Webディレクターの求人を探している人「Webディレクターの求人って、イメージわかないなぁ。。。転職しようと思うけど、どんな仕事があるんだろう?それにWebディレクターとして転職するのにしっかり見極めるにはどうすれば良いんだろう?」
Webディレクターの求人を探しながらも、応募するかどうか悩む人もいますよね。
この記事を読むことで、以下のことがわかるようになります。
- Webディレクターの求人を出している企業の見極め方がわかる
- 面接などでの質問や情報収集のポイントがわかる
僕自身も、5年くらいWeb系企業で仕事をしてきています。
また、採用担当としてもWebディレクターの採用にも4年くらい関わってきました。
今回は、Webディレクターの求人をどのように見極めて、転職活動を進めれば良いか僕なりの手法を解説していきます。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
Webディレクターの求人を見極める方法
Webディレクターの求人を見極めるポイントとしては、以下です。
- 業種の違いを見極める
- 起こっている課題を見極める
- 求人よりも採用担当者の人物を見極める
このように考えております。
このあたりは、わりと本質的じゃないかなと考えてますね。
Web業界の業種の違いを見極める
まず、Web業界で働きたいのであれば、それぞれ、どんな業種の求人なのかをしっかり理解していきましょう。
どんなビジネスモデルで利益を出しているか、実際に面接の時に聞いてみるのも良いです。
経験上、この点については、あまり質問してこない応募者の方が多かったです。
もしかしたら、遠慮しているのかも知れないですけど。
実際、聞かれる側の面接官としては、気にっても当然かな?と思うので、そんなに遠慮しなくても良いですね。
むしろ、どんどんビジネス的な視点で質問をしてくれる方が好印象ですので、積極的に聞いて良いですよ。
また、それぞれの業種でWebディレクターがどんな役割なのかを理解しておく必要があります。
例えば、Web業界でいうと以下のような業種があります。
- Webサービスを提供している会社(Webサービスの運営ディレクター)
- Webマーケティング会社(クライアントの広告に必要な制作物を作るWebディレクター)
- Web制作・Web開発会社(クライアントの作りたいサイトやサービスをつくるWebディレクター)
あくまでも一例ですけど、このような形で、それぞれの業種でもWebディレクターの仕事の役割・内容というのはけっこう違います。
求人を出している企業の業種が、どの業種なのか、ここを見極めるのはポイントです。
現場で起こっているトラブルや課題で見極める
次に、実際の面接の時の質問のポイントとしてご紹介していきます。
それは、「起こっているトラブルを見極めていく」という点です。
求人を出している企業の実際の課題や、リスクヘッジの仕方など、ネガティブなことも面接の時にヒアリングしてみてください。
ポイントは、それを自分のスキルや経験で対応できるか、ちゃんとイメージが持てるかどうかということですね。
仮に、対応できないと思っても、そこにチャレンジのしがいや、やりがいが持てるかどうか、というのは大切です。
誠実な担当者や会社ですと、キチンと答えてくれますね。(逆に答えてくれない会社さんだと、不安になりますよね)
例えば、以下のような感じです。
- 「クライアントとのトラブルってどういう内容のことが多いですか?」
- 「社内で問題になっていることや、課題として取り組んでいることってどんなことですか?」
- 「そういう課題を上手く解決している人って、どんな人ですか?」
企業としても、この点はこれから入ってくる人材に求めているポイントだと思います。
聞くだけでなく、自分の過去の経験と照らし合わせて自分のエピソードを話すと良いですね。
例えば、
「自分の場合、似たようなケースだと◯◯のようなことがあったけど、××をして対応してきました。こういう経験って、御社でも活かされますかね?」
のような感じ。
このようなことを、面接官の人とも、議論してみたりすると良いでしょうね。
求人企業の担当者や面接官の人物を見極める
面接に出てくる人も、ちゃんと見極めるようにしましょう。
この辺りは感覚的にやっている人も多いですよね。
ポイントとしては、少し高度ですが、「ディスカッションができるか」というのがあります。
ディスカッションできるというのは、「自分の意見を主体的に聞き入れて、それに対する意見が返ってくる」という点です。
反論も起こるかもしれませんが、聞き入れられない意見だとしたら、あまりその会社とは相性が合わない点だと割り切ってしまっても良いですね。
例えば、以下のような点を見極めてみると良いですね。
- 主体的に自分の質問に答えようとしてくれているか
- 純粋に自分の個性を引き出そうとしてくれているか
- フラットにな関係づくりをしようとしてくれているか
採用とはいえ、一緒に働くパートナーとして捉えてくれているか、この点を感じ取ると良いですね(感覚的ですけど)。
Webの情報やエージェント情報よりも人からの情報収集を続ける
Webディレクターの求人を見極めるポイントとして、さらに大切なのは「人からの情報を重視する」という点ですね。
なぜなら、以下のような理由です。
- HPや外部情報では実態がイメージしにくい
- エージェントからの情報も具体性が低い可能性がある
- 自ら行動して判断するのがもっとも適切
以下で解説していきますね。
企業情報は基本。でも実態はイメージしづらい
HPの情報などはしっかり見ておくことは基本です。
ただ、やっぱり直接話を聞いてみるのがベストです。
HPの情報は訴求力を高めるための情報ですからね。
それに、会社の評判などのコメントもあるかも知れませんが、中には悪意のあるコメントもあったりします。
ですので、もし面接や面談を受けられる機会が得られるのであれば、積極的に聞きにいって、イメージを持つことをお勧めします。
Webディレクターの仕事内容って、なかなか文章にしづらかったり、きっちりと仕事の範囲が別れていないケースも多いです。
こういうことも念頭に置いて、実際には人から話を聞くというのがより良い方法ですね。
エージェントからの求人情報には具体性が低い可能性がある
エージェントのキャリアコンサルタントさんも、具体的な情報を持っているわけではないです。
その業界で、実際に働いてた経験のある人が、キャリアコンサルタントとしてついてくれる訳ではないですからね。
人事や採用のプロではでしょうけど、実務レベルやその会社の具体的な仕組みについては、情報を持っていないケースがほとんどです。
特にWeb系の仕事を経験している人で、キャリアコンサルタントやエージェントの仕事をする人って少ないですね。
Webディレクターという専門性の高い仕事を知っている人は、極めて稀だと思います。(実際にはお会いしたこともないですしね。)
結局は、その会社の人に聞いてみないとわからないことの方が多いですよ。
この辺りの転職エージェントの活用の仕方は、『未経験からクリエイティブ企業に転職する方法【確率が上がりますよ】』でまとめています。
未経験者向けの記事ですが、転職活動の経験が少ない人の参考になるように解説しています。
自ら行動して判断するのがもっとも適切
最終的には、自分の行動の量を増やして、情報量を積み重ねていくことがベストですね。
これまでにも書いたように、実際にその業界で働く人の話や、企業の面接担当者からの情報というのが、リアルな情報だからです。
個人的なオススメは、近しい業種で働いていた人に、その業界や企業について色々と聞けるのが良いですけどね。
とはいえ、都合よくそのような人が知り合いでいるわけでもないと思います。
そのような場合は、やっぱり企業の担当者・面接官からの情報を集めるのが良いですね。
Webディレクターの求人の見極めは直接人と会うのがベスト
最終的な結論としては、「聞かないとわからないよ。」というのがオチですね。
ですが、本質な考え方ですね。
これまでをまとめると、以下のようになります。
- 企業の担当者に話を聞く
- 課題などのポイントを聞いて、自分が働くイメージが持てるか
- 面接担当者が誠実に会話をしてくれる人か
- 誰かに依存せずに、自分でしっかり見極めて決める
Webディレクターの求人を見極める参考にしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。