マネジメント

これからのマネジメントの潮流はコミュニティ・マネジメント

日経平均株価が昨年から上がって、今まで見たことのなかった数字が続いてますね。

でも、好景気の実感って、案件や仕事の量とか人手不足になどで感じませんか?

人手不足は組織にとって近々の課題ではあります。

いかにそこから脱却できるか、そのキーワードはコミュニティ・マネジメントです。

今回は、人手不足から考えるこれからの組織マネジメントについて考えてみました。

人手不足の原因を単純に考えてみる

とても単純に考えると、人手不足の原因は

  1. 仕事量が増えている
  2. 転職により人が辞めていってしまう
  3. 求人をしてもなかなか採用できない

があげられますよね。

あくまでも人軸ですけど。

ポイントは、2.の人が辞めると3.の採用できない、です。

これまでは経済的インセンティブと意味的インセンティブによる組織マネジメント

SHOWROOMの前田さんの言っていた話がとてもわかりやすかったので紹介します。人がその会社で働きたいとか、辞めたいと考えるのは、

  • 経済的インセンティブ
  • 意味的インセンティブ

の2つの軸で考えられるというこです。例えば、楽しくたくさん稼げて、この会社にいたいと思えるのが1番ハッピーですよね。他には、

  • 稼げないけど会社は好き
  • 仕方なく稼ぐために働いてるけど会社は好きじゃない

とか。経済的インセンティブと意味的インセンティブの2つの軸でこんな風に考える事が出来ます。

これからは意味的インセンティブが重要

今までお金=経済的インセンティブを優先する人が多かった時代でした。ですが、これからの日本の雇用や組織マネジメントを考えるうえでは、意味的インセンティブがとても重要になってくると言えます。

「何をするか」よりも「誰とするか」がモチベーション

意味的インセンティブを切り分けると、よく言われている「何をするか」と「誰とするか」です。

何をするか

「何をするか」の例は、

  • 働くことで自分は何が得られるのか
  • これをする事で、勝ち馬に乗れるか
  • これからのトレンドを作れるか

というのがあげられます。

これって、判断基準としては個人主義的ですね。

誰とするか

「誰とするか」の例は、

  • 同じバックグラウンドを持っている人と価値観の共有が出来る
  • この人と一緒に働きたいというモチベーション
  • こういう集団に入っていたい

というのがあげられます。ここができている会社っていうのは、人も辞めないで組織のために頑張ってくれる人が多いです。また、会社の雰囲気もとても良いですね。

IT業界やWEB業界で働く人たちは、特にこの辺りを求める傾向もあるのではないかと。

「誰とするか」は組織のコミュニティ化

集団とか価値観とか書きましたが、要は

  • 人と人とが依存し合う価値観を共有して会社組織をコミュニティ化しよう

ということです。

まとめ

人と人とが依存し合う価値観をきょうゆうしていくまでには、

  1. お互いの価値観を知り合う
  2. お互いの背景やストーリーを知り合う
  3. 共通の価値観やストーリーが見つかるまでの対話の繰り返し

です。

1番大事で1番難しいのが3番目の対話の繰り返しですね。

共通点なさそうだなーという人と対話とか今までしてこなかったから難しいんですけど、そこを頑張って繰り返すと急に仲良くなれたりしますからね。

そい打った意味では、まずは自分自身の価値観っていうのを改めて考えてみたり、これまでの自分を振り返ってみてストーリー立ててみるといった事をたくさんしてみると良いかもしれませんね。

飲み会とかで話してみると、人気者になれるかも。

そうやって人と人とのつながりを強めていく組織のコミュニティ・マネジメントが、これから本当に重要になってきます。

お金と仕事に対する価値観が大きく変わる時代へ働き方の多様化やお金への価値観というキーワードは、最近よく耳にするようになってきたかと思います。 今回は先日僕がコワーキングスペースに行って感じた、時代の変化を感じる部分を中心に、ここではまとめていきたいと思います。...
関連記事