未経験からクリエイティブ企業に転職したい人「デザインとかの勉強して転職活動を始めたけど、ぜんぜん内定が出ないんだよなぁ。未経験からクリエイティブ企業に転職するには、どうすればいいんだろう?」
クリエイティブな仕事がしたいと思って、勉強をしている人っていますよね。
その人たちがいざ、転職活動を始めると、なかなか内定が出なかったりします。
少し前の話ですが、以前お世話になってた人の息子さんが、大学を出てからWebデザインの勉強したんですけど、就職にはかなり苦労してましたね。
また、先日あるクリエイティブ系の転職エージェントの方うかがったのが、未経験のデザイナーさんの転職率が非常に低いというお話でした。
そこを何とか改善したいというご相談を受けましたね(いや、こっちがクライアントなんですけどね…)
やっぱり、未経験からの転職・就職って、けっこうハードル高いんです。
その高いハードルを飛び越える成功のポイントが以下です。
未経験からクリエイティブ系企業に転職するポイント
- 業界情報をインプットして情報武装をする
- ビジネス視点を身につけ、応募企業のビジネスモデルに関心をもつ
- 面接もインプットの場として積極的に活動量を増やす
僕が考える戦略としては、このようなことですね。
未経験からクリエイティブ系の勉強しても、経験者でもっとデキる人ってたくさんいますから。
そもそも少し勉強したくらいで、勝てるわけがないんですよ。
同じ分野で勝負するよりも、少し視点を変えて情報武装すると、転職できる確率も上がります。
今回は、「クリエイティブ企業への転職を成功させる方法」についてご紹介していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう!
もくじ
本題の前に・・・内定が出ない未経験者のパターン
以前にも、未経験からWeb業界に転職する3つの方法【スキル習得は必須です】という記事で、未経験からクリエイティブのスキルを身につける方法についてご紹介しました。
ここでは、本題の前に、スキルを学んでも、内定が出ない人のパターンについて少しご紹介しておきますね。
以下のような人ですね。
内定が出ない未経験者の行動パターン
- クリエイティブ系のスキルアップ(勉強)しかやってない
- 面接の時に仕事内容と就業時間や残業のことしか質問しない
- 作ったモノやデザインしたものが、スクールの課題だけ
これ、
ほぼNGのパターンです。
なぜかというと、自分のスキルのことしか考えられていないですし、意識も受け身の人だと評価されますから。
例えば、クリエイティブな仕事をしたいのに、作ってるものがスクールの課題だけとかだと、「もっと積極的にやらないとダメでしょう〜」って、面接官に思われちゃいますよ。
でも、それができていない未経験者って多いんですよね。
勉強しているだけで満足しちゃうのかもしれませんね。
もし思い当たる人は、ぜひ自分でも何か積極的に作ってみて下さい。
未経験から転職するには業界の情報武装をする
それでは、本題に。
まず、今回のポイントとしてあげている1つ目の「業界情報をインプットして情報武装をする」という点です。
未経験の人って、やっぱり情報不足なんですよね。
しかも、あまり自分から積極的に情報を取りに行っていないです。
特に、どんなことを知らないかというと、以下のような点ですね。
未経験者が知らない業界情報・業界知識
- 業界にいる企業のビジネスモデル(売上・収益の作り方)
- どういう人がその業界で活躍をしているのか
- その業界や、事業の良い点と悪い点
例えば、これらを知識として情報収集するには、以下のようなやり方もできると思います。
- スクールなどで積極的に友達や知り合いを増やして情報を集める
- イベントなどに参加して業界の話をたくさん聞く(知り合いも増やす)
- SNSなどでフォローをして、積極的に絡んでみる
このようなことをするだけでも、ベースになる知識って少しずつ増えていきますね。
やっぱり、積極性というのが大切なポイントになりますよ。
クリエイティブ企業への転職はビジネス視点で差をつける
次に、「ビジネス視点」というので差をつけるのが2つ目のポイントになります。
これは1つ目にポイントにも関連してきますが、「どんなビジネスでそのクリエイティブ企業が売上や利益をあげているか」をたくさん知ることですね。
ビジネス視点で差をつけるためのポイントは以下です。
未経験者が転職で差をつけるビジネス視点
- どのような業種の企業があるのか
- どのようなビジネスモデルになっているのか
- どのような戦略で成長してきている企業があるのか
例えば、業種でいうとクリエイティブ系の企業では以下のような企業があります。
- IT系ベンチャー企業(自社でサービスを提供している企業)
- システム開発会社(開発案件を企業から請け負っている会社)
- 広告代理店(集客の企画を企業へ提案する会社)
- デザイン制作会社(デザイン案件を企業から請け負う会社)
などなど。
ビジネスモデルや戦略に関しても、今はたくさんネット上に情報は出ていますから、日々情報収集をしてみると良いですね。
また、このサイトでもビジネスモデルの作り方を学ぶおすすめ本10選【本質は失敗の連続】という記事がありますので、興味があれば見てみてください。
未経験からの転職は活動量が成功の鍵
最後のポイントは、「転職の活動量を増やす」というものですね。
転職でうまく行っていない人の傾向として、以下のことが考えられます。
転職活動がうまくいっていない未経験者の傾向
- そもそも応募企業数が少ない
- 面接をしている数も少ない
- 面接の時に業界のことやビジネス視点での質問をしていない
ですので、まずは応募企業数を増やしましょう。
そんなこと言っても、求人を探すのにも時間がかかるし、どうやれば応募数って増やせるんだろう?
こういう疑問を持たれるかもしれません。
以下では、転職活動の活動量を増やす方法について解説していきますね。
未経験者が転職しやすくなるエージェントの活用方法
転職エージェントの活用方法もポイントがあります。
そちらが以下ですね。
未経験者が転職しやすくなるエージェントの活用方法
- 複数の転職エージェントに登録する
- 大手の転職エージェントで応募数と面接回数を増やして情報をインプットする
- クリエイティブ系の転職エージェントで本気で応募・面接をする
まずは複数の転職エージェントに登録しましょう。
複数の転職エージェントに同時に登録しておくことで、自分の希望している企業を紹介してくれます。
ここは、2つのステップで考えましょう。
第一ステップとして、情報武装をするために、とにかく応募して話を聞きに行くスタイルで動いてみましょう。
その際は、大手の転職エージェントに登録するのがいいですね。
例えば、リクルートエージェントやdodaのような企業がありますね。
営業系や総務系といった求人が多い印象を持たれている人も多いですが、ここ数年でIT分野やWeb系の求人案件を扱うのに非常に力を入れています。
知名度も高いですから、企業とのパイプも強いですね。
第二ステップに、クリエイティブ系で本気で受けるならレバテックキャリアがここ数年で一番力をつけてきています。
若くてもチャレンジ精神の多い人たちが集まってますから、企業からも転職社からも人気がある会社ですね。
この2つのステップで有効な転職エージェントをご紹介しますね。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは転職系にはやっぱり一番強い企業だと思います。
キャリアアドバイザーや営業の方々も頭の良さとビジネスパワーが強いですので、粘り強く献身的にサポートしてくれますね。
ただ、サイトやシステムは使い勝手が悪かったりしますので、ちょっとそこは我慢が必要ですね。
こちらは第一ステップとして、で応募数や面接回数を増やして、情報のインプットに活用していきましょう。
doda
dodaも転職業界では強い大手企業ですので、積極的に活用しましょう。
企業の案件数でいうと、リクルートエージェントよりも多いかも(ちゃんと調べたことはありませんけど)。
なぜなら、企業への請求がリクルートよりも安いので、企業側としても使いやすいんですよね。
ただ、組織も大きくて分業化がすごくされているので、中にはキャリアアドバイザーさんの意向を押し付けてくる人もいるので、注意が必要です。
そういう時は「この人変えてください」って遠慮なく言っちゃえばいいんですよ。
dodaも第一ステップとして、どんどん応募、面接をして、面接官に会いに行くことを目的にすると良いですね。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、第2ステップとして、本気モードで活用できる転職エージェントです。
まだまだ若い会社でもありますので、もしかしたら手の行き届いてないところもあるかもしれないですけどね。
ある程度の業界知識やビジネスの視点が持ててきたら、レバテックキャリアなどのエージェントを使って応募・面接をしてゆくと、内定が出る確率も高まります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「未経験からクリエイティブ企業に転職する方法【確率が上がりますよ】」と題してご紹介してまいりました。
改めてポイントをお伝えるすると、以下です。
未経験からクリエイティブ系企業に転職するポイント
- 業界情報をインプットして情報武装をする
- ビジネス視点を身につけ応募企業のビジネスモデルに関心をもつ
- 面接もインプットの場として活動量を増やす
ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。
それでは、今回はこの辺で。