仕事において、モチベーションのジレンマにさいなまれている人って、日本では多いのかな?と最近よく考えます。
例えば
- 仕事に興味が持てなくなっている
- 仕事をする理由が自分のためではなく生活のため、あるいはお金のためになっている
- 職場での人間関係が良くない
など。
こういう人って、多い気がしてなりません。
皆さんは如何でしょう?
僕も、ここ最近は自分の活動が楽しくなってきて、正直に言えば仕事そっちのけのマインドになってきてます。
いや、ちゃんと仕事してますよ。
僕は以前、常駐である大手企業で働いていました。
その会社で働いている人からは、ありがたいことによく転職のお誘いを受けました。
ですが、同じ企業に勤める別の人からは、こんな言葉を聞き、すごく印象的だったのを今でもよく覚えています。
「やりたいことがない人にとっては、いい会社だよ」
これはすごく意味深な言葉だなと思います。
やりたいことがない人。
でも、そんな人っているのでしょうか?
僕の答えは、「いない」という答えを今は持っています。
ただ、今の仕事が本人には合っていないだけ。
やりたいことをしてモチベーションを持って生活する。
当ブログのテーマにも沿っていると思います。
色んな誤解と批判が出そうですが、僕の考える事も整理しつつ、今回はこの辺りを深掘りしてみたいと思います。
もくじ
考察1. モチベーション格差
モチベーションって、自分がやりたいことや自分がイメージできることに対して、湧いてきますよね。
ですが、やりたいことがない人や、あまり未来の自分のことをイメージせずに生活する人が多くなっているんでしょうね。
あとは、同じ場所で同じことをしてると飽きちゃうとか。
逆に、あれもやりたい、これもやりたいという人もいます。
そういう人達と比較すると、モチベーションにも格差があると言えるんだと思います。
良い意味で解釈すると、モチベーションが低い人に対しても、雇用ができる仕組みや仕事を会社は生み出してきた、ということでしょうか。
ただ、会社を経営する経営者にとっては、実はそういう人はもしかすると望んでいない人材なのではないかとも思います。
考察2. コミットメントを求める経営者
日々、精一杯生きる非正規雇用の社員さん
グロービスさんの動画を見てた時に、こんな話が紹介されてました。
それは、非正規雇用の人達のモチベーションを上げたいという経営者の方がいたようなんです。
そして、非正規雇用の人達へインタビューすることになりました。
そこで、
「何にやりがいや楽しみを感じるのか?」
と質問したところ、
「いや、毎日精一杯生きるだけです」
と答えが返ってきたようです。
悟りを開いてるようにも思いますが、こういう人は間違いなくいます。
僕も何人か一緒に働いたことがあります。
ただ、これは経営者から見た時は厄介な人物かもしれないですよね。
コミットメントとパフォーマンス
経営の立場からして見たら、少ない費用で高いパフォーマンスを発揮して欲しいと考えるのは当然です。
だからこそ、会社や仕事へのコミットメントというものを従業員に求めます。
ここでいうコミットメントとは、
「組織の方針に共感をして、成果を出そうとすること」
と定義したいと思います。
ですが、コミットメントを求められても、応えられない人というのは必ずいます。
コミットメントを求められたくないから、非正規で働こうとするわけです。
また、以前はコミットメントを発揮できていた人も、時が経つにつれて発揮出来なくなる人もいます。
こういった状態の社員さんに、会社もコミットメントを求めるのは酷なようにも感じます。
考察3. ラボ的生活のススメ
僕自身の話をすると、僕もここ最近では会社からのコミットメントに答えにくいというジレンマに入ってしまってます。
どちらかというと、会社では得られない経験や知識を、個人の活動を通して得ようとしています。
このほうが、自分の興味関心に応じて、試行錯誤をして、うまく行ったときに喜びを感じるからです。
僕自身が行なっている活動とは、以下の3つです。
- ブログの運営
- システムの開発
- 手帳やノートでのアナログ生活
この辺りは、もう毎日のように試行錯誤をしてます。
それを管理するノウハウも考えつつ、ブログのネタなども考えつつ、時間がない中でも結構充実してます。
一つ一つ成果を出してきたら、次にやりたいことも控えています。
興味ある事を実験としてはじめてみる
以前、こちらの記事にも一流の人の行動について書きました。
その際に、
- 興味の幅
- 好奇心の高さ
- 継続
を身につけようと書いたと思います。
まさに、その一つめの「興味」だと思います。
この興味をたくさん育てるようにチャレンジすることがモチベーションを高めるポイントなんだと考えています。
実験というような位置付けで、個人の生活に取り入れてみてはどうでしょうか。
考察4. 多動力を発揮し、続けられることを発見する
たくさんのチャレンジをすると書きましたが、それがここでいう多動力です。
堀江貴文さんの本にもこのようなタイトルの本がありましたね。
つまり、走りながら多様なチャレンジをし続けることが、自分の新しい分野の発見にも繋がります。
それを、得意になるまで続けること。
ダメだと思えば、次に進むことも大切です。
とにかく自分が没頭できる事を見つけるまで、やり続けることが、モチベーション格差から抜け出し、モチベーションの高い位置にいく方法だと言えるでしょう。
ただし、一つ見つければ終わりという訳ではありません。
また新しい次のものを見つける多動力も発揮しなければいけないと思います。
何故ならば、人は飽きることもあるからです。
飽きた後でまた次を探すのはすごく苦労するでしょうから、常に興味の持てるものを発見し続けましょう。