継続することを習慣化したい人「何かを始めようと思ってもなかなか継続できないんだよなぁ。うまく習慣化して何か一つでも専門性を身につけたいと思うんだけど。特に才能があるわけじゃないから継続したいんだけど。継続するコツってどうすればいいんだろう・・・」
今回は、このような疑問についてお答えをしていきます。
僕自身も今まさに実験している最中ですが、今年は3つの目標を立てていました。
- 1つ目はブログを初めて続けてみること
- 2つ目はプログラミングスキルを身につけること
- 3つ目は筋トレ&ランニングを毎日継続すること
恥ずかしながら、今は1つ目のブログを本気でやろうという目標しか残っていませんね。
ただ、その中でも「続けること」に関しては個人的にも研究を進めてきたので、ここではその研究内容をまとめてご紹介しておきたいと思います。
この記事を読むことによって以下のことが分かるようになります。
- 継続するコツが分かるようになる
- 何かひとつを1年継続するような仕掛けを理解する
- 好きだと思えることを継続する
それでは、早速みていきましょう。
もくじ
継続するのが難しいのは難易度が高いから
まず、はじめに言っておくことがあります。
それは、「継続できないもの」は、自分にとって難易度が高いものか?ということですね。
例えばプログラミング未経験で文系の人が、プログラミングを習得するために独学で毎日4時間コードを書くとか、結構なハードルだと思います。
確かに、世の中的には「最低200時間はまずは勉強しましょう」とかの情報もたくさんあるかもしれません。
それに対して、最短でそれを達成してしまおうと考え、ハードルの高い目標設定をしてしまったりします。
このように、いきなり高い志を持って始めると、それを続ける習慣を身につけるのは、割と失敗に終わりやすいです。
早い段階で、継続しなくなりますね(これ、かなり僕のことを言ってたりもしますけどw)。
そんな日々が続いてしまうと、さらに辛くなってやらなくなり、自己嫌悪に陥って、そして何も変化しないままの人間であることに気づくんですよね。
うん、負のスパイラルですね・・・ツライ・・・。
高い志はもちろんOKですが、まずは継続をすることも考え、難易度を低く設定して徐々にハードルを上げていくような工夫をするのが良いでしょうね。
ちなみに、男性の場合は比較的このパターンに陥りやすいみたいです。
女性の方が無茶をせずに、現実的な目標設定をする傾向があるようなので、日々コツコツと継続する努力は得意なのかもしれませんね。
このあたりは、挫折をせずに達成できる効果的な目標の立て方(基礎編)と挫折をせずに達成できる効果的な目標の立て方(実践編)にも書かせて頂きましたので、参考になると思います。
気合いや意気込みでは継続は出来ないと思います。
ですので、コツとしては自分の思っている以上に難易度を低くした目標を始めに立てると、継続はしやすくなり、習慣化できるようになりますね。
継続するコツは複数の事を少しずつ始めること
少し前置きが長くなりましたが、具体的な継続するコツについて見ていきましょう。
1つ目のコツとしては先ほども少しご紹介しましたが、「毎日少しずつ始める」ところから始めてみましょう。
例えば、僕の例でご紹介していきます。
僕も昔は「ノートを毎日書く」というのを継続して習慣化していました。
ですが、はじめはのころは、「ノートの1ページの半分を1日で埋める」ところからスタートしていきました。
そして徐々に、1ページ書く→2ページ書く→3ページ書く、というふうに、徐々に書くボリュームを増やしていきましたね。
3年後ぐらいには普通に1日3ページから5ページくらいのアイディアをノートにまとめられるくらいになりました。
※そちらのノウハウはアイディアを考える思考習慣:日々のトレーニング方法【修行です】をご覧ください。
もう一つの例が、ブログですね。
はじめは頑張って1000文字の記事(ゴミ記事になってるかもだけど)から始めていました。
そのあとに、2000文字に増やし、今は4000文字〜5000文字くらいを目安にしてブログを継続して書くようにしています。※まぁ、文字数が多いからコンテンツの質が良いというわけではないですが、その辺りは今回は話題にはしないということで・・・。
※ブログに関しては、もし興味があればアフィリエイトでスキルアップ!ブログ記事を書くことのメリットという記事で身についてきたスキルに関してご紹介もしていますので、そちらも読んでみてください。
このようにして、始めは達成しやすいボリュームを設定しておき、徐々にレベルを上げていくというのが、やはり何かを身につけたり、習慣化するにはよいやり方なのだと分かってきました。
複数のことを初めていく(個人差あり)
これは、人によるかも知れませんが、3つ〜5つのことを同時に初めてみて、「どれが継続することが出来るかを見つけていく」という気持ちでやってみるのも、一つのやり方ですね。
僕の場合は、
- ブログを書く
- プログラミングを身につける
- 筋トレ&ランニングをする
という目標でやってましたが、続けていこうと思ったことはブログでしたね。
もともと書くという行為を昔やってきていたとう経験も下支えになっているのかもしれません(昔は小説を書いたり、芝居を書いたりしていたものですから)。
このように眠っているスキルというのを再び呼び起こすということもあります。
ですので、何が自分は得意だったかというのを探るという意味でも、複数のことを同時並行で進めてみるのはオススメの方法です。
その中で、習慣化して継続できるものを作っていくことを、されるとよいですね。
継続するコツは記録をして可視化すること
もう一点、継続するコツは「記録をして可視化する」ということも習慣化を後押ししてくれるやり方です。
僕の場合は、この記録をして可視化するのを手帳を使って実践しています。
ま、いろんなアプリとかもあるので、それらで記録をして可視化するのも良いですね。
僕も色々と試してみましたが、普段から持ち歩いて使っているもので記録するのが1番継続しますね。
僕はフランクリンプランナーという手帳を使ってます。
あの7つの習慣で有名な手帳ですけど、まぁ継続を記録していくのは、見える化や楽しさの工夫がされていれば何でも良いですね。
継続することをやる時間(ゴールデンタイム)を決めておく
継続するのに効果的なのに、実施するゴールデンタイムを決めておくというのもあります。
いわゆるルーティーンというものです。
自分の行動の順番を決めておいて、その通りにすることを習慣化していきましょう。
また僕の例で言いますと、以下のような流れでブログ記事を作成していますね。
- 朝電車に乗るときにブログ記事の企画や調査(シルバータイム)
- ランチタイムの時に少し執筆(ブロンズタイム)
- 帰り途中でカフェで最後の執筆と公開作業(ゴールデンタイム)
このような流れでブログは書いています。
ちなみに、朝の通勤時間に何の音楽を聞くかも決まってたりもしてますね。
こんなふうに、いつ、どこで、何をして、が決まっていると継続することができますね。
これを読む皆さんも、生活の流れの中に習慣化できることを組み入れていくと、継続することも比較的容易になっていきますよ。
「そんな時間取れないよ!」というかたについては、時間術についても少し触れてみると良いでしょうね。
「時間がない」というのが実は思い込みの部分であるということに気づかせてくれた本をご紹介しておきます。
こちらの本はメンタリストのDaiGoさんが書いた渾身の一冊ですね(ご本人がニコ生でおっしゃってましたけど)。
先ほどあげた「時間感覚に対する思い込み」というのを気づかせてくれている内容です。
継続するコツは1日の目標にフォーカスすること
最後に、継続するためにもっとも大事だと思うコツについてご紹介しておきます。
それは、「毎日続けることにフォーカスしましょう」という事です。
例えばですが、昨日サボってしまったとしたら、それはもう二度と穴埋めできません。
当たり前と思うかも知れませんが、その分を取り戻そうと今日2倍頑張ろうとして失敗する人も少なくないという事ですね。
なので、必ずその日にやるというマインドを身につけるということが継続することの秘訣です。
続けなくても誰も困りはしません。
ですが、この継続することを3年間毎日欠かさずし続けていけば、そこ分野においてかなり信頼される人物になっているとも思います。
この、日々の積み重ねをロングスパンで行うという方は、どの分野においても希少な存在になれる確率が非常に高まります。
このようなポジションを狙って、習慣化する仕組みを自分なりに構築し、継続していくことができれば、必ず違う景色が見えるようになります。
- 絶対に穴を空けないという至難の技に挑戦してみる
- それをSNSなどで発信し続けていく
とか、このような事をするのも、アリかも知れないですね。
ですが、これも長期戦ではありますが、まずはその継続するテーマが自分にもこなせていける様に目標を設定してください。
まずは1週間から始めてみて、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と、長期的なスパンに途中で設定し直してやるとよいですね。
まとめ
如何でしたでしょうか。
ここまでをまとめると以下のようになります。
- 難易度を考え、目標は低めに設定しておこう(継続することが優先です)
- 複数のテーマを同時並行ではじめ、得意分野を探そう
- 継続するためには記録と可視化の工夫を自らしておこう
- 継続するコツは、長期ゴールよりも日々の目標をこなし続けること
今回は、継続するためのコツやマインドセットの部分にフォーカスしてまとめてみました。
ぜひ、参考になれば嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。