会社の数字に強くなるおすすめ本10選【中小企業やベンチャー向け】

今回は、以下のポイントを中心に「利益を守る」おすすめの本をご紹介していきます。

上記のポイントを押さえていくと、会社の数字に非常に強くなります。

経営者や営業の人だと、どうしても攻める「売上」を意識しがちだったりすると思うんです。

「売上をあげるためにどんなアプローチをするか？」などの議論は盛んにされますよね。

一方で、「利益を守るためにどんなことをするべきか？」って、後回しになってしまいます（人によりますけど）。

今回は、そんな利益を守るためにも、会社の数字に強くなるおすすめの本をご紹介してまいります。

それでは、早速みていきましょう！

財務会計で会社の数字が理解できるおすすめの本

こちらでは、財務会計に焦点を当てて、これまで僕が読んだ本のおすすめの本をご紹介していきます。

こちらに関しては、ビジネス書と漫画になっている本がありますので、合わせてご紹介していきます。

【増補改訂】財務３表一体理解法

損益計算書、貸借対照表書、キャッシュフロー計算書の3つの表がどのように関連しているかについて、わかりやすく解説してくれている本です。

著者の國貞先生の本は、どの本もわかりやすくまとめてくれているのですが、その中でももっとも初学者向けに書かれたおすすめの本ですね。

超高速・会計勉強法

こちらも、「財務３表一体理解法」の國貞先生が監修をされたビジネスコミックですね。

内容は「財務３表一体理解法」とほとんど同じです。

僕も中小企業診断士の勉強を始めた頃に一番お世話になった本です。

最初のインプットには、一番おすすめの本です。

ビジネスマンのための最新「数字力」養成講座

経営コンサルタントの小宮一慶先生の「養成講座」シリーズの中の一つですね。

（個人的には、「発見力養成講座」もおすすめです）

日々の経済的な数字の捉え方から、経営に関する数字のことまで、こちらもインプットしやすい内容になっていますね。

決算書速習教室

こちらも小宮先生が書かれたビジネスコミックです。

決算書の読み方などに関して、ストーリーを通じて解説してくれています。

「超高速・会計勉強法」と合わせて読むと、知識が定着しておすすめですね。

ファイナンス視点で会社の数字に強くなるおすすめ本

ファイナンスの分野も、会社の数字に強くなるには必須知識です。

当然、日々会社の数字を見ている中で、あまり出てくることも少ない人もいるかも知れません。

ただ、企業の価値とは何なのか？ビジネスの価値を数字に置き換えるとどういうことなのかを理解しておくことは、経営者や起業家にとっては大切な知識です。

ハマると面白い分野ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ファイナンス思考

元mixi代表の朝倉さんが書かれた書籍です。

日本企業のPL脳とは対象に、この「ファイナンス思考」を提唱されている本です。

直近の利益を求めるのではなく、長期的な投資とリターンをもっと日常のビジネスに取り入れるべきなんだなと教えてくれるファイナンス思考の指南書です。

これをベースにして社内でコミュニケーションを取るのはハードルが高いかも知れませんが、観点として持っておくにはおすすめの一冊です。

起業のファイナンス

ベンチャー企業の経営者はみんな読んでいるんじゃないでしょうか？

ベンチャー企業のファイナンス戦略の王道を紐解いて解説してくれている良書ですね。

起業のゴールや方向性、運営においても解説してくれているおすすめの本です。

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務

会社のお金の価値や、利益、キャッシュ、投資の判断、金融機関からのお金の借りかたまで、非常にわかりやすく解説をしてくれている本です。

財務の視点での経営をみる上では、読まれておいて損はないですね。

現場のプレーヤーがみんなこの視点を持っていると、その会社は強いと思います。

ファイナンスこそが最強の意思決定術である。

ファイナンスの成り立ちから基本的な考え方、そしてファイナンスの学び方まで教えてくれている本ですね。

学び方まで学べるのが面白いと思いましたけど、時間があったらやってみたいですw

価値とモノの交換という本質を日常から考えさせられるような、そんな意識を根付かせてくれるという点で、おすすめの一冊です。

その他：会社のお金の使い方が理解できるおすすめ本

財務会計やファイナンス以外にも、金融機関からの借り入れや税金など、お金に関する工夫は企業経営の中ではさまざまなことができます。

そのような、お金に関する工夫について学べるおすすめの本をご紹介します。

あたなの会社のお金の残し方、回し方

こちらは、金融機関からどのようにお金を借りるかについて詳しく解説してくれている本ですね。

あまり、こういう本って経理の人じゃないと読まないかも知れませんけど。

銀行との交渉術を身につけるという意味でも、知識武装をしておく一歩としてはおすすめです。

会社の税金 元国税調査官のウラ技

税金のことなら、大村大次郎先生の本を読むといいとすすめられて買った一冊です。

（個人の税金に関してもたくさんご著書を書かれてますね）

まず税金に関しては、こちらの本から読まれると会社の税金に関しては明るくなれると思います。

節税のポイントを理解するには最低限知っておくべきことが書かれてますからね。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は、「会社の数字に強くなるおすすめ本10選【中小企業やベンチャー向け】」と題しまして、おすすめの本をご紹介してまりました。

ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。

それでは、今回はこの辺で！