マネジメント教育が必要と考えている人「マネジメントの教育ってどんなふうにすると良いんだろう?研修で何とかなるとも思えないし。お金をかけずにマネジメントの教育をするのに何か良い方法はないのかな?」
マネジメントの教育をどうすれば良いか悩む人もいますよね。
例えば、スタートアップの経営者さんや人事の人、マネジャーさんも頭を抱える悩みです。
この悩みを、一発で解決する方法があるとすれば、それは「自分で教育する」です。
マネジメントの教育を自分ですることの効果としては以下ですね。
マネジメント教育を自らすることの効果
- マネジメント教育を通じて人に教えるスキルを身につける
- マネジメント教育のベースは仕事のノウハウの体系化
- マネジメントが上手い人は教育を通じて人の動かし方を身につける
僕自身は、マネジメント研修などを売り込む営業を、7年ほどしていました。
その時に学んだことは、「自らマネジメント教育ができる会社はやっぱり強い」ということでしたね。
今回は、『マネジメント教育のもっとも効果的な方法【研修よりも自ら教える!】』と題しまして、ご紹介して参ります。
それでは、早速みていきましょう!
マネジメント教育を通じて「人に教えるスキル」を身につける
マネジメント教育を自分で行うことは、自分自身が「人に教える」という訓練を積むことです。
人に教えるってなると、相手がそのスキルを身につけたり、行動を変化させる必要がありますよね。
この「人に教える」をうまくできるようになると、マネジメント力がグッと上がります。
なぜなら、人に教えるスキルって、以下のスキルを含んでいるからです。
人に教えることで身につくスキル
- 部下育成やコーチングスキル
- 信頼関係の構築のスキル
- 伝えたいこと・意思の明確化
少し考えるとわかりますよね。
これら、どれもマネジメントの能力に必須の能力です。
このように、人に教えるスキルを身につけることで、実は、自分にとってもかなり有効なマネジメント教育になります。
マネジメント教育のベースは仕事のノウハウの体系化
次に、マネジメント教育を自分で行うことで「仕事のノウハウの体系化」ができます。
ここでポイントなのは、教材を作る、あるいはマニュアルを作るってことですね。
これまで、感覚的にやっていたことや、属人化されたノウハウを教材にする事で、組織全体の能力が底上げされます。
例えば、以下のような会社オリジナルの教科書があったら、便利ですよね?
マニュアルやノウハウの例
- クライアントとの交渉術の教科書
- 技術習得に有効なトレーニング方法
- 社員のモチベーションを高める総務の動き方
いかがですか?
このような、ノウハウをまとめる、そして教育していく、またブラッシュアップする、ということの繰り返していくと良いですね。
途中から、誰かに引き継いでいくのも、ノウハウのアップデートに繋がります。
それが、会社全体のマネジメント教育の文化にもなります。
ちなみに、話すのが苦手な人ほど、この知識の体系化はやっていくと良いですね。
マネジメントが上手い人は教育を通じて人の動かし方を身につける
最後に、マネジメントが上手い人ほど人を動かす能力は高いというお話です。
マネジメントの基本として、「人を動かして成果をあげる」というのがあります。
上手い人ほど、マネジメント教育を自分でしながらそのスキルも身につけたり、高めたりしていますね。
マネジメント教育でも、人に教えて、そのあと相手が自らそれを取り入れたり、意識を持って取り組むような「行動」を起こさせる必要があるからですね。
例えば、以下のようにしてみると行動を引き出しやすくなります。
相手に行動を起こさせる「教えるコツ」
- 「〇〇君だったら、このやり方はあのクライアントのプロジェクトでも使えるよね。」
- 「〇〇さんの仕事だと、こういう業務の時に活かせないかな?何か思いつかない?」
- 「このやり方って、誰か他の人の仕事で活かせる場面ってないかな?ちょっと考えてみて、その人に教えてあげようよ。」
相手にとって、具体的な「活用シーン」と「メリット」を一緒に伝えるのがポイントですね。
このようにして、人を動かす能力を高めると思うと、マネジメントの能力も高まります。
こちらも、ぜひトライしてみてください。
また、人を動かすマネジメントのおすすめ本を以下の記事でもご紹介しています。
理論的なものから、歴史小説などレパートリーに飛んでいますが、参考になると思いますので、興味があるものがあれば、読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、『マネジメント教育のもっとも効果的な方法【研修よりも自ら教える!】』と題してご紹介して参りました。
それでは、今回はこの辺で。