思考・戦略

思考の活性化をうながすアナログ手帳を活用するメリット

先日のことですが、自分の中である発見を致しました。

その時は、単に来週のスケジュールや、やらないといけないことについて、手帳を使ってスケジュールを組んでいたんです。

翌週の計画って、いつも事前に立てようと思ってはいるのですが、結局は週間での予定って曖昧なままになってることがほとんどでした。

この時は、たまたまそれをやれる時間が作れたのでやってしまおうと思ったんですよね。

そうすると、びっくりしたことが起こりました。

無心になって、1時間ほどでしょうか。

かなり集中して手帳に予定や目標が書き込まれていったのです。

ここから気づいた事が1つ。

手帳って、とても難易度が低くて、そして同時に思考を高度に活性化させるツールなんだなと感心してしまいました。

今回は、そんな思考の活性化についてまとめてみたいと思います。

手帳は書くことを限定でき、かつ拡張性が極めて高い

よくよく考えると、手帳というのはかなり面白いツールです。

一見すると、自分の「予定」のみを書き込む為のツールに見えます。

確かに、カレンダーという機能がその役割のほとんどを担っているからです。

ただ、手帳には余白が存在します。

この余白をどのように使うかで、その拡張性ってとても広がりを持たせられるんです。

余白をテンプレート化

この余白を、自分で何を書くかを決めている人とかもいますよね。

あるいは、すでに手帳の印刷がテンプレート化されているものもあります。

例えば、

  • 目標
  • タスクリストのチェックボックス
  • 家計簿などの収支
  • 連絡先

などなど。

余白や残りのページにこのような項目があったりします。

僕は、フランクリンプランナーオーガナイザーを使ってます。

ですので、いろんなテンプレートが一冊の手帳に備わっています。

テンプレートを埋める作業が、思考を活性化させる

僕の場合は、このテンプレートに沿って書くことと、自分でテンプレート(書く項目)を作っているものとがあります。

先日の無心になってやったことって、この

テンプレートを埋める作業

だけだったんです。

ただそれだけしかしていなかったのですが、途中でものすごく自分の頭が活発になっているのを感じました。

単に決まっている項目を書き出すということだけで、これだけ脳が刺激されるというのは、不思議な感覚でしたね。

悩みながら、そして考えながら書くということではありません。

単純な作業としてやっているだけなのに、脳の回転量が上がっていたのです。

アナログの手帳を緻密にやるか

僕はデジタルツールを使って思考するというのが苦手なタイプです。

むしろアナログのノートや手帳の方が考えやすいと感じていたので、意識的にアナログなモノを使っています。

今年に入ってからは、このアナログツールを結構緻密に使いこなそうと意識しています。

  • 手帳などに予定や目標を書き込む量。
  • ノートで考えを洗い出す量。
  • メモ帳にアイデアをメモする量。

これらを意識的に緻密に量を積み重ねていくことで、自分の思考体力を高めようと狙っています。

手帳は思考を活性化させる導入ツール

僕のように、手帳のテンプレートが決まっている場合、それを埋めていくという作業だけで思考が活発化に向かうと思います。

項目を埋めるために脳に考えさせて、書き込んでいく。

そうすると準備運動のように頭が回りやすくなるんでしょうね。

一方で、この準備運動がない状態で、真っサラなノートに思考を書き込もうとすると、何を書いていいかわからない状態に陥ったりします。

そのような状態だと、書くスピードが出なかったり、無駄に悩んだりして手が止まるということになります。

僕のように、考えるのが苦手な人などは、手帳で思考を活性化をした上で、ノートなどのツールを使って深いアウトプットに繋げるようにすると良いのではないかとオススメします。

考えるテンプレートとしてのビジネスフレームワーク

今回お伝えしているような手帳のテンプレートと似たツールがあります。

世の中でよく言われている「ビジネスフレームワーク」というものです。

手帳の場合、スケジュールや予定に関連することを主には書き込んでいきますよね。

一方、ビジネスフレームワークの場合はさまざまな状況に応じて使うフレームワークが異なってきます。

この使い分けと使い方を理解していれば、恐らく何かを思考する時にとてもスムーズに思考を整理できて、アウトプットにつながるのだと思います。

僕自身はビジネスフレームワークは使いこなせませんが。

自分でテンプレートやフレームワークを作る

テンプレートやフレームワークを自作して思考するというのも、アウトプットの質を高めるのには有効かと思います。

ですが、ビジネスフレームワークを自分で作るというのは、難易度が高そうですよね。

ですが、何かの共通項を見つけた時や、軸の整理をする中で見つけた方法などをもとに、フレームワークを作るというのはとても興味深いですね。

そして、そういうメソッドを自分の中でアウトプットとして整理しておくというのが、力となっていくのだと思います。

そういう点でいえば、

「〇〇を達成する3つの習慣」

などと書く時は、そのようなメソッドになっている時ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は手帳を使って思考を活性化させるということになってマトを絞ってみました。

そして、何かしらの要因で脳がよく刺激される事は人によっても異なります。

手帳は便利なので是非有効活用していただきたいと思いますね。

そして、どんとんオリジナルのテンプレートやメソッドを確立して行っていただきたいと考えています。

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