コミュニケーションが上手くなる方法を知りたい人「コミュニケーションって苦手だなぁ。あまり話すの得意じゃないし。でも仕事でも苦手な人と話さないといけないしな。どうすれば相手とうまく話せるようになるんだろう?」
コミュニケーションを上手くできる方法を知りたい人って、多いのではないでしょうか。
コミュニケーションって、実は人の悩みの永遠のテーマだったりしますよね。
実は、僕も社会人になってしばらくは全くコミュニケーションが取れない人でした。
今回は、そんな僕が身につけたコミュニケーションのスキルと方法についてご紹介していきます。
このスキルを身につけると以下のようなことが出来るようになります。
- 簡単に人のタイプを見極められる
- タイプに合わせたコミュニケーションが取れる
- コミュニケーションで人を動かすことができる
- スキルに慣れてくると、モテるようになる
このように、基本的な心理学と話すプロセスを使うだけで、人を動かすことができるようなります。
僕も、老若男女とわず、様々な方とのコミュニケーションが取ることが出来るようになりました。
結果、7年も営業が出来たり、後半3年くらいはなんとか営業目標を達成する事も出来ました。
ポイントはシンプルですので、ぜひこの方法を取り入れてみてください。
それではさっそく見ていきましょう!
もくじ
これだけ?心理学で人を見極めるコミュニケーションの2つのタイプ
「心理学で見極める」と聞くと、小難しい心理学の言葉や方法論を思い浮かべるかもしれませんね。
でも、僕のやり方はとてもシンプルです。
なぜなら、複雑に見える人のタイプも、ざっくりと2つに分けるだけですから。
マインドタイプとタスクタイプ
この2つのタイプとは、以下のタイプです。
- マインドタイプ
- タスクタイプ
名前から、どんなタイプの人なのか、なんとなく想像つきませんか?(つかないか…w)
人とコミュニケーションを取るとき、
「この人はマインドタイプかな?それともタスクタイプかなぁ?」
とイメージしながら見極めてみて下さい。
だいたい話し方や表情、話す内容である程度見極められますから。
では、この辺りを以下では具体的にしていきますね。
マインドタイプの人を動かすコミュニケーションの方法
ちなみに、僕はどちらかというと、「マインドタイプ」の人かも知れないです。
特に、プライベートの時などはほとんどこの「マインドタイプ」のコミュニケーションを取っています。
心理学からみるマインドタイプの人の特徴
マインドタイプの人は、以下のような特徴があります。
- 話す時はニコニコしながら話す
- 愛嬌がある
- 笑いを取りに行く
- 「すごぉい」「いいねぇ」など、よく褒める
- 「うんうん、なるほど」と相づちを打つ
いかがでしょうか?
なんとなく、ニコニコしていておしゃべりな人を思い浮かべませんか?
実際にこのタイプの人は多いです。
比較的、女性に多いでしょうかね?
でも、笑いを取ろうとする男性にもこのタイプは多いですよ。
マインドタイプは、一言でいうと、感情で動くタイプです。
あくまでも、心理学的に「タスクタイプ」の人と比べると、この傾向が強いと理解してもらえるといいでしょう。
心理学からみるマインドタイプのニーズ
心理学的に見たとき、このようなタイプの人は以下のことを相手にも求めています。
- 褒めて欲しい、認めて欲しい(承認)
- 共感して欲しい、わかって欲しい(共感)
- 一緒に何かをして欲しい、協力して欲しい(参画)
マインドタイプの人は、これらのことを相手に求めていることが多いです。
これって、マインドタイプの人の特徴にも似ていますよね。
そうなんです。
人って、自分のコミュニケーションのタイプと同じタイプの人を求める傾向があるんです。
ですので、その人の姿や話し方は、実はその人が求めていることだったりします。
このことはらよく覚えておいて下さいね。
マインドタイプのニーズを満たすコミュニケーションの方法
ここまできたら、マインドタイプの人のニーズを満たすコミュニケーションの方法もなんとなくイメージ付くのではないでしょうか?
基本的には以下のことです。
・相手の承認欲求を満たす
例)褒める、理解を示す、敬意を表する
・共感的な反応をする
例)相づちを打つ、相手の話を要約してあげる、言った言葉を使って話す
・協力的な姿勢を示す
例)参画することを伝える、自分にできることを伝える、自分に何ができるかを聞く
このようなことをしてあげると、マインドタイプの人はかなり喜びます。
行動心理学のメソッドとして、覚えておいてください。
マインドタイプの人とのコミュニケーションの最中に、上記のようなことをしてあげると、かなり相手との距離は近づくでしょう。
これでマインドタイプの人から、信頼は得られるようになります。
上手くできるようになると、このタイプの人を動かすようなコミュニケーションも、容易にできるようになっていきます。
自然とできるようになるまで、癖にしてもらえると良いですね。
(きっとモテるようになります!)
タスクタイプの人を動かすコミュニケーションの方法
以上のところで、マインドタイプの人のことについて見てきました。
マインドタイプの人はタスクタイプの人が苦手だったりします。
逆に、タスクタイプの人もマインドタイプの人のコミュニケーションが苦手でもあります。
基本的には、自分とは真逆のタイプですからね。
それでは次に、その「タスクタイプ」の人について見ていきましょう。
心理学からみるタスクタイプの人の特徴
「タスクタイプ」の人の特徴は、以下のようなタイプの人です。
- いつも真顔
- 合理的に物事を考える
- あまり人とコミュニケーションを取らない
- 「なぜ?」「どうやって?」「そもそも・・・」が口癖
いわゆる、ロジカルシンキングが得意な人と言っても良いかもしれませんね。
合理的に、物事を思考するのが好き、あるいは得意という人なのです。
本人たちはそのつもりは全くないのですが、無表情であることが多いというのが心理学的にもわかっています。
ニコニコする必要はないですもんね。
心理学からみるタスクタイプのニーズ
行動心理学的に見たときに、タスクタイプの人は以下のようなことを相手に求めています。
- 目的を最短で達成したい(成果)
- 論理的に理解したい(理論)
- 合理的に物事を進めていたい(プロセス)
タスクタイプの人は、このようなことを相手に求めています。
基本的に、ロジカルなんですよね。
コンサルティング会社の人とかに多いかもしれませんね。
あとは、エンジニアなどのシステムに関わるお仕事をしている人も、このタイプの人が多いです。
あとは、数字で考えるタイプの人など。
このようなタイプの人は、相手にも同じ論理的な思考やコミュニケーションを求めますので、「何について答えられるようにしておけば良いか?」を事前に準備しておく必要があります。
タスクタイプのニーズを満たすコミュニケーションのプロセス
タスクタイプの人のニーズを満たすのは、論理的な話し方です。
その人とミーティングをしたりするときは、しっかりと準備をしておくことをおすすめします。
また、話すプロセスも、下記のように話すと良いので、ご紹介しますね。
STEP1.導入・・・話し合いの目的や問題点・困っていることを簡単伝える
例)「今日のミーティングのゴールは〇〇です。」
STEP2.状況の共有・・・情報を整理する、関連情報を伝える
例)「先週〇〇のクライアントと話したら△△と仰ってました。」
STEP3.意見の展開・・・アイディアやメリット・デメリットについて話しあう
例)「例えば、〇〇というのはどうでしょう?」「逆に考えると、△△ということも言えますよね?」
STEP4.合意の確認・・・決定内容について要約して伝える、約束を取り付ける
例)「じゃ、次回までに〇〇をお願いしますね、こちらは△△します」
STEP5.次回に向けて・・・今後のステップについて簡単に確認し合う
例)「〇〇が進んだ段階で共有するので、フォローお願いします」
大体は、STEP2〜STEP4の間をなんども繰り返すのが、話し合いでも多いと思います。
ただ、タスクタイプの人とコミュニケーションをする場合、それなりの準備を初めの頃はしておくことが大切です。
慣れてくると、その場での切り返しのアイディアなども出来るようになります。
また、同じ相手とずっとコミュニケーションを取っていくと、相手の気にするポイントなどもつかめてくるので、話しやすくなるでしょう。
大切なのは、「相手はタスクタイプである」と見極めた上で、対処するということですね。
マインドタイプのニーズを満たすコミュニケーションの練習方法とおススメ心理学本
如何でしょうか。
皆さんは普段のコミュニケーションって、どちらのタイプでしたでしょう。
自分のタイプを理解しておくと、相手とのコミュニケーションって取りやすくなります。
自分の周りの人を思い浮かべて、それぞれどのタイプなのか、イメージしてみると良いかもしれませんね。
それでは、ここからは、マインドタイプ・タスクタイプの練習方法とおススメの本などをご紹介していきます。
マインドタイプのニーズを満たす練習方法
僕が個人的におすすめしたいのは、以下のような方法です。
- 毎朝同じカフェに行き、レジの店員さんに笑顔で挨拶する
- 職場や短な人の変化に気づいたら、そのことについて言ってあげる
- コミュニケーションをしている相手の良いところを必ず見つけて褒める
- 「つまり〇〇だよね」と、要約をクセにする
まずは、この辺りからはじめてみると良いかと思います。
一年くらい続けていると、マインドタイプの人のニーズを満たすコミュニケーションが身についてきます。
心理学とかを特に知らなくても、こういう人とだったらほとんどの人は話していて嫌な気持ちを持たなくなります。
特に、一番はじめのカフェに行って挨拶するというのは、効果がかなり出ますので一番おすすめです。
ちなみにこれ、モテるための第一歩ですよ!
店員さんが若い異性の人でしたら、きっとオープンマインドになって、話しかけてくれるようになりますから。
異性とのコミュニケーションが苦手な人は、ぜひこちらにも挑戦してみて下さい。
おススメ心理学本など
メンタリストのDaiGoさんの有名な本ですね。
DaiGoさんの本は事例が豊富なので、時々僕も何回か読み返すことも多いです。
テクニックも豊富なので、覚えるのも大変かもしれませんが、人を動かすコミュニケーションを身につける導入本としては、とても良い本だと思います。
次もDaiGoさんの本です。
タイプを2つに分けるという点では、男性脳・女性脳という分け方も活用しやすいと思っています。
特に、女性脳=マインドタイプ、男性脳=タスクタイプと似ている部分も多いと思います。
恋愛としての心理学を理解するという意味でも、とっつきやすさはこちらの方が優っているかもしれませんね。
僕も、正直こちらの本の方が好きでした。
次は、自己啓発本の超有名な古典的名作です。
コミュニケーションの大切さや、真摯に人と向き合うということに置いて、この本は外せない一冊だと思います。
僕も新人の頃に読みました。
あと、この本の目次だけでも、読む価値はあります。
僕は以前、手帳にこの本の目次を書き写して毎日眺めていました。
それだけでもかなり価値はあります。
ぜひ手に取っていただけたらと思います。
次は、褒めることについて。
「褒めましょう」と言われても、褒め方のバリエーションを知っておくと褒めやすくなります。
このようなフレーズ本はかなり役に立ちますね。
パターンを知っておくだけでも、自分の引き出しが増えます。
最後に、強力な番外編です。
コミュニケーションと心理学からは程遠いと感じるかもしれませんが、僕の知る中では一番使えて実践したいと思えた本です。
先ほどのカフェに行って挨拶をするという練習方法も、この本から参考にしたものです。
モテる技術というのは、かなりコミュニケーションの技術と言って良い部分が多いと思います。
女性にモテるという目標が、コミュニケーション上手への道につながれば、それはそれで良いと思います。
タスクタイプのニーズを満たすコミュニケーションの練習方法とおススメ本
タスクタイプの人の心理は、一言で言うと「目的を達成したい」に尽きると思います。
この「目的」と言っても色々あるので、タスクタイプの人の考えている「目的」を読みにいく必要がありますよね。
ここでは、その「読み」の精度を高める練習方法とオススメ本をご紹介していきます。
タスクタイプのニーズを満たす練習方法
タスクタイプのニーズを満たす練習方法は、思考力を鍛える他にはありませんね。
ロジカルシンキングが苦手な人ほど、この点は大変かと思います。
ただ、タスクタイプの人が求めていることも、仕事やビジネスをする上では欠かせない観点です。
それに、苦手だと思う相手ほど、攻略した時の達成感や自己成長感というのは大きいものですのでぜひチャレンジしてみて下さい!
ロジカルシンキングが苦手な人のトレーニング方法については、こちらもぜひ参考にしてみていただけると良いと思います。
おススメの論理的思考の本など
タスクタイプの人とのコミュニケーションは、主にはロジカルシンキングだと思います。
ただ、これは相手の出方を予想するという能力も求められます。
ここでは、ロジカルシンキング以外でも、僕がこれまでに良かった本をご紹介します。
相手の出方を先読みするということをすごく意識させてくれた本です。
「こうやったら相手はどう感じる?どう思う?どう行動する?」と考えるのにゲーム理論の考え方は必須です。
苦手な相手とのコミュニケーションや相手の立場を踏まえた戦略を考える上でも、とても参考になる本です。
次は、もう少し考えることの難易度をやさしくした良書です。
図で考えるシンプルな方法と、プレゼンテーションを掛け合わせた良書です。
僕のノートもこの「図解思考」の技術を多用しています。
論理的な部分と伝えるところを兼ね備えた本で、ここまでわかりやすくて頭に入ってくる本も少ないので、とてもおすすめできます。
最後に番外編です。
本ではなく、千原兄弟の「チハラトーク」のDVDです。
千原ジュニアさんのトークスキルと話の持っていきかたはとても勉強になります。
もちろん、YouTubeなどでもたくさん動画はありますので、ぜひ見てもらえればと思います。
かなりコミュニケーションの勉強になります。
重要!デキる人はいつも相手に2つのニーズを満たすコミュニケーションをしている
ここで大切なことをもう一つ。
デキる人のコミュニケーションというのは、両方のニーズを満たすようなコミュニケーションを必ず取っているということです。
つまり、
「マインドタイプの人のニーズを満たしながら、タスクタイプのニーズを満たすコミュニケーションのプロセスを取っている」
ということです。
人って、コミュニケーションを取っている最中にも、タイプが急に変わる時があります。
デキる人ほどそのことを知っていて、
「あ、今この人はこのタイプのモードだな。」
「あれ、急にこのタイプのモードになったな。」
と見極めながら話しています。
ですので、このタイプに合わせるとかではなく、常に両方を満たすように心がけると周りからも信頼されるようなコミュニケーションが取れるようになります。
心理学的には、2つのタイプに別れますけど、ぜひこの「両方を満たす」ということを心がけてコミュニケーションを取っていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
以上のことをまとめると以下のようになります。
- 人のコミュニケーションのタイプは2つに分けられる
- コミュニケーションのタイプは「マインドタイプ」と「タスクタイプ」
- マインドタイプは感情で動く
- タスクタイプは論理で動く
- 両方を満たすコミュニケーションを取ることが大切
見極めるようになるのは比較的早い段階でできるようになると思います。
日頃の心がけだけでも、かなり容易にコミュニケーションが取れるようになります。
ですが、実践して成果を出すまでには少し練習や知識が必要になります。
ぜひここでご紹介した方法も参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。