ここ数年はあまり人からの評価というものを得ることがなかったんですが、先日ひさしぶりに会社の面談がありました。
いわゆる人事評価ってヤツですね。
ここでは、これから考えるべき人事評価と自己成長について書いてみました。
もくじ
結論は、個性や専門性を磨けということ
先に結論を書きましたが、要はこれからの時代は個性や専門性がないとすぐにとっかえられたりしちゃうよ、ってことですね。
人とうまくやっていく能力もかなり重要ですが、気持ちや考え方次第ではこれは上がる確率は高いです。
それよりも有限の時間を如何に専門性を磨く為に投下して伸ばすか。
それによって中長期的な信頼構築は圧倒的に変わってくるからです。
この辺を少し人事考課の部分から紐解いていきます。
人事評価と人事考課
人事評価とは
人事評価と人事考課って、似てるけどちょっと違います。
人事評価とは、人がその人に対して評価を下す行為ですね。
いわゆる、査定というやつです。
人事考課とは
人事考課の考課って、「課題を考える」って書きますよね。
つまり、評価をする側も評価をされる側も、課題は何だろうかと考えて、成長のためにすり合わせる行為です。
擦り合わせるコミュニケーションと、これからどうしていこうかという方向性までを共有し合うのが考課ですね。
大切なのは目標設定と振り返り
大事なことは、人事考課に至る前にキチンと目標設定がなされているかです。
考課や評価って誰でもできるのですが、この目標設定が難易度が高い。
この目標を目指したいけど、高望みし過ぎで心が折れたり、ちょっと難しいかもなーと上司が思って設定しても、実はめちゃくちゃ無茶ブリだったり。
会社の目標以外に個人的な目標を持っておくこと
これは僕自身の経験からなのですが、人と共有した目標(会社と設定した目標)とは別に個人的な目標を持っておくということです。
スポーツ選手もそうかも知れないですね。
チームとは「優勝目指して、その為に自分はこれをやる」と設定します。
一方で個人的には「得点に絡むプレーを何回する」みたいな感じです。
色んな切り口で会社目標と個人目標を設定しておくと良いですね。
個性や専門性を磨く
個人的な目標は、個性や専門性を磨く為に設定した方がいいですよ。
その分野で実力が身につくのは時間がかかるかも知れないです。
ですが、専門性があると、周りの人は「こういう時は〇〇さん」っていう認識を持つようになります。
ただし、周りからのその認識を得られるには社会性も必要となります。
社会性とは
僕が言っている社会性っていうのは、周りや相手との良好な関係構築の事。
7つの習慣で言うところのWin-Winの構築です。
相手が自分の事を、相手にとって付き合っていくのに相応しいとどこかで思う事ですね。
人気者になるのも近いかも知れません。
社会性と専門性の掛け合わせによる
社会性と専門性がかけ合わさってくると、その人は代替不可能な存在として周りから認められるようになっていきます。
それに、これからの社会はもっとこの社会性と専門性の両方を意識することが大事です。
どの専門性がどこで求められるか、どの専門性が求められなくなっていくか、これが目まぐるしく変化する時代ですから。
ここはサボらずに磨いていかないとですね。
個性となる専門性の修練
社会性は後からでも少し意識を変えて行動すれば身につきやすいと思います。
これが難しいかも知れませんよね。
この辺りは自分との対話から始まると思います。
なぜ上手くいかないのか、自分がこれまで避けて通ってきた部分とかを見つめなおしてアクションを変える必要があります。
専門性は、興味と好奇心がずっと続いてやり続けていけば磨かれると言われています。
この好奇心って意外と見落としがちですね。
これを見つけて、続けていくという忍耐力が大事です。
それでやれるものがあれば、きっとそれはその人の専門性になりうると考えています。
僕も今年は3つ〜4つのテーマを持って始めてますが、これが続けられるような日々の優先順位の設定と目標のレビュー、忍耐を続けていかないといけないです。
早く当たり前のこととして出来るようになっていきたいですね。