UIやUXのおすすめ本を探している人「UI/UXを学びたいけど、どんな本を読めば良いんだろう?おすすめの本ってどんな本があるのかな?
Webサービスやアプリのデザインや開発などに関わるようになると、UIやUXについて学びたいと考えることも多いのではないでしょうか?
今回は、そのような興味や関心を持った人に対して、おすすめの本をご紹介していきます。
僕自身も、UIについて提案したり、サービス全体のUXを考えてまとめる仕事をしてきています。
その際に参考にしてきている本や、僕自身が学び始めた時にすごくインプットをしやすかった本をご紹介していきますね。
今回ご紹介した書籍を読まれると、UIやUXの基礎の部分はしっかりと身につきますよ。
それでは早速みていきましょう!
もくじ
UXデザインのおすすめ本
こちらでは、UXデザインのおすすめ本を5冊ご紹介していきます。
UIとUXをみた場合、UXの方が全体戦略というか、上位の概念でありますので、幅広い人に関わるテーマです。
全体像をつかむためにも、まずはUXデザインから理解すると良いですね。
一人から始めるユーザーエクスペリエンス
これはデザイナーさんやマーケティングに関わる人から、経営者、スタートアップのメンバーなど、チームに所属する人は皆んなに読んで欲しいと思っている本ですね。
日頃からどのような視点でUX(ユーザーエクスペリエンス)を考えれば良いかがわかりやすくまとまっています。
詳しいインタビューの方法なども紹介されていますが、正直に言って、興味のあるところだけ読めば良いですよ。
UX戦略
熟読をしたい人には、こちらの本がやっぱりおすすめです。
企業としての戦略から考えていくという内容は、一番詳しくまとめられていますね。
ビジネスとしての視点も持てる、非常に学び深い本ですので、2〜3回は読んでみて自分のモノにしていって欲しいです。
ちょっと難しいと感じる人は、少し経験を積んでからでも良いかもしれないです。
IA/UXプラクティス
こちらは、UIとUXの両方の考え方がまとめられている本ですね。
一度に基本から押さえたいと思う人は、この本からスタートしても良いですよ。
サブタイトル通り、モバイルに特化されている本なので、偏りはありますけどね。
マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方
カスタマージャーニーの書き方について詳しく、しかもわかりやすく解説されている本ですね。
ユーザーの全体フローのイメージを作るにはとても勉強になります。
この本を読みながら実際にカスタマージャーニーを作ると、理解が深まりますね。
【実例公開】カスタマージャーニーの作り方【おすすめ本も紹介】という記事に、以前僕が作ったカスタマージャーニーの紹介をしていますので、ぜひ読んでみて下さい。
マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方
Web製作者のためのUXデザインをはじめる本
Web製作者さん(WebディレクターさんやWebデザイナーさん)向けに、UXデザインについて知っておくべきポイントをまとめてくれている本です。
ユーザビリティの評価やユーザーシナリオ、プロトタイピングなどについてそれぞれ詳しく紹介されていますので、実際にプロジェクトに関わるのであれば、この本は必読ですね。
UIデザインのおすすめ本
UIデザインは、デザイン要素も多分に含んできます。
デザインのことをよく知らないという人は、まずはデザインの基本的な部分から押さえておくと良いですね。
また、こちらでご紹介した書籍を読みながら、実際に
- Webサービスやアプリなどがどのようにデザインされているか
- UIがどのように工夫されているか
などの視点で実物を見ていくことをおすすめします。
なるほどデザイン
デザインについて全くわからないという人に、ぜひ読んで頂きたい一冊ですね。
かなり頭の中に入ってきやすい解説で、実例を踏まえて紹介されている本です。
この本をサッと読んで見た後に、街の看板や電車のつり革広告などを見てみて、
「なるほど〜」と思ってもらいやすい本だと思います。
ノンデザイナーズ・デザインブック
「なるほどデザイン」よりも、もう少し理論的な視点で解説されている書籍ですね。
こちらの本でポイントを押さえておくと、さらにデザインについて見方が身につきます。
かなり支持している読者も多い、良書ですね。
(個人的には、1冊目に読むのはあまりおすすめしません)
インタフェースデザインの心理学
UIデザインにおける心理的効果を解説してくれている本です。
こちらの本もかなり支持されています。
ここまで深い洞察をしているUIデザインの解説書は少ないですので、UIデザインの基礎を身につけるのでしたら、必読書ですね。
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
インタフェースデザインの実践教室
インタフェースデザインの心理学の続編的な本ですね。
こちらは事例を踏まえた解説がされていますので、先にこちらを読まれてイメージを持つのも良いですね。
実際に、僕もこちらの本の方がインプットもしやすかったです。
ただ、重ね重ねですが、自分でも実物のWebサービス、アプリを見ながら研究するのが一番ですよ。
インタフェースデザインの実践教室 ―優れたユーザビリティを実現するアイデアとテクニック
UI GRAPHICS
こちらも、たくさんの事例と解説が豊富な本ですね。
やはりスマホ時代になってからUIという言葉が浸透しましたから、その成功事例を知っておくというのは非常に大切です。
ただ、世界の事例と日本独自の感覚とのギャップもあったりしますので、取り入れられそうなところだけを読んでみると良いかもしれないですね。
UI GRAPHICS ―世界の成功事例から学ぶ、スマホ以降のインターフェイスデザイン
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「UIとUXのおすすめ本10選【基礎からしっかり自分で学べます】」と題しまして、これまでに僕の学びが多かった本を中心にご紹介してみました。
これからの時代、様々なデバイス(機器)が出てくるでしょうから、その時に備えて今から基礎固めをしておくと良いですね。
UI/UXをこれから学びたい人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
それでは、今回はこの辺で。