ビジネス理解が苦手なWebディレクター「クライアントの仕事の内容ってイマイチ理解できない事が多いんだよな。中小企業診断士ってあるけど、独学で勉強してみたらクライアントのビジネスを理解する事ができるんだろう?」
もともとはクリエイティブな仕事をしたいと思っていたWebディレクターさんも、クライアントのビジネス理解力が課題と思っている人もいますよね。
また、クライアントのビジネスも複雑だったり、専門性が高かったりすると、それらを理解するにも基礎的なことを知っていなければいけなかったりもします。
この記事を読むと、以下のことが分かるようになります。
- ビジネス理解力はWebディレクターの差別化に繋がる
- ビジネス理解の近道は中小企業診断士がわかりやすい
- 中小企業診断士を楽に学べるコンテンツ
- クライアントのビジネスだけでなく、自社ビジネスにも役立つ学問
僕自身も、中小企業診断士の資格取得に向けて勉強していた時期があります。
残念ながら、合格には至りませんでしたが、そのあとのキャリアに置いて、学んでおいてとても役に立ったと記憶しています。
この記事では、その理由や学習の便利なコンテンツなどについて簡単にご紹介していきます。
それでは、早速みていきましょう!
ビジネスの理解力を高める=Webディレクターの差別化戦略の基本
もともと、WebデザイナーやWebディレクターになろうと思った人って、ビジネスの側面に対して苦手意識を持っている人も多いようですね。
「真面目に営業なんかできない!」
「スーツ着て仕事なんてやってられない!」
と、いうマインドを持って、実はクリエイティブな世界に行こうと思った人も実はいるんじゃないかな?
はい、気持ちは分からなくもないです。
ただ、その中でキチンとビジネスに向き合える人というのも、ごく少数派だと思います。
そして、世の中ではこのクリエイティブとビジネスの両方を求めているクライアントが非常に多いということですね。
つまり、クリエイティブな仕事ができて、ビジネスのこともある程度理解している人というのはとても世の中的にも貴重な存在であるという事です。
これが、まずWebディレクターが他者と差別化をする基本戦略であるというのを理解しておくと良いですよ。
ビジネスの理解をするには中小企業診断士の勉強がオススメ
ビジネスの理解をするには、一番とっつきやすくて学びやすいのが「中小企業診断士」の勉強です。
この中小企業診断士は、日本版MBAともいわれていますね。
経営全般に関わることが学ぶ事ができる資格なのですが、実際に資格まで所得する必要はないと思っています。
各科目ごとで、どのようなことを学び、実際に企業ではどのような活動がなされているのかを理解する上では、良くまとまった資格制度だと思います。
ですので、多少のテキストを読んだり、問題集を解いてみるだけでも全然構わないと考えています。
具体的には、以下のような科目を学びます。
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・政策
このような、7つの科目に別れています。
①〜④の科目は、必ず目を通して学んでおいたほうがいい科目です。
①の経済学・経済政策は、経済的な話題やニュースなどの背景の理解にも繋がります。
②の財務・会計は士業に関わる仕事の理解や、会社の財務体質についての理解も深まります。
③の企業経営理論は、マネジメントやマーケティング、人材マネジメントにおいても基礎的なことが学べます。
④の運営管理は、企業がどのような仕組みで運営されているか、業種ごとでの理解に繋がります。
最低限、これらの科目を学んでおくことで、今後のディレクターとしての仕事の幅が大きく変わってくるでしょう。
この辺りをスッとイメージできるディレクターが、クライアントから重宝されるディレクターになっていきやすいですね。
中小企業診断士を学ぶオススメコンテンツ
では、どのようにして学ぶのが、比較的手取り早く学べるのでしょうか?
僕が実際に学んでいた教材は、中小企業診断士 通勤講座というKIYOラーニングさんが出しているコンテンツです。
こちらは、動画や音声で学ぶことができるコンテンツで、通勤時間や隙間時間などで各科目を学ぶことができます。
市販の教科書や問題集などでも勉強はしましたが、動画コンテンツで学ぶ方が圧倒的に理解どは高まります。
また、実際のビジネスでのイメージもしやすいと思います。
僕が勉強した頃は音声のみでしたが、今は動画でも学べるという点では、比較的インプットがしやすくなったと思いますよ。
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(お試しで1コース分だけ無料で視聴できますので、課題をクリアしたい人はすぐに行動してみると、これからのキャリアが大きく変わりますよ。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Webディレクターの場合、特にいろんな案件に関わってモノづくりをしなければいけない人だと思います。
その人が、基礎的なビジネス理解力を持っていないと実際の案件にも支障が出てきます。
ですので、課題だと思った時こそ、自ら積極的に学ぶことをすると、課題解決に繋がります。
近しいことを、デザイナーがビジネススキルを高める方法【本気な人向け限定】という記事でもまとめています。
デザイナーさん向けに書かれている記事ですが、ディレクターにも通づる点がありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
また、Webディレクターは常にビジネスの思考力を磨く必要もあります。
思考力については【決定版】思考力を高める効果的なトレーニング方法3選【ノート術】でも詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。
それでは、今回はこの辺で。