思考・戦略

個の時代で必須スキルとなる「成果イメージ」の持ち方

こんにちは。

年度末って、会食の多くなったりするシーズンなんですかね?

僕もこのところ少し多いなーと思っていましたが、ちょっと今月からは減りそうです。

先日はあるスタートアップで開発を担当している方とお話ししてきました。

そこで議論になったのが、

一流の人ほど、あらゆる場面で成果イメージを持って行動する

ということでした。

今回は成果イメージの作り方に関してまとめていきたいと思います。

成果イメージを持って行動できているか?

このところ、成果イメージというのが僕の中では無意識のうちに意識していたなと気づきました。

成果イメージというと、かなりビジネスに偏ったワードですね。

そして、こうして書いてみると「成果イメージを持って行動する」なんて、極めて当たり前の行動だと思いがちです。

ですが、この辺り、ちゃんと隅々まで普段から意識しているかというとそうでなかったりします。

例えば、

  • 決まっている定例のミーティングにただ何となく出ている
  • 決まったルーティンワークをただ惰性でこなしている
  • 飲みに誘われたから、何も考えずにその場へ行く

みたいなこと、ありませんか?

なかなか隅々まで意識は出来ないかもしれませんよね。

職業や役職によってもこの意識の差はあるでしょう。

成果という苦手意識

正直僕は、こういう言葉はあまり人から言われたくないと思っている方の人間かもしれません。

上司や他の人から、「成果は?」とか、「成果でるまでやってね」と言われるのはちょっとキツイですね。

このような状態に追い込まれるのは、高い負荷がかかるストレスでもあるでしょう。

こういう方、多いですね。

このストレスの耐性が弱いと、上記のような成果の求め方をされた時には、潰れてしまう可能性が高まります。

成果とは異なる結果

成果と結果を混同して使っている人も多いです。

ここで少し整理しましょう。

  • 成果=良い結果
  • 結果=ある行動から生じる状態

なので、

成果と結果って、ちょっと違うんですよね。

そして、現実というのは結果の連続です。

良い結果もあれば悪い結果もあります。

これらは必ず原因があります。

原因は分析可能なので、なぜそのような結果になったのか、考えて原因を突き止めて改善をする。

こう考えれば、科学的アプローチが可能になります。

  • 成果と結果は異なる
  • 現実は結果の連続である
  • 結果には原因がある
  • 原因は分析可能である
  • 原因を特定できれば改善できる

このように冷静にとらえられれば、よくないことに対しても対処できるように心構えをしておきたいものですね。

成果はデートに誘うのと似ている

よくいろんなビジネスシーンを、「異性をどう射止めるか」に例えて話すことが多いです。

気になってる女の子と付き合うという成果を出そうと思ったら、結構色々と考えませんか?

(僕は女性が好きなので、例として女性をターゲットにしてますww)

こういう時はかなり本気出して考えるんですよね、多くの人は。

でもビジネスとなるとこの割合が減ってしまいます。

特に会社組織の場合はそうかもしれませんね。

成果イメージを持とうとする時

僕もここ最近で気づいたのですが、成果イメージを持とうとする時と、持とうとしない時というのがあります。

そして、持とうとしない限り、成果イメージというのは出ないでしょう。

ここのポイントがどこかというと、下記になるでしょう。

  • 自分事
  • 他人事

例えば、定例のMTGが会ったとして、そこに上司が同席している場合は下の人は上司の話を聞く、あるいは受け入れるという状態だったりします。

これが、自分自身が主体となるMTGだとしたらどうでしょうか。

自分がどう場をコントロールしようか、とか、自分の主張をはっきり伝えるためには事前に何をして置けばいいのかというのを考えると思います。

このように、自分事として捉えると、否が応でも成果イメージを出そうとする回数は自然と増えると思います。

女性と付き合えるかどうかは、他人事ではないですよね?

自分事に出来ているかいないか

この自分事に出来ているかいないかで、成果イメージを描く回数というのは格段に変わってきます。

  • 個人でフリーランスとしてやっていく
  • 会社を立ち上げる
  • 権限を持って会社組織に属する
  • 何かしら自分自身を売り込む機会がある

このような状況の人は、とにかくチャンスを活かすために、あらゆる状況の中で成果イメージを持とうとする修正が身についています。

これが、自分事に出来ている人です。

反対に出来ていない人は、

  • 上司がいるからなんとかしてくれる
  • 営業が仕事を持ってきてくれる
  • ただただMTGや飲み会に参加している

などといった行動のままで、受け身の状態になってしまうでしょう。

個の時代の必須スキル

これからの個の時代、自分自身を成長させていくためには、この

「成果イメージを持って行動する」が必要なスキルとして求められてくる事でしょう。

あらゆる場面で、

  • 主体性を発揮できるように準備をしておく
  • 何をゴールとして定めるのか
  • 今回の目的に対して何をする
  • 次に繋げるために何をその場でするか

このような準備をしておく事で、成果イメージが持てる訓練になるのではないでしょうか。

僕の場合も、MTGの前に必ずいう事を3つ事前に考えておくというのをクセにするようにしています。

話したい事をイメージしておくと、その反応がどうだったのか、仮説検証できますからね。

これは本当にこれからの時代、自然に求められてくるスキルになると思います。

ぜひ皆さんも、この成果イメージをもつ訓練をされてみると、ものの見方や考え方が変わってくると思いますので、やってみては如何でしょうか。

挫折をせずに達成できる効果的な目標の立て方(基礎編) 今年の1月からずっとブログの更新についてはなんとか平日に記事を書いて投稿するということを続けています。 この記事でもう93...
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