マネジメント

マネジメントの経験は他の会社では活かすことはできない【真実です】

マネジメント経験を活かして転職したい人「マネジメントの経験って、しておいたほうがいいのかな?求人票にも優遇って書いてあるけど。マネジメント経験ってどんなことをすればいいんだろう?」

マネジメント経験って、経験したくても経験できない人の方が多いですよね。

求人にも、優遇など書かれていて、転職にも有利だったりします。

 

ですが、

ちょっと待って下さいね!

 

これから先の時代に、このマネジメント経験がどこまで活かせるのか、これはちょっと見極めが必要です。

なぜなら、以下の理由ですね。

これからの時代のマネジメント経験のポイント

  • マネジメント経験を積むにしても、ビジネスモデルを回す意識で経験をつむ
  • マネジメント経験はその会社のマネジメントの仕組みでしか活かされない
  • 人を雇って自分でビジネスを始める人にとって、マネジメント経験は大いに役立つ

そうなんですよね。

転職の求人でなどで書かれているような、「マネジメント経験を優遇」するような記載は、ちょっと慎重に判断した方が良いです。

端的にいうと、以前のような「中間管理職」で通用しないということですね。

つまり、1人のビジネスプレーヤー(経営者)としての経験が必要です

僕自身は、7年くらいマネジメントの教育を売ってきた実績もあり、2017年くらいから、こういう話題もするようになってきました。

今回は、『マネジメントの経験は他の会社では活かすことはできない【真実です】』と題して、これからの時代のマネジメント経験の積み方についてついて、ご紹介してまいります。

それでは、早速みていきましょう!

マネジメントのこれまでとこれからの変化

これまでのマネジメントって、組織の「中間管理職」的なポジションで、人や仕事などの調整を含めたマネジメント業務であったかとおもいます。

大手企業となると、もっとこの傾向は高まりますね。

ですが、近年では、中間管理職の権限もほとんど与えられないまま、機能しない組織体系になっていることも多いです。

また、これからのマネジメントの環境としても、以下の2点は大きな営業を組織で発生しています。

これからのマネジメント環境

  • 価値観の多様化と、価値そのものの定義というのが変わってきている
  • 個人の時代に突入し、これまでの会社への帰属意識も薄れている時代

このようなマネジメント環境において、これからどのような経験を積んでおくべきか。

以下ではちょっと考察をしてまいります。

マネジメント業務の経験をビジネスモデルを回す機会と捉える

マネジメント経験を積むにしても、活かすにしても、ビジネスモデルを回すようなマインドセットでマネジメントをする必要があります。

もし仮に今の会社でマネジメントをしているとしましょう。

その会社で実施しているマネジメントも、その会社のリソースを使ってマネジメントをしているわけです。

今度は、そのリソースは、「自分が資本を出して作った」と考えるとどうでしょう。

人と仕事のマネジメント自己資本でしていると考えると、マネジャーあるいは経営者としての能力がぐっと高まると思いませんか?

このスタンスでマネジメントを行うと、かなりレベルの高いマネジャーになります。

例えば、以下のようなイメージを持ってマネジメント経験を積むと良いですね。

  • チームの方針とメンバーの目標を真剣に立てる
  • 一緒に働きたいと思われるような資質を身につけるなど
  • 独立した時を想定しながらマネジメント業務を進める
  • 上司や社長もビジネスパートナーとして対等に意見をする

このようにして、マネジメント経験を積むにしても、ビジネスを回すつもりで実践すると、ハイレベルなマネジメント経験を積むことができますよ。

マネジメント経験はその会社のマネジメントの仕組みでしか活かされない

もしこれを読んでいる人は、マネジメント経験者ですか?

もし、そうだとして、これからそのマネジメント経験を活かして転職しようと考えているのでしたら、以下のことは想定しておいて下さい。

 

「これまでのマネジメント経験は、その会社のマネジメントの仕組みでしか活かされない」

 

理由は先ほどもあげましたが、リソース(資本・資産)が全て経験を積んだ会社に帰属するからですね。

マネジメントの仕組みも、その会社の仕組みが前提でのマネジメントになります。

他にも、ブランド力や、規模、歴史などもここには含まれます。

仮に転職できたとしても、全く異なるマネジメントの仕組みの中では、ほとんどのケースはこれまでのマネジメント経験は活かされないようになっています。

例えば、簡単な例をですと、大手企業のマネジメントの仕組みと、中小企業の仕組みとは当然違いますよね。

また、業種や業界によっても、独自のやり方というのがあります。

同じ業界・同じ業種でも、ビジネスのの仕組みは異なるものですので、この辺りは全く活きないと思った方が良いですよ。

最近ですと、組織そのものも大きく変わりつつあります。

ベンチャーや働き方も多様化する中で、組織マネジメントそのものも大きな変化を迎えています。

この辺りは、『組織マネジメントで参考になったおすすめ本10選【未来を考える】』で参考書籍をご紹介していますので、ぜひ参考にして見て下さい。

人を雇って自分でビジネスを始める人にとっては、マネジメント経験は大いに役立つ

これから自分で会社を立ち上げてたり、起業をしようと考えている人にとっては、「マネジメント経験」というのは大いに役立ちます。

(そんなのわかっとるわい!って言われそう・・・。)

なぜなら、自分で組織のミッション設定をすることや、人のマネジメントをすることになりますからね。

こう書くと当たり前のように思われるかもしれませんが。

自分とチームのミッション、相手のミッションなど、組織の長として、どのように全体をマネジメントをするのかをイメージしておく。

これは起業後のマネジメントは効果が絶大です。

私の先輩だった方も、独立後に以下のようにおっしゃってました。

「特に人の面に関しては、その人と真剣に向き合って同じように苦悩したこと、あれは大きかった」とお話しされてましたね。

例えば、そのかたは以下のように真剣に向き合っていたそうです。

  • その人の人生の一端を担うつもりで接する
  • 一緒に課題を解決する仲間として扱う
  • その人の人生や将来を考えてあげる

このように、単に人的リソースとしてではなく、本当のパートナーやコーチのような存在を目指すのは、かなりカッコよくないですか?

これから起業し、人を雇ってビジネスを始める人にとっては、この人のマネジメント経験は大いに役立つでしょう。

人のマネジメントに関しては、『人のマネジメントが学べるおすすめの本10選【名著ばかりです】』という記事でおすすめ本を紹介してます。

こちらは必読ですので、チェックして下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は少し変わった切り口でご紹介してまいりました。

単に「マネジメント経験」は優遇という言葉に惑わされるのではなく、普遍的に、どんな会社でも通用するような「マネジメント経験」を積んで欲しいですね。

今回は、『マネジメントの経験は他の会社では活かすことはできない【真実です】』と題してご紹介してまいりました。

ぜひ参考にしてみて下さい。

それでは、今回はこの辺で。

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