営業力を高めたいWebディレクター「やっぱり営業力って身につけたいけど、どうすれば良いんだろう?ディレクションだけだと仕事が途切れやすいんだけど、継続的に受注するにはどうすれば良いのかな?」
Webディレクターとして、営業力を身につけたい人もいると思います。
この記事を読むことで以下の点がわかるようになります。
Webディレクターが営業力を身につける方法
- 運用などの継続案件を常にねらっておく
- 運用に結びつきやすいスキルを身につけておく
- 「その場でのソリューション提案力」が1番効果的
僕自身も、クライアントとの会話は常に「次につなげるチャンスを見つける」つもりで意識していました。
この記事では、当時僕が実践していた方法や、他のWebディレクターが行なっていた営業手法についてご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
Webディレクターが営業力を身につける方法
Webディレクターが営業力を身につけるのは、以下の方法が効果が高いです。
- 会話の中で運用案件や更新案件のチャンスを伺う
- SEOやWebマーケティングのスキルを身につけ提案する
- 1番効果があるのは「その場でのソリューション提案力」
以下で、ひとつひとつ見ていきましょう。
会話の中で運用案件や更新案件のチャンスを伺う
Webディレクターとしてクライアントと会話をしていると、つい制作のスケジュールやコスト、またどのように作るかについて頭を使ってしまいます。
ですが、少し意識を変えて、次のチャンスが会話の中に隠れていないかを意識しましょう。
例えば、以下のような点です。
- ランディングページを作る案件だけど、定期的に作る機会はあるのか?
- サイトのリニューアルの案件だけど、制作に関連する更新などは発生しないか?
- 保守運用など、こちらでサポート対応するような仕事が取れないか?
- 今回のWebサイト以外に、運営しているサイトの案件などないか?
このように、継続的に仕事が発生しそうなクライアントかどうかを見極めることも大切ですね。
制作のことばかりに気を取られていると、つい見逃してしまいますので、この点は積極的にクライアントへアプローチしましょう。
SEOやWebマーケティングのスキルを身につけ提案する
僕の同僚はよく、Webマーケティングの案件に広げて受注を獲得していましたね。
Webサイトリニューアルの制作途中で、SEOでの集客の話を持ちかけたり、Web上での広告運用の話を受注したりしていましたね。
このようなことを行うと、以下のようなメリットがあります。
- SEOのPDCAを回すための改修案件の受注
- Web広告の受け皿となるWebページの制作案件の受注
- 広告・サイト両方の運用改善プロジェクトの受注
ひとつひとつ事例を作っていくことで、対応範囲も広がりますよね。
1番効果があるのは「その場でのソリューション提案力」
クライアントとのコミュニケーションを重ねていくと、徐々に相談事なども増えてきます。
そこでポイントとなるのは、その相談事に対して、「的確にその場でソリューションが提示できるか」です。
これがクライアントに刺さると、信頼を勝ち取ることが容易になり、受注率も継続率も高まります。
中には、自分の専門外のことも聞かれることも多いです。
例えば、以下のような感じ。
- システム会社とのコミュニケーションがうまくいかない
- 上司へどのように提案して説得すればいいかわからない
- 予算をかけずに売上を伸ばす施策を社内で提案しないといけない
Webディレクターとして案件に結びつく内容から、そうでないものもありますが、常にその場でソリューション提案をすることを心がけておくことで、営業力は磨かれていきます。
自分達の専門外と思って、相談に乗らなかったりする人も多いですけどね。
むしろ相談に乗らない人が多い中で、考えて答えを出す努力をすれば、信頼関係もより深くなります。
ぜひ、こういうマインドを持ってクライアントと接してみてください。
制作以外の専門領域を伸ばすことが営業力につながる
ここまでみてきたように、Webディレクターとして営業力を高めていく為には、制作以外の専門療育を伸ばすことが強みになります。
僕がよくご紹介しているのは、以下の領域ですね。
- プログラミングスキル
- Webマーケティングスキル
- UXデザインスキル
- ライティングスキル
この点については、『Webディレクターに必要なスキル【デキる人ほど身につけています】』という記事で紹介しています。
また、プロジェクトの進め方や、社内の政治などについても情報はインプットしておくと非常に役立ちます。
他のWebディレクターとのコミュニケーションにおいても、他のプロジェクトがどのように進んでいるか、情報収集は積極的に行っておくと良いですね。
もしかしたら、自分のクライアントでも同じようなことが起こるかもしれません。
このような情報のアンテナを広げておくことも、営業力を高める行為ですので、積極的に知識を蓄えて活用してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、『Webディレクターが営業力を身につける方法【その場で提案は強い】』と題してご紹介してまいりました。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。