イノベーションについて学びたい人「イノベーションって企業にとってもビジネスにおいても大事だってわかるけど、実際にイノベーションってどうやって起こせるんだろう?何かおすすめの本ってあるのかな?」
イノベーションってみんな一言でいいますけど、実現をするにはなかなかの至難の技だったりしますよね。
今回は、イノベーションについて学べるおすすめの本をご紹介していきます。
ポイントは以下ですね。
イノベーションを考える視点(切り口)
- ビジネス戦略としてのイノベーション
- イノベーションを起こす組織・仕組み作り
- 社会変化から予測するイノベーション
- イノベーションを起こす個人の資質
今回は、このような視点でおすすめの本をご紹介してまいります。
僕自身もずいぶんイノベーションに関しては色んな本を読んできましたけど、やっぱり現実のビジネスとして考えると難しいですね。
ですので、実際に自分が今かかわっている仕事や、これから始めたいと思っているビジネスをイメージしながら、今回ご紹介する本を読まれることをおすすめします。
それでは早速みていきましょう!
もくじ
ビジネス戦略としてイノベーションを学ぶおすすめの本
イノベーションを起こすビジネスって、かなり技術や慣習、心理的な参入障壁が高いです。
これらに関して理解しておくこと、そしてそれをビジネスモデルや戦略に落とし込んでいくことが必要ですね。
ここではその参考となる書籍をご紹介してまいります。
以前、ビジネスモデルの作り方を学ぶおすすめ本10選【本質は失敗の連続】という記事でもご紹介しましたので、よければ合わせて参考にしてみて下さい。
イノベーションのジレンマ (―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき)
これは有名すぎる本なので読んでる人も多いかも。
イノベーションに必要な3つの要素「技術・人材の才能・寛容性」。
この3つの要素を組織の中で起こりやすく仕組みを作っておくことが、イノベーション企業の条件だということですね。
経営者には必読。
ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム
イノベーションのジレンマと同じクリステンセン教授の本。
マーケティングにも組織変革にも当てはまりそうな本ですね。
ここではクリステンセン教授は様々な逆説と本質を述べられているとても面白い本です。
ただ、ここで紹介されていることを実践するにはかなり考えを研ぎ澄まさないとハードル高い気がする。
ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム (ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書トップポイント大賞第2位! ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件
こちらも戦略としての変革を学ぶにはかなりオススメの本ですね。
そして、こちらの本も本質と逆説のパラドックスに富んだ名著です。
「当たり前のことをやるのが最も困難」。
いや、毎日痛感しています。
組織でイノベーションを起こす考え方がわかるおすすめの本
イノベーションを起こす組織についてご紹介していきます。
今まさにイノベーションを起こしている会社のマネジメントの仕組みや、その前提となっている理論について学べるおすすめの本を紹介していきます。
ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
常に全体が変化し続ける、個人もセルフマネジメントする、そしてそれを全体調和させる。
こんな事を実現させているザッポスなどの企業もあると紹介されていますね。
組織として、個人としてのこれまでの既成概念を取り払ってくれる面白い一冊です。
U理論 過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
こちらは個人の変革と組織をもたらす理論を説いたおすすめの本です。
この本で目指すのは、これまでの延長線上にない変革ですね。
概念など始めは難しくて読むのが大変ですが、読み進めるとなれますので良ければトライしてみてください。
社会の変化からイノベーションについて学ぶおすすめの本
社会を大きくとらえたときに、今まさに起こりつつある変化を捉えることも大切ですね。
ここでは社会変化とともに、人間やビジネスがどのように変わってきているかを考察しているおすすめの本をご紹介していきます。
社会変化や個人の変化については10年後〜20年後の社会変化と生き方が学べるおすすめの本10選!という記事でもご紹介してますので、よければみてみて下さい。
ホモデウス(上・下)
サピエンス全史につぐハラリ教授の問題作ですね。
人間至上主義という概念のもと、人間社会のこれからの発達においてどのような変化が起こるかを考察している本です。
後半はうならされてばかりですね。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
人生が100年になった時の社会と個人の生き方、これまでの価値観をくつがえしてくれる一冊です。
一個だけネタバレしておくと、「定年や引退」こんなものはもうないって事ですね。
イノベーションを起こす個人の資質を鍛えるおすすめの本
イノベーションを起こす人として、どのような資質や行動を持ち合わせているかを考えるきっかけになるおすすめの本です。
人によってスタイルもありますが、取り入れられそうなモノなどを見つけながら、読んでみて下さい。
イノベーションと企業家精神【エッセンシャル版】
個人的には企業家精神の部分がかなり大切だなお思って読んでいました。
イノベーション部分はドラッカー先生の論考、企業家精神はドラッカー先生のメッセージ。
こんな印象が持てる、これから経営に携わる人向けの本おすすめの本ですね。
自分を成長させる極意―――ハーバード・ビジネス・レビューベスト10選
それぞれの学者さんたちが研究を重ねた結果導き出した結論。
本質的に大切なことは何かをそれぞれの視点てまとめている論文集ですね。
様々な視点を得られるのでおすすめです。
自分を成長させる極意―――ハーバード・ビジネス・レビューベスト10選
竜馬がゆく
日本を代表するイノベーターですね。
ストーリーもキャラクターも面白く、やっぱり司馬遼太郎は最高ですね。
「決して敵を作らない性格」に注目して読んでもらえると、イノベーションの達成のヒントになると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「イノベーションを起こす人に読んで欲しいおすすめ本10選【必読】」と題してご紹介してまいりました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは今回はこの辺で。