僕は、2度目の会社から営業という職種について働いている時間が長くありました。
今でもそういう機能的な部分を一部だけ受け持ってやっていたりします。
ただ、僕は営業という仕事は昔からやりたいと思っていた仕事ではありませんでした。
営業って、いつも会社の売り上げ目標に追われているイメージをお持ちの方も多いことでしょう。
そんな僕が、今プライベートな時間を使って、売り上げ管理ができるようなシステムの構築をしようと進めています。
なるべく、コードに毎日触れるように努めています。
今回は、僕がなぜ売り上げシステムを作ろうとしているのか、その背景についてまとめていきます。
もくじ
数字を作るという苦手な仕事
僕は昔から、数字というのが苦手です。
営業という職種をやってきてはいましたが、どうも数字には苦手意識が強くあります。
人によっては、この数字に対して厳しい上司の下で働く人も世の中には多いでしょう。
そして、数字が作れないと上司から怒られたり評価が下がったりすることもあります。
数字を作ることは戦術的な活動
会社や売り上げの「数字を作る」という仕事は極めて戦術的な仕事です。
田坂広志さんの言葉を借りると、
「戦術というのは全て固有名詞」
であるとおっしゃっています。
たしかに、戦略プランの筋は通っていても、これを具体的に落とし込めないと実現はしませんからね。
数字を作るのが好きな人
この、極めて戦術的な、「数字を作る」という行為が好きな人もいます。
その理由も少しはわかります。
会社の看板を掲げながらではありますが、自分の考えや意見を持ち、外との接触を積み重ねていくと売り上げになっている。
これにハマる人もいますよね。
なぜなら、自分が現実を作っていると思えるから。
人を動かしていると思えるから。
こういう感覚が、彼らのモチベーションになっていることはおそらく間違いないでしょう。
数字が積み重なっていく様子を楽しんでいるのです。
恐らくこういう人は、日々の数字の管理をご自身でもされています。
そして、足りない数字をどうやって補うかを考え、実行に移していくのを楽しんでいるのでしょう。
しかも、ここではかなり戦術レベルで物事を考えています。
プログラミングの世界でいう、詳細設計ととてもよく似ています。
SFAがヒントとなる
営業職をしていた頃は、セールスフォースというSFAのツールを使っていました。
SFAとは、Sales Force Automation(セールスフォースオートメーション)の略で、いわゆる営業支援ツールですね。
- 営業のプロセス管理
- 顧客管理
- 営業の進捗率
など、他にもたくさんの機能がありますが、僕自身も理解ができていないこともあるので割愛します。
僕は、この中で、よく「ダッシュボード」という機能を使うことが好きでした。
数字の可視化による管理
ダッシュボードって、さまざまな指標をグラフ化して表現されている1枚のボードのことです。
先程の、数字を作るのが好きな人がいらっしゃいましたよね。
彼らも、自分の活動の可視化をすることによって現状を把握しやすくする工夫を自分自身でしていたのだと考えています。
そして、課題と目標感を持って行動していたのでしょう。
当時はあまりそういうことは意識してはいませんでした。
ですが、今は同じようなことをするかも知れませんね。
可視化によるモチベーションコントロール
これ以来、僕の指向性として、ダッシュボードのようなデザインのページを見るのが好きになりました。
グラフを自分で手書きで書いて管理をすることも増えました。
可視化されること、見える化されることで課題の発見が早くなったり、逆に考えたりすることが多くなります。
その理由はこうです。
- 全ての情報が可視化されているので、可視化のための情報整理をしなくてよい。
- 現状把握が瞬時にできるので、ギャップを考えやすい。
- 指標によっては、現状の傾向が見える
これらに気づいていくことが早くなれば、戦術レベルでの行動も早くなりますよね。
そうすると、数字も早く積み重ねることができます。
ゲーミフィケーション要素のあるツールを開発したい
以前はよく耳にした「ゲーミフィケーション」という言葉がありました。
ゲーミフィケーションとは、何かの課題や目標を達成するために、ゲーム的な技術やメカニズムを取り入れる活動のことを言います。
そのゲーミフィケーションのポイントの中に、「可視化」というものもありました。
この可視化をさせることによって、社員やメンバーのモチベーションが上がる。
そんなツールを自分でも作りたいなと思って、今の売り上げシステムを作ろうと思っているのが背景です。
売り上げ管理をシステム化する個人プロジェクト
今、会社全体の売り上げ数字をエクセルで管理をしています。
このエクセルも、管理が非常に煩雑です。
これもどうにかしたいですね。
ですが、僕はプログラミング初心者なので、なかなか難しいことに挑戦をしようとしているのかも知れません。
ですが、作りたいもののイメージがあるのであれば、どうしてもやり遂げたいという気持ちも強いです。
今年、2018年はこの売り上げ管理システムを皮切りに、自分の技術の専門性を高められる年にしていきたいと思ってます。
これは、僕の往年の企画でもあります。
そろそろ何とか実現しないと、いつまでたっても現実化しないだろうなと危機感も持ち始めました。
未経験からプログラミングスキルを学ぶ方法【職種別の記事まとめ】という記事もまとめていますので、ぜひ未経験の方は読んでみてください。

本気になって、今年は取り組んでいこうと思ってます。
時々、このサイトでも進捗をお知らせしていきますね。