論理的思考(ロジカルシンキング)を身につけたい人「論理的思考(ロジカルシンキング)を身につけたいんだけど、どうすればいいのかな?そもそも論理的思考ってどういう思考なのか、ちゃんとわかってなかったりもするし。何かおすすめの本があれば知りたいな」
このような疑問にお答えしていきます。
今回は論理的思考(ロジカルシンキング)を学ぶおすすめの本についてです!
論理的思考って、悩まれている方も多いのではないでしょうか?
ぶっちゃけ、僕も得意な方ではないです。
というか、ハッキリ言って論理的思考が苦手!
ただ、それでも訓練だと思って、以前はいろんな書籍を読んだりしてましたね(あまり論理的に思考せずにw)
この記事でわかることは、以下です。
この記事でわかること
- 論理的思考(ロジカルシンキング)が身につくおすすめの本
以前にも、『思考力が高まるおすすめの本20選【結論は半年以上考え続けること】』という記事でもおすすめの本を紹介していますので、あわせてみてみて下さい。
論理的思考についてのおすすめ本とも関連してきますし、そもそも、考えることが苦手な人は、とにかく手当たり次第読んでみて、取り入れられそうなところ、できそうなところから一つ一つ取り組んでみてください。
今回は、『論理的思考(ロジカルシンキング)が身につくおすすめ本15選【昔の本ほどやっぱり良書。あとは鍛える練習】』と題してご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!
ちなみに、論理的思考に関連してベースとなる思考力については「思考力が高まるおすすめの本20選【結論は半年以上考え続けること】」で解説していますので、こちらもチェックしてみてください・
※本記事は、2022年5月に追記した内容も記載させていただいております。
もくじ
論理的思考/ロジカルシンキングが身につくおすすめ本5選
こちらでは、論理的思考が身につくおすすめ本についてご紹介して参ります。
そして、論理的思考が身につくおすすめ本を読んで見たら、その後はなるべく考えるようにしましょう。
僕はいつも、本を読んだ後に以下のことをしています。
本を読んだ後にすること
- 読書ノートを書く
- 本に書かれている内容を活用する方法を考える
- 考えた方法を実践してみる
- 実践してイマイチだったらもうやらない
- 実践してよかったら継続する
- 継続するための工夫を考える
色々なやり方や考え方が世の中にはありますが、特に論理的思考の場合は、考える訓練を続けなければいけません。
ですので、以下でご紹介した本とか、読んで見たら、上記のことをトライしてみてください。
それでは、以下で論理的思考のおすすめ本をご紹介して参ります。
おすすめの本は以下です。
論理的思考のおすすめ本
- そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?
- 思考の整理学
- イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
- 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- 論理トレーニング101題
- マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング
- 頭がいい人の「論理思考」の磨き方
- 入門考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法
- 直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN
- 仮説思考
- 世界標準の経営理論
以下で1つずつご紹介します。
そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?
論理的思考について、そもそも、それってどういうことなのか?という素朴な疑問を理解するのに一番おすすめの本ですね。
考えることが苦手な人ほど、このような「まんが」から入るといいですね。
もっと早くこういう本があればよかったな、と思えるおすすめの本です。
思考の整理学
こちらは古典的な名著ですね。
東大生はみんな読んでる!っていう本の帯とかに確か飛びついて読みました。
それこそ、読書の仕方、読書の後の行動などについて解説されています。
考えるという行為について、普段から出来ることが紹介されている名著です。
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
こちらは、考える前の「問い」から、思考方法について解説されている本です。
この本もロングセラーですね。
特に、本の後半は、考える、論理的に伝えるためのテクニックも紹介されています。
例えば、AとBを比較してみて、初めて違いに気づいたりしますよね?
その違いを言語化するというのも、論理的な思考の一つのやり方だったりします。
普段接している情報がどのような論理的な役割を果たしているのかに気づけるおすすめの一冊です。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
こちらもロングセラーですね。
論理的に考え、そこからアウトプットするためのメソッドがまとめられている一冊です。
ビラミッドチャートといったよく聞く内容と思われるかもしれませんが、それがなぜ効果があるのか理解できます。
そして、自分自身の論理の穴や、思考の壁にも気づけますね。
まだ読まれたことのない人は、必読ですよ。
論理トレーニング101題
最後に、論理的思考がトレーニングできるおすすめの本です。
これ、正直全部ちゃんと問題に取り組んだら、かなりすごいと思います。
難しいんですよね・・・w
でも、取り組みこと自体がトレーニングです。
ぜひチャレンジしてみてください。
マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング
これはゼロ秒思考の本が元になっている、ロジカルシンキング(論理的思考)のトレーニングについて書かれている本ですね。
徹底的に実践すれば、即断・即決・即解決のゼロ秒思考を身につけることができます。
僕も、もう一度このトレーニングやろうかな・・・。
頭がいい人の「論理思考」の磨き方
こちらは論理的思考(ロジカルシンキング)のトレーニングをするのにも活用できますね
論理的とは何かについて、わかり易く述べられていて、具体的に、考えることについて書かれています。
具体的な例もたくさん記載されており、書きながらトレーニングができるおすすめ本です。
入門考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法
こちらは、先にご紹介した「考える技術・書く技術」の日本版入門書ですね。
こちらの方がとっつきやすいとは思いますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN
こちらも近年話題になっているおすすめ本ですね。
抽象的な議論や、「ビジョン」をどのように持つかについて、その背景と理論をご紹介してくれているなかなか読み応えのある本です。
論理的思考にもたげないようにと、忠告をしてくれているような。
具体的なアプローチも示されており、ビジネスにどのように活かすかも記されています。
「正解」がなくなりつつある時代の中の、一つの解決策を教えてくれる一冊です。
仮説思考
こちらは、元・ボストンコンサルティンググループ日本法人代表の内田和成さんの書かれていた名著ですね。
今では当たり前に言われるこの「仮説」をもつ思考方法の原点とも言えるのではないでしょうか。
この仮説思考を身につける=論理的思考(ロジカルシンキング)とも言えるでしょうね。
世界標準の経営理論
こちらは、少し論理的思考とは離れてしまうかもしれませんが、経営の世界におけるあらゆる論理がまとめられているとてもおすすめの一冊です。
ボリュームが800ページとあるのですが、わかりやすい本ですので、一気に読めてしまうと思いますよ。
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ロジカルプレゼンテーションに役立つ論理的思考を実践で鍛えるのおすすめ本
さて、上記では2019年時点でのおすすめ本でしたが、その後もいくつか読んでみておすすめしたいと思った本がありますので、ご紹介していきますね。
おすすめ本は以下です。
ロジカルプレゼンテーションに役立つおすすめ本
- 1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
- ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
- プレゼンテーションZen第2版 プレゼンのデザインと伝え方に関するシンプルなアイディア
- 問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
以下で1つずつみていきましょう。
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
これは同僚に進められてとても良かった、論理的思考が鍛えられるおすすめ本ですね。
話題の構成、結論の決め方、メンタルの話、1分で記憶に残す方法など、誰でもできるメソッドを学べる内容になっています。
会議や交渉が苦手な人、会話・出来事の報告をスムーズにできるようになりたいという方におすすめですよ。
ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
こちらは、ロジカルプレゼンテーションの古典中の古典ともいって良いですね。
論理的思考のロジカルシンキングに止まらず、プレゼンテーションとしても如何に論陣を構築するのかを丁寧に解説してくれています。
発売から20年近くたちますが、唯一絶対の名作だと思います。
プレゼンテーションZen第2版 プレゼンのデザインと伝え方に関するシンプルなアイディア
こちらは、プレゼンテーションに置けるテクニックをご紹介してくれているおすすめ本ですね。
資料の見せ方から話し方の構成まで、色々なテクニックが解説されています。
問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
こちらは、論理的思考も全ては組織の問題解決にあるという原点に立ち戻らせてくれるおすすめ本ですね。
問題解決の本は、「問題解決力を高めるおすすめ本10選【基本から実践まで身につける】」の記事でもご紹介してます。
合わせて参考にしてみてください。
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論理的思考(ロジカルシンキング)を簡単に身につける3つの方法
ここからは、論理的思考(ロジカルシンキング)を簡単に身につける3つの方法についてご紹介していきます。
論理的思考(ロジカルシンキング)を簡単に身につける3つの方法とは以下の方法ですね。
論理的思考を身につける3つの方法
- たくさんの難しい本をじっくり読み込む
- ノートにアイディアを書きまとめ続ける
- 経営知識をインプットする
以下で1つずつご紹介していきます。
たくさんの難しい本をじっくり読み込む
論理的思考(ロジカルシンキング)を簡単に身につける方法の1つ目は「たくさんの難しい本をじっくり読み込む」です。
ぼくはよく、1ヶ月に10冊以上のビジネス書を読むという目標を掲げてチャレンジしていました。
けっこうお金がかかって大変でしたけどね。
本の選び方としては、以下です。
おすすめの本の選び方
- 長く読み継がれている本を選ぶ
- 少し難しい内容の本を読む
- その本が書かれた時代背景などを意識して読む
1ヶ月の本代がけっこう嵩んでしまって大変でしたけどね。
おすすめのサービスはKindle Unlimitedです。
Kindle Unlimitedは、月額の利用料を支払えば数々の名著が読めるサービスが多いですね。
月額980円(税込)で、和書12万冊以上、また、洋書も120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になります。
ビジネス本から漫画、雑誌など、多岐に渡るジャンルの書籍が読めるようになります。
多読をしたり、気になっていた本などがどんどんKindle Unlimitedで読めるようにもなりますので、ぜひこちらも登録しておくことをおすすめします。
ノートにアイディアを書きまとめ続ける
論理的思考(ロジカルシンキング)を簡単に身につける方法の2つ目は「ノートにアイディアを書きまとめ続ける」です。
論理的思考(ロジカルシンキング)や問題解決、図解、フェルミ推定など、思考力を高める手法がありますので、興味のあるところから読み進めていくのが、一番の近道ですね。
なので、以下のことを意識しながらノート術・メモ術は実践すると良いです。
思考力を高めるノート術・メモ術
- とにかく数を多く書く
- 常に何でもメモする
- ノートを書く時間と場所を確保する
この3つを意識して日常の中でノート術・メモ術を取り入れていきましょう。
結論としては、とにかく多読、実践、継続の繰り返しだと思います。
今回ご紹介する書籍などを読まれてみながら、試行錯誤をすれば、確実に半年から1年くらいで思考力は格段にレベルアップしていますから。
ちなみに、僕もノート術に関して、6年以上は継続して考えてきました。
そのノウハウを以下のnoteで「頭の回転を速くするノート術【7つのマスを使った思考訓練の方法】」として公開しています。
また、ノート術・メモ術を身につけるおすすめ本としては「ノート術・メモ術を身につけるおすすめ本20選【一流の人が皆やってる創意工夫のノウハウが詰まった本を紹介】」でも紹介していますので、よければチェックしてみてください。
経営知識をインプットする
論理的思考(ロジカルシンキング)を簡単に身につける方法の3つ目は「経営知識をインプットする」です。
思考力や論理的思考に頼りすぎで、ビジネスの基本知識を身に付けることを怠っている人も多いんですよね。
ただ、根本として基本となるビジネスの知識をインプットしておくだけでも、この抽象化・具体化のトレーニングに相乗効果をもたらすことができます。
ちなみに、おすすめのビジネス知識の身に付ける方法は以下で学ぶのが一番いいと思っています。
ビジネス知識の身に付けるおすすめサービス
ぼく自身はMBAなどのビジネススクールではなく、中小企業診断士の資格勉強で経済から企業法務のことまで勉強してきました。
実際に活用できる実務よりの知識も非常に多いので、MBAなどよりはおすすめですね。
論理的思考(ロジカルシンキング)を身につけた後に学ぶべき思考
ここでは、論理的思考(ロジカルシンキング)を身につけた後に学ぶべき思考についてご紹介していきます。
論理的思考の後に学ぶべき思考は以下の3つの思考です。
論理的思考(ロジカルシンキング)の後に学ぶ3つの思考
- デザイン思考
- 戦略的思考
- 抽象化思考
以下で1つずつみていきましょう!
論理的思考の後に学ぶべき思考①:デザイン思考
論理的思考の後に学ぶべき1つ目の思考は「デザイン思考」です。
「デザイン思考」は、デザイナーやクリエイターが業務で使う思考プロセスを活用し、前例のない課題や未知の問題に対して最適な解決を図るための思考法のことです。
論理的思考とは対をなす思考ともイメージできます。
デザイン思考について「デザイン思考が理解できるおすすめ本10選【本質は手を動かし試行錯誤から始まるビジネスへの利益と社会実装】」でもおすすめ本をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
論理的思考の後に学ぶべき思考②:戦略的思考
論理的思考の後に学ぶべき2つ目の思考は「戦略的思考」です。
戦略的思考は、目標または一連の目標を達成するという文脈で個人によって適用される思考のプロセスのことを示します。
組織の戦略的管理プロセスに適用される場合、戦略的思考には、企業または組織に競争上の優位性を生み出すことを目的とした独自のビジネス洞察と機会の生成と適用が含まれます。
戦略的思考については「戦略思考を鍛えるおすすめの本25選!2022年版【マジで身につく戦略思考を鍛えるトレーニングブックとして読んで欲しい】」でもおすすめ本を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
論理的思考の後に学ぶべき思考③:抽象化思考
論理的思考の後に学ぶべき3つ目の思考は「抽象化思考」です。
抽象化思考とは、「物事の本質を抜き出して(抽象化)考える」という意味での思考法です。
「具体的思考」と合わせ、仕事でも勉強でも欠かせない視点です。
抽象的思考力を鍛えれば、物事への理解が深まったり、既存の知識を組み合わせてアイデアを生み出したりと、多くのメリットを享受できます。
抽象化思考については「頭の回転を速める5つの「抽象化・具体化」思考トレーニング:おすすめ本14冊とその後に学ぶべきテーマを徹底解説」がどこよりも詳しい解説をしているので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ:昔の本ほと良い本が多い
いかがでしたでしょうか。
今回は、『論理的思考(ロジカルシンキング)が身につくおすすめ本15選【昔の本ほどやっぱり良書。あとは鍛える練習】』と題してご紹介してまいりました。
この記事を書いていて気づいたのが、「やっぱりこの手の本は、少し古い書籍の方が良い本だな」ということでしたね。
なぜ、このように考えるのが、効果があるのか。
その背景もしっかり理解できたり、生活の中で取り入れられそうなものなどが多く紹介されています。
この手の本を探す際は、ちょっと古めのロングセラー本を探すと良いですね。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で。
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