
情報提供者としても、かなり重宝されたりもします。
このように情報感度を高められることで、自分自身の価値を高めることに繋がりますね。
まとめと関連情報
ちなみにごめんなさい。
中小企業診断士の資格試験は受けましたけど、
結局一発合格できず、
勉強が辛くなったので再チャレンジはしませんでしたね。ま、あくまでも勉強したことはすごく活かせいていますので、
良かったですけどね。診断士の肩書きがなくても、十分学ぶ価値はあります。
— Joe@QolonyWorksラボ (@QolonyWL) 2018年11月3日
いかがでしたでしょうか。
今回は、「中小企業診断士を学ぶ5つのメリット【資格取れなくてもOKです】」と題してご紹介してまいりました。
自己学習としての投資としては、リターンはかなり大きな勉強だと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。
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