IoTビジネスやロボットビジネスが盛んになってきていますね。
何か自分でもロボット的なこととかできないかなと、空想はするのですが手は出ないですね。
とはいえ、知っている人がそういう企業へ転生していったり、スタートアップへ参画していったりもしています。
今回は、ここ最近のテクノロジー企業と僕らの関わりについて考えてみたいと思います。
物流会社のテクノロジー化
知り合いがとある物流会社へと転職していました。
その人曰く、
「IT企業で転職して働くというよりは、これまであまりIT化されていなかった企業をテクノロジー企業へと発展させる」
に魅力を感じて転職を決意したみたいです。
確かに、これまで全くIT化が進んでいなかった産業が今にきて急速にIT化を進めている感覚はあります。
恐らくですが、近年の企業好景気がITテクノロジーへの投資へと回っているのではないでしょうか。
特に物流会社では、Amazonを筆頭にかなりの業務効率化が進んでいる印象です。
反対にいうと、みんながAmazonをイメージするから、その様な動きを事業としてつけていこうということなのかも知れません。
実際には、物流会社へ依頼するクライアント企業も、アナログで事を進めている部分というのは多くあるのでしょう。
そのアナログな部分を、クライアントニーズに合わせてITでソリューションを提供できるというのは、トレンドにも乗って期待感を出せる戦略かと考えてます。
そのような点においても、物流とテクノロジーというのはとても興味深いテーマだなと感じています。
ロボットビジネスの活性化
また、少し前から流行っているドローンビジネスも、注目している分野の1つです。
あるスタートアップの会社では、B2Bの事業としてのドローンや他のロボットを開発しています。
クライアントは、例えば大きな工場を敷地内に持っている会社さんだったりします。
そこでは、ドローンにカメラを付けて空中からパトロールをさせるとか。
また、施設内でも小さな車にカメラを付けて施設内のパトロール、備品の管理、在庫管理の連携などをさせています。
人が実際に広い敷地などで管理監督をしないといけない業務をロボットに一部代替させるというビジネスですね。
この会社さんのサービスは、利用者が監視ルートを随時決めることが出来たり、ルーティン化させる仕組みを入れているようです。
業務の設計が自分達で自由にできるというのは、利用者にとってもメリットが大きいのではないでしょうか。
まるで、自分の部下にロボットが配属されたような世界が、もう現実には起こってるんですね。
新しいロボティクスサードパーティ
このロボット企業の会社さんでは、開発者向けプラットフォームを提供していたりもしてます。
実際にロボットを作るSDKやそれを動かすSDKを公開していたりしていて、サードパーティの力を活用しながら発展をさせていこうとしていますね。
最近で有名なのだと、JINSさんのMEMEというメガネも、開発者向けプラットフォームを公開していたりしてますよね。
このようなサードパーティ化というのも、どんどん日本国内でも広がっていくのでしょうか。
特にロボティクスという分野では、こういう取り組みというのを聞いたことがなかったので、新しい動きだなと感じます。
ロボット製作施設としてのコワーキングスペース
DMMラボさんや、他のコワーキングスペースでも変わってきているのが、機械製作が出来るスペースというのが増えてきていますね。
それだけ、それをやってみているユーザーの方というのも多いということでしょうか。
これまでは、企業の工場の中にあったものが、コワーキングスペースのような場所でも行われるようになってきていますね。
そして、それをする個人の方というのも出てきているということですね。
ラズベリーパイといった機械製作キットや、AmazonのAVSというサービスでAlexa搭載製品なども手に入ったりする時代です。
このようなモノをコワーキングスペースのような場で開発するということも、どんどん当たり前の光景になっていくんでしょうね。
…さすがにスタバで組み立てるとか、ないですかね?
自宅もラボ化する
スタバでロボットを組み立てるということはしないかもしれませんが、自宅ではどんどん起こってきそうな予感がします。
一時期ものすごく話題になった3Dプリンターも、今ではコストも下がったり3D制作を簡単に行えるサービスなども発展してきています。
そうなると、一家に一台のプリンターから、一家に一台の3Dプリンターというようなことも起こるのではないでしょうか。
個人的には起こってほしいものです。
それに、サードパーティでのコミュニティもしっかりと形成されていくのではないでしょうか。
まとめ
これまで見てきたように、B2Bのビジネスから個人にまで、ロボティクスにおいてもその神道の速度というのは日に日に増してきているように実感しています。
何とかして僕も、この発展途上の並みに乗りたいものですね。
これからもどんどん情報だけでも追いかけて、またこの場でも情報発信していきたいと思います。