
年収を上げたいWebディレクター「Webディレクターとして年収を上げる方法を知りたいなぁ、、、何をすればWebディレクターの年収って上がるんだろう?年収の高い人って、一体どんな人なのかな?」
Webディレクターとして年収を上げる方法を知りたい人もいると思います。
今回は、その方法について僕なりに詳しく解説をしていきます。
この記事を読むことによって、以下のことがわかるようになりますね。
- Webディレクターの年収を上げる方法がわかる
- どんなWebディレクターが年収が高いのかがわかる
僕自身も、5年くらいWeb系の制作会社でWebディレクターとしても経験を積んできていました。(他にも色々とやってきましたけど。)
クライアント企業に常駐もしたりして、他の会社で同じようにWebディレクターとして働いている人とも交流を広げられました。
会社によっても、人によっても、専門分野や得意な方法というのは全く違いますね。
本質的に言える結論としては、「継続的に専門性と人間性を高めること」という答えに行き着くのですが。
今回は、『Webディレクターの年収を上げる3つの方法【スキルアップと本質】』と題して、ご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
Webディレクターの年収を上げる3つの方法:専門的なスキルアップ

Webディレクターとして年収を上げる方法としては、以下の3つです。
Webディレクターの年収を上げる3つの方法
- Webディレクター以外の専門領域のスキルを持つ
- ビジネスついて詳しいWebディレクターになる
- 事業会社などへの転職をして年収を上げる
これら、3つのことを同時並行で考えながら実行することが必要ですね。
ただし、これらが確実ということでは必ずしもありません。
スキルアップとキャリアアップを常にし続けるというのは大前提ではあります。
また、一緒に仕事をしたクライアントのビジネスと共に年収が上がるということも起こったりします。
基本的には、クライアントのビジネスの成功を実現させる仕事のスタイルが大切ですね。
Webディレクター以外の専門領域のスキルを持つ
Webディレクターも、専門性の高いお仕事ですが、それだけですとなかなか年収アップというのは狙えませんね。
なぜなら、ぶっちゃけ未経験からでも頑張れば身につけられるスキルですし、企業や仕事によってはそんなに花形な職種ではないからです。
ですので、Webディレクション以外の専門的な領域をスキルとして広げる必要があります。
僕が見てきた中では、以下のスキルを持っているWebディレクターは高年収が狙えます。
年収アップが狙える専門スキル
- システム開発やプログラミングができるWebディレクター
- Webマーケティングのスキルを持っているWebディレクター
- UI/UXのスキルを持っているWebディレクター
これらのスキルを持っているWebディレクターは、その専門性を活かした提案や価値を生み出せるので、会社からもクライアントからも重宝されます。
システム開発やプログラミングのスキル
プログラミングのスキルは、年収アップにはかなりインパクトを与えてくれるスキルですね。
システム開発の需要も伸びてきている昨今、エンジニアやプログラマーという職種を選ぶ人も増えてきていますね。
なぜなら、手に職をつけるイメージが定着していますし、プログラミングスキルを持っている人の年収というのも高騰してきています。
例えば、新卒でエンジニアとして働くことを選ぶ人も増えてきています。
また、これまで社会人で他の職種のお仕事をしていた人が、プログラミングの勉強を始めるというのもとても増えてきていますね。
社会人向けのプログラミングの学習の記事については、『【社会人必見】プログラミングが学べる入門者向けおすすめスクール』をどうぞ。
Webマーケティングのスキル
Webマーケティングのスキルについても、年収アップには有効なスキルです。
Webディレクターは「つくる」のが専門的な仕事です。
一方で、Webマーティングは「届ける・広める」というのが仕事になります。
この両方、つまり「つくって届ける・広める」という一連の専門性を持っている人というのは、そんなにいないということなんです。
こういう人は、市場からも求められていますし、世の中のトレンドとしてもどんどん加速してきていますね。
マーケティングのスキルに関しては、『デジタルマーケティングを学ぶおすすめコンテンツと姿勢【本質です】』という記事で紹介してます。
UI/UXデザインのスキル
UI/UXについては、Webディレクターの人も既に多くの人が学んでいる領域でしょう。
こちらについては、サービスをどのようにより良くしていくかの観点が、Webディレクションの仕事にも大いに活かされますね。
例えば、Webサイトの設計段階でのコンテンツ企画や、ユーザー目線の使いやすさや価値の定義など、大切なポイントというのが身につきます。
これからUI/UXを学びたいという人には『UI/UXを学ぶおすすめスクールとおすすめコンテンツ【初心者用】』をどうぞ。
ビジネスついて詳しいWebディレクターになる
Webディレクターとして、もっとも見落としがちで、かつほとんどの人が取り組まないことに、「ビジネスの学習」があります。
皆さん、かなり避けて通ってきていますね。
もともとは、皆さん「ものづくり」をしたくてWebディレクターの仕事を始められていると思います。
逆に「ビジネス」とか「お金に関すること」という仕事に関しては、そもそもあまり関心が無かったからだと推察しています。
ただ、個人的には、Webディレクターとして年収やスキルを上げたいと考えるのでしたら、このビジネス知識のインプットというのはとてもインパクトは大きいです。
ビジネス全体を学ぶことは、WebマーケティングやUXなどの領域にも、かなり関連しますしね。
個人的なお勧めとしては中小企業診断士の勉強はかなりやくに立ちました。
『Webディレクター必須科目!ビジネス理解力を補う中小企業診断士』という記事で、このことについては解説しています。
Webディレクターとして、差別化戦略を図るのでしたら、かなり有効な学習ですね。
事業会社などへの転職をして年収を上げる
ここまで見てきたような、Webディレクター以外の専門性を身につけたり、ビジネス知識や学習をしてきたら、外に目を剥けるというのもありです。
キャリアアップを考えている優秀なWebディレクターの場合、転職に関しては情報を集めていたりしますね。
どうしても、2年〜3年と同じ会社に勤めていると、仕事の領域というのはその会社に依存してしまします。
ですので、身につけたスキル学習したことをもっと有意義に活かせる会社というのに転職しようと考えるのは、ごくごく自然な流れです。
僕の知り合いでも、この4年くらい多くの人が転職しましたね。
そのほとんどの人は、事業会社(自社のサービスや商品を持っている会社)へ転職していきました。
ちなみに、彼らが使っていた転職エージェントが以下のエージェントです。
- リクルートエージェント:大手事業会社での求人が多く年収アップも狙いやすい
- doda:大手の事業会社の求人が多く、活用企業と案件数が多い
- レバテックキャリア:IT・Web系の案件が多い
意外だったのは、割と大手エージェント会社を使っての転職が多いということでしたね。
やっぱり、エージェントの知名度、取り扱い案件数、取引している企業の採用にかけるコストなど、様々な条件がそろって転職しやすいのかもしれませんね。
転職エージェントについては、未経験者向けですが『未経験からクリエイティブ企業に転職する方法【確率が上がりますよ】』という記事でも紹介してます。
年収の高いWebディレクターの資質:ビジネスの本質

単に年収アップをしたいという理由で、スキルアップをすると上手く行かないです。
やっぱり、ものづくりをしているWebディレクターの場合、しっかりとした仕事に向き合うスタンスというのが年収にもスキルにも反映されていますね。
これは、Wbeディレクターに限った話ではないかもしれないですが。
ビジネスの成長と自己成長を大切にしている
何よりも、仕事で関わっているクライアントのビジネスの成功にめちゃくちゃコミットしている人が多いですね。
Webディレクターの場合、自分が関わって作ったWebサイトそのものが実績になります。
ですので、その会社がどんどん有名になったり、成長していったりすると、自分の実績にも跳ね返ってきます。
ま、実はそこまで意識していない人も多いですけどね。
ただ、結果として、その企業の成功のためにコミットして、道を開いている人も多いことは事実です。
やっぱり、ビジネスって、信頼や誠実が何よりの本質ということなんですよね。
より良いものを作るという責任感が高い
上記に付随しますが、まずはより良いものをつくるための責任感が高いですね。
そのために出来ること、知るべきこと、学ぶべきことに、真正面から向き合う姿勢を、優秀なWebディレクターは持ち合わせています。
Web制作について知らないことを積極的に自分から学んだりするのはもちろんのことです。
例えば、人に伝えるためのコミュニケーションが得意でない人もいます。
それでも彼らは、良いものをつくるために必要と判断したら、それを高めるためにも練習したりしてますね。
僕の知っている人は、話が苦手な人でしたが、積極的にイベントや交流会などに参加して、人脈を広げつつも、トレーニングとして参加している人もいました。
(彼は大手小売企業のECサイトのWeb担当者として転職していきましたね)
このように、いつも自分の課題を見つけては、課題を解消できるような取り組みも必死になって続けています。
ビジネスオーナーやクライアントからの信頼が厚い
優秀なWebディレクターの方は、クライアントからも、会社の上の人からも信頼が厚いという共通点もあります。
これには、2つのポイントがありますね。
- 前提として、ビジネスについても会話ができる
- 誠実に、相手にとって良いこと・悪いことを伝えることができる
一言でいうと、ビジネスとしてのパートナーシップですね。
このレベルはかなり上級レベルかもしれません。
とはいえ、年収アップやキャリアアップを目指していくのであれば、この資質を身につける必要というのはマストです。
相手から、パートナーとして信頼されるような言動を心がけるだけで、自己成長も加速度的に向上していきます。
この点を意識するのは誰でもできます。
ただ、継続的に意識し続けるのは、かなり試行錯誤も必要ですね。
クリエイティブな仕事をしている人は、必要なことに対しての試行錯誤ができる人です。
ぜひこの「ビジネスとしてのパートナーシップ」も、クリエイティブと同じくらい大切にしてもらえると良いのではないでしょうか。
Webディレクターの年収アップは本質に向き合うこと
いかがでしたでしょうか。
ここまでをまとめると以下のようになります。
Webディレクターの年収アップに必要なこと
- 専門領域以外のスキルアップを継続的に行う
- ビジネスについても詳しくなる学習を行う
- ビジネス=信頼と心がけて誠実に向き合う
僕自身もまだまだ成長過程ではありますが、今回取り上げたことを意識しながら、日々努力を継続していってます。
これを読んで下さったかたにも、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。