年末に、くじ運良くGoogle Home mini が当たり、わが家にAIスピーカーがやってきました。
Amazon echoが日本で売られ始めてからずっとAIスピーカーが欲しくて、Amazonで招待の申し込みをしたりしていましたが、全く思わぬところでGoogle Homeが手に入って子供と一緒に遊んでいます。
AIがわが家にやってきて、価格も安いのでこれからどんどん人工知能が生活の中に入ってきましたね。
今回はAIスピーカーから考えるITトレンドについて考えてみたのでご紹介していきます。
もくじ
ガートナーが2017年の予測としていたテクノロジートレンド
2018年にはいってまだ間もないですが、少し2017年について振り返ってみます。
ガートナーが昨年発表していた内容が、
- 高度な機械学習とAI
- インテリジェントなアプリ
- インテリジェントなモノ
- 仮想現実と拡張現実
- デジタルツイン
- ブロックチェーンと分散型台帳
- 会話型システム
- メッシュのアプリ&サービス・アーキテクチャ
- デジタル・テクノロジ・プラットフォーム
- アダプティブ・セキュリティ・アーキテクチャ
と、なっておりました。
詳しくは下記の記事から見れます。
ガートナー、2017年の戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10を発表
これをざっとみていくと、結構AIスピーカーに関連するテーマが多いなという印象です。
そう考えると、2017年はAIスピーカー元年だったんでしょうね。
これからもっと新しくなって売れていくんでしょうし、他の商品にもどんどん搭載されてきそうですね。
Amazon echoとGoogle Homeをちょっとだけ比較してみました。
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- Amazon echo は世界シェアの7割
- Google Home は世界シェアの15%
スキルの数
- Amazon echoのAlexa は25,000
- Google Home のGoogle アシスタントは700くらい
差がかなり今の時点でついてしまってますね。Alexaも牛丼が頼めたりしますもんね。
ちなみにスキルっていうのは、スマホのアプリみたいなものです。
でも、使えば使うほど学習してくれるので、どんどん使って使い倒せば良いわけですよね。
使ってみて感じたこと
僕は運転しませんが、やっぱり車に入ってると便利そうですね。
カーナビを手で操作するのって危ないですから。
あとは、帰ってからタイムシフトでニュースが聞けるのはとても便利だと感じてます。
これからは、出先から家の不法侵入とか鍵のかけ忘れとかを知らせてくれるとか、 カメラ搭載型になって監視してくれるとか、そんな風にどんどん進化していくんでしょうね。
音楽もストリーミングで聴くようになってきたので、今年はスポーティファイとかLineミュージックなんかももっと急速に広がるんでしょうね。
LGの冷蔵庫がAmazonのAlexa搭載になったりしてきて他の産業とのコラボレーションがどんどん進んでいきますね。。
ガートナーが2018年以降を予測するテクノロジー業界に起こる変化を発表
ガートナーが2018年〜21年くらいまでの予測も発表しています。
ビートラックスさんのサイトがよくまとめていたのでこちらにご紹介します。
ニュースでも取り上げていたので、気になったのがディスラプトのところでした。
マイクロソフトがまた台頭してくるか
これによると、デジタルジャイアンツ(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、バイドゥ、アリババ、テンセント) が自分たちで起こしたサービスを自分たちで破壊してまた新たなサービスを作るという話ですね。
確かに、Alexaの検索エンジンはBeingを使用していたり、SiriもBeingです。
スマートフォン時代はGoogle一強の検索エンジンだったのが、音声認識の時代がくると一気に塗り替わるかもしれないですよね。
おそらくGoogleもそんなことはわかっているでしょうから、逆にどんなアプローチをしてくるのか楽しみでもあります。
ちなみに、Beingはマイクロソフトの検索エンジンです。
最近アマゾンとマイクロソフトが協業を強めてきていたりしますし、マイクロソフトといえば、ホロレンズというウェアラブルや、その他にもR&D投資を進めています。
スマートフォンに乗り遅れてしまったマイクロソフトがここへきてまた台頭してくると面白くなりそうですね。
まとめ
Googleも自己否定を迫られる時代ですが、、当然黙ってはいないでしょうね。
反対に、自分たちがピンチになると思ってない人って、きっとまだまだ多い事でしょう。
2017年にはメガバンクも2万人削減を発表したりして、大きな変化の波はきているわけです。
その波を掴んでこちらから乗れるようになれば、きっと面白くなってくると思いませんか?