2017年ごろから「5G」というか次の通信技術の話題がされるようになりましたね。
ヤフーの安宅さんや落合陽一さんなどのテクノロジーを最先端に追う方がたも、サクッと「5G」というキーワードを仰ってたりしたので、僕なりに5Gについて色々とまとめてみました。
もくじ
そもそも、5Gとは
5Gを検索すると、総務省のWEBサイトで紹介がありましたので、こちらに少し引用させて頂きます。
5Gは、「超高速」だけでなく「多数接続」や「超低遅延」といった新たな特徴を持つ次世代の移動通信システムであり、ICT時代のIoT基盤として早期実現が期待されている。主要国・地域において産学官の連携による5G推進団体が設立されるなど、世界各国で5Gの早期実現に向けた取組が進められており、我が国においても、2014年9月、「第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)」が設立されている
(引用:総務省|平成29年版 情報通信白書|5G より)
この他にも、NTTdocomoさんのWEBサイトでは、
ドコモは2020年の実用開始をめざして「5G」の研究開発に取り組んでいます。
5GはLTE、およびLTE-Advancedのさらに次となる第5世代移動通信システムです。
5Gによって、例えば、人が密集したイベント会場や大都市エリアで、4K/8Kといった超高解像度動画のストリーミングを快適に楽しめるような世界をめざします。(引用:NTTdocomo |5G(第5世代移動通信システム) より)
などご紹介されています。
国際的に実用開始に向けて研究開発が進められている通信システムなんですね。
なぜ注目を集めているのか
端的にまとめると、
- 同時多数接続化
- 低コスト化
- 低消費電力化
- 大容量化
これらの状態にしていくということで、これがIotの進化が加速していく中でとても大事な技術になるから注目を集めているのですね。
2020年以降から導入スタート
docomoさんが2020年の導入開始を目指しているとありましたが、SoftBankさん、auさんも同様のようですね。
SoftBankさんの場合は自動車メーカーのHondaさんとのコネクテッドカーの共同研究でも少し話題になっていました。
3G〜4Gではどんなことが出来るようになっていたのか
ここで少し超簡単に振り返ってみましょう。
3G時代でどんなことが出来たのかというと、簡単に言ってしまうと「通話」と「インターネット」が出来るようになったと言えます。
次の4G時代では、簡単に言うと「Wi-Fiが浸透して高速化される」ようになったのと、お店などでサクサク無料で使えるようになったという日本での社会変化があげられます。
もちろん、これだけでは無いですが、超簡単に言うとということでご理解ください。
5Gで僕らの生活はどう変わるのか
低コスト化と低消費電力化によって、ウェアラブルデバイスとかスマート家電などがもっと生活の中に浸透してくるでしょうね。
例えばSkypeでのミーティングなんかもウェアラブルグラスをかける事でリアルなコミュニケーションになったり。
技術的には空間そのものを表示させることが可能になるとも言われているので、まさにマトリックスや攻殻機動隊みたいな仮想現実・拡張現実というような夢のような社会がやってこようとしています。
もう少し近い未来だと、自動運転車が自動車同士で通信しあってお互いの車の走行を制御したり補助しあったりできると言われています。
また、インフラとしての5Gは、今のwifiのようにいたるところで通信可能になります。
急に人が飛び出してきても、AIの予測と5Gによって事故が無くなっていく時代がやってくるのではないでしょうか。
人間がそこにいなくても良い時代になる
介護や医療の業界では、実際に人がそこにいなくてもいい時代になるとも言われています。
お医者さんがそこにいなくても手術が可能になったり。
介護業界では、車椅子の患者さんを遠隔でどこかへ連れて行ってあげたりなど。
まとめ
2020年以降、僕らの住む社会は技術によって大きく変わろうとしています。
また、それを作り上げていくことが出来るのも僕らだと思います。
僕らが様々なテクノロジーを活かして様々なソリューションを作っていくことで、世界をリードできる存在になっていければ良いですね。