思考・戦略

【決定版】思考力を高める効果的なトレーニング方法3選【ノート術】

思考力をトレーニングしたい人「思考のトレーニングってどうすれば良いんだろう?ロジカルシンキングも苦手だけど、アイディアを考えるとか、考えるスピードを上げるとか、そのためにはどうすれば良いんだろう?」

今回は、このような疑問にお答えしていきます。

この記事を読むと、以下のことが分かるようになります。

  • 思考を高めるトレーニングに有効なことは「書くこと」
  • 思考を高めるトレーニングを続けるとコミュニケーションが上手くなる
  • 思考を高めるトレーニングはインプットの量とモチベーション管理になる

僕も、元々は考える事が苦手でした。

あ、今でも得意ではないですねw

ですが、今回ご紹介するような思考のトレーニングを繰り返してきた結果、それなりにビジネスにおいては対等に経営者の方々と話が出来るようになりました。

また、お仕事の相談などをされたりと、まぁそれなりには考える事が出来るようになったと思います。(それなりに信頼も得られているという意味で)

つまりは、ずっと続けてきた思考のトレーニングによる結果がでたという事ですね。

僕個人の成果でいうと、以下のようになりましたね。

思考力を高めるトレーニングをした結果

  • 営業成績が改善されて業界No1企業からの新規取引を受注。
  • 転職しても経営戦略として経営者の傍での業務。
  • スタートアップの立ち上げ支援のコンサルティング

このように、わりと多岐にわたる業界や活動領域でお仕事をさせて頂いています。

そんな僕を支えてくれていたのが、今回ご紹介する3つの思考トレーニングです。

思考力を高める効果的なトレーニング方法3選

  • ロジカルシンキング・トレーニング【初級】
  • アイディア発想の思考法【中級】
  • 抽象化・具体化の思考法【上級】

僕は書くときは、基本的には紙に書き出して考えるようにしています。

あまり考える事が苦手な僕でも、ノートを開いて書き始めると、思考が考える姿勢に入ります。

何かテーマを書き出す事で、考える対象が決まるからです。

思考力を高めるのに参考にした本などは、『思考力が高まるおすすめの本20選【結論は半年以上考え続けること】』という記事でもご紹介していますので、ぜひ参考にして見てください。

それでは早速みていきましょう!

思考力を高めるトレーニング方法:ロジカルシンキング【初級】

思考力を高めるトレーニングのために、1番の基本となるのは、やっぱりロジカルシンキングです。

ちなみに、全てロジカルに物事を考えるというのは、僕は無理だと思っています。

ロジカルシンキングは、何か考えなければいけない「課題が決まっている場合」は実施しやすいですが、何から考えれば良いかといった「課題設定には不向き」だと思います。

困っている事(課題)が決まっていれば、あとはロジカルに思考を進めれば良いのですが、実態はそうでない事が多いですよね。

ですので、僕の考えたロジカルシンキングのトレーニング方法では、初めは思いつくままの思考を取り入れています。

そのあとは合理的に考える「枠を使って考える」方法です。

詳細のやり方については、『ロジカルシンキングがラクにできるノート術とおすすめ本』という記事でまとめていますので、ぜひ思考力を高める参考として、見て頂ければと思います。

ロジカルシンキングがラクにできるノート術とおすすめ本この記事では、ロジカルシンキングがすごくラクに出来るようになるノート術とトレーニング方法についてまとめています。ロジカルシンキングが苦手な方は、このノート術を実践してみることで少しずつできるように身につくはずです。ぜひ参考にしてみて下さい。...

思考力を高めるトレーニング方法:アイディア発想の思考法【中級】

次に、思考力を高めることに関連して、アイディア発想の思考法について見ていきましょう。

アイディアを支えるのは、意外にも知識であるということも念頭においておきましょう

ですので、日頃からいろんな知識を得ておくことは大切です。

それで何とかなるかというと、そんな簡単ではないのですけど。

ただ、アイディアの場合はとにかく数です。

思いつく限りのアイディアを何でもいいので出し尽くす。

そして、出し切ったと思った後でも、それからまた出し尽くすまで何度も繰り返すという過酷な訓練が必要だと思います。

これを続けると、格段に思考力も高まるんです。

アイディアを出すのって、少しカッコいい印象もあるかも知れませんが、キレのあるアイディアにたどり着くまでは、この過酷な修行を繰り返し行う必要はありますよ。

それを乗り越えた人が、カッコいいアイディアマンになれるのだと思います。

少しマインド的な話になってしまいましたが、具体的なアイディアのトレーニング方法については『アイディアを考える思考習慣:日々のトレーニング方法【修行です】』でもご紹介していますので、ぜひ、思考力を高める方法として、取り組んでみてください。

アイディアを考える思考習慣:日々のトレーニング方法【修行です】この記事では、アイディアを日々生み出すための思考習慣を手に入れるための、トレーニング方法と参考になる本のご紹介をしています。一流の人ほど「常に考える」というのを自然な状態にしているので、アウトプットの質も高いです。その状態を作るためのトレーニングを紹介していきます。...

思考力を高めるトレーニング方法:抽象化・具体化思考【上級】

抽象化・具体化思考は、この中でも一番難易度が高く、そして最もその考える量が求められる思考法です。

何かを見た瞬間に、別の何かにたとえる。

あるいは、何か広告を見たときに、なぜそのような表現になっているのか。

こういったことを常日頃から、対象物を見つけては考えるという思考のクセを身につける事が必要です。

これを本当に続けると、思考力が勝手に高まります。

もうほんと、頭が爆発しそうになることもしばしば(いや、マジで)。

ですが、一流の人ほどこの思考方法は身につけていて、自らそれを日々の生活の中に取り入れて訓練をされています。

有名な方だと、Showroomの前田祐二さんですね。

あの方も、ノート術については研究をされて取り組まれています。
(僕はさすがにあそこまでのことはできませんが。)

抽象化・具体化の思考トレーニングをこなしていくと、思考のスピードが格段に上がっていくでしょう。

「このことは、あの分野でいうとこういうことだな〜」と、思考の広がりのスピードがどんどんと上がっていきます。

抽象度の高い会話でも、日頃から訓練を続けているだけで、そのあとの具体的な取り組みや施策に落とし込みやすくなります。

こうすると、実行までのスピードもどんどん上がりますから、結果にたどり着くのもとても早くなりますね。

抽象化・具体化思考については、『頭の回転を速める5つの「抽象化・具体化」思考トレーニング:おすすめ本14冊とその後に学ぶべきテーマを徹底解説:おすすめ本14冊とその後に学ぶべきテーマを徹底解説!:おすすめ本14冊とその後に学ぶべきテーマを徹底解説!』という記事で詳しくまとめています。

割と当ブログでもよく読まれている記事ですので、参考にして見てください。

頭の回転を速める5つの「抽象化・具体化」思考トレーニング:おすすめ本14冊とその後に学ぶべきテーマを紹介します。
頭の回転を速める5つの「抽象化・具体化」思考トレーニング:おすすめ本14冊とその後に学ぶべきテーマを徹底解説この記事では、頭の回転を早める思考方法としての「抽象化」と「具体化」についてご紹介しています。どのようなトレーニングをすると良いか、また参考となる本のご紹介もしています。これを続けていくことによってかなり頭の回転が速くなりますので、ぜひ参考にしてみてください。...

あとは、抽象化・具体化思考を高めるためのおすすめの本を以下の記事でご紹介しています。

関連記事:抽象化思考と具体化思考を鍛えるおすすめの本10選【思考力アップ】

 

抽象化・具体化思考は、まずその感覚をつかむのに少し苦労するかも知れないですね。

ただ、意識して訓練すると1週間くらいで感覚はつかめますね。

僕自身のトレーニングのやり方などについては、『【抽象化思考トレーニング】抽象化と具体化を身につけるビジネス知識』という記事で紹介してますので、参考にしてみて下さい。

思考力を高めるトレーニングが出来ないのはインプットが足りないから

思考力を高めるトレーニングを続けていると、同じ思考パターンに陥ることもよくあります。

そうすると、考えるアイディアのアプローチがワンパターンになっていくことに気がつくと思います。

だいたいこの状態になるのは3ヶ月〜6ヶ月目くらいのときですね。

なぜこのような事が起こるかというと、インプットの幅が狭かったり、あるいは全く新しいインプットが出来ていない状態だと思ってください。

よくベテランの人でいませんか?

同じアプローチでしか物事を考えられない方が。

その状態と同じ状態になっていて、時代が変わったり環境が変わった瞬間に適用できなくなってしまうこともあります。

ですので、常にインプットをしながら思考トレーニングをすることを心がけてもらいたいです。

僕は、この状態を避けるために、月に10冊〜15冊はビジネス書などの本を読んでインプットしていました。

そして、インプットしたことをノートにまとめ直したりもしたりしていましたね。

最近では、インプットはPodcastやVoicyというアプリを使って耳からインプットすることも多いです。

また、Youtubeの動画などを見ながらノートを取っていることもよくします。

本だけでなく、今は動画や音声でもインプットしやすい環境になったので、とても便利ですよね。

本を何回も読むのは大変ですが、動画や音声をなんども繰り返して視聴すると内容も脳に定着しやすいので、とてもお勧めしますね。

思考力を高めるトレーニングはコミュニケーション能力を高める

最後に、意外と思われるかも知れないことをお伝えしておきます。

ここまででお伝えしてきた思考力を高めるトレーニング方法を実践していくと、コミュニケーション能力が飛躍的に高まります。

もちろん、話す実践をすることは大前提ではあるのですが。

ちなみにコミュニケーションについては、『心理学で人を動かす!超カンタンなコミュニケーションの方法』で具体的なノウハウをまとめています。

心理学で人を動かす!超カンタンなコミュニケーションの方法心理学をベースに人を動かすコミュニケーションの方法についてこの記事ではノウハウをまとめています。人のタイプの見極め方から、タイプに応じたアプローチ方法など、適切なコミュニケーションが取れる方法と参考となる書籍についてもご紹介していきます。...

1年くらい思考力を高めるトレーニングを続けていると、論理的な思考も鍛えられ、かつ相手とのブレスト(ブレーンストーミング)でもアイディアをどんどん発言できるようになります。

また、抽象化と具体化を織り交ぜて相手に伝えることもできるようになっていくので、説明力も高くなり、相手の納得度を高めるようなコミュニケーションを取ることが可能になります。

思考力を高め、相手とのコミュニケーションが効果的に発揮されれば、当然その人からの信頼も暑くなりますよね。

そうするとどんどん自分に有利な状態で物事を推進していけるようになります。

ぜひ、諦めずに取り組んで見てください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでをまとめると以下のようになります。

  • 思考力を高めるトレーニングする方法は3つ(ロジカルシンキング、アイディア、抽象化・具体化)
  • 思考力を高める・磨き続けるためにも、インプットも大切
  • 思考力が身につけばコミュニケーションも上手くなる

僕は、本当に考えることが苦手だったのですが、思考力を高めるトレーニングをやっていくうちに楽しくもなってきました。

最低でも1年はトレーニングを続けなければいけませんが、それすら出来ない人も多いです。

1年後に新しい景色を見るためにも、ぜひ取り組んでもらえればと思います。

それでは、今回はこの辺で。

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