ちょうどニュースにもなってましたが、ホールフーズの買収を経てAmazonの業績は好調のようですね。
日本への小売業としての進出もどんどん進んできていますね。
これからの小売業での競争は、本当に生き残りをかけての競争に突入してきています。
今回はAmazonの取り組みから見る小売業の戦略について考察してみます。
もくじ
利益再投下と研究開発によるロボット化
Amazonの強みは、出た利益をどんどん研究開発への投資に再投下しているところでしょうね。
倉庫のロボット化などは有名な話かもしれません。
近年はB to Bの倉庫や工場施設、設備などがかなりのスピードでロボット化が進んでいますね。
工場内のピッキングシステムなども自動で動かしたり、ドローンで監視的な在庫管理ができるようなロボティスク企業なども躍進してきています。
Amazonの倉庫は、なかなか一般の人には見る機会がないのですが、僕の知り合いの大手リテール社員の方も視察されたそうでした。
物流スピードと配送網
また、物流においてもすばやく配送網を敷いているのもAmazonの強いところですね。
発送もすぐにできるようなスピード対応が、ユーザー獲得の大きな要因ですよね。
ここまで発送から到着までの早さを求めるのは日本だけなのかもしれなけど。
業務の効率化などやロボット化してきているけれど、この辺りのサービスも最近は連携強化をしてきているマイクロソフトなどの協力もあるのでしょうかね。
日本の小売はAmazonといかにして戦えるのか?
当然、日本企業のIot化もこれから加速すると考えられます。
その変革期に日本の小売業がいかにしてAmazonと戦えるのでしょうか。
キーになるのは、Iotやロボット化などへ投資して導入ができるか。
また、網目の細かい物流網や配送ルートを作れるかが対抗する時のポイントとなってくるでしょうね。
変化し続けている小売の販売チャネル
ここからは日本の小売業について。
日本の小売戦略はこれまでの大きな市場に対しての販売戦略からマーケティング戦略までを展開してきました。
これは、小売業に限らず機会メーカーなどの他の産業も同じでしょう。
過去には、大きなスーパーやショッピングモールを展開して街の商店街から市場を獲得して成長してきました。
それが近年では、コンビニやドラッグストアのような規模感の店舗にお客さんはどんどんシフトしてきていますよね。
そういう点では、販売網や販売店舗の規模感の見直しも迫られていることでしょうね。
継続的な課題のオムニチャネル戦略
そして、当然インターネットへもユーザーは流れてきています。
小売業ではずっと言われているネットとリアル店舗の連携強化、いわゆるオムニチャネルがまだ課題のように見受けられます。
大手のオムニ7やイオンも、店舗とネットは連動してる部分もあるでしょうが、やはり店舗で買うイメージがまだ強い印象を持ちます。
マルイさんやユニクロさんはそこを強化しているシームレスなイメージは根付いてきていますね。
この辺の差は、ネットでの露出の頻度も影響してることでしょう。
あとは、それがいかにサービスの面で反映できるか、です。
キーワードはローカル最適とパーソナライズサービス
販売チャネルをきめの細かく店舗網を敷き、地域に根付いたローカル最適されたビジネスの展開が大事ですよね。
また、個々人に対してのパーソナライズされたサービスの提供へと舵をきる必要があるでしょう。
日本のアパレル業界はこの辺りは進んできています。
例えばオーダーメードのスーツをネット注文して配送や店舗受け取りなど、積極的に進めています。
このノウハウを小売店舗でも実現させると、まだまだ獲得できる市場はあると思います。
取り扱っている商品のカテゴリーを見た場合、どのカテゴリーにどのような販売戦略とサービスを提供が提供できるのか。
それぞれのカテゴリーでの最適な形をネットとリアルで見直していくべきなのでしょうね。
まとめ
色々と勝手に書きましたが、あまり意見や思考反映されてませんね、すみません。
Amazonの展開を見ると日本の小売業のことを考えてしまいますので、あくまでも僕自身の備忘録的なモノとして捉えていただければ幸いです。