ディレクション能力を高めたいと思っている人「ディレクションに必要な能力ってどんな能力があるのかな?単純にコミュニケーションが大事とはよく聞くけど。ディレクション能力を高めるにはどんな能力を身につければ良いんだろう?」
このような疑問にお答えしていきますね。
ディレクション能力を高めたいと思っても、そもそもディレクション能力にはどんな能力があって、どんな風に能力を高めていけば良いか、わからない人もいますよね。
ぼく自身も「ディレクション能力」ってなんだよ?って思っていた時代が長くありました。
この記事を読むと、以下のことについてわかるようになります。
この記事でわかること
- ディレクション能力として必要な能力
- ディレクション能力の高め方
- ディレクション能力を高めるのに有効なサービス
ぼく自身も、Webディレクターとして業務をしているときは、かなりここでご紹介する能力については意識して取り組むようにしています。
そして、ぼく自身が考えたやり方をコツコツと実践してきた結果、数年後には新しい職種への転職やキャリアアップ(年収アップ)にも繋がったので、その方法についてもご紹介していきます。
今回は、『ディレクション能力で大切な3つの能力【あらゆる仕事に共通します】』と題して、ディレクション能力について解説をしてまいります。
ちなみに、優秀なWebディレクターが身につけているスキルは「Webディレクターに必要なスキル【デキる人ほど身につけています】」でも紹介しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
ディレクション能力で大切な3つの能力

それでは、ここではディレクション能力において、大切な能力についてご紹介していきます。
ディレクション能力で大切な能力は以下の3つです。
ディレクション能力で大切な3つの能力
- 段取り力=プロジェクトマネジメント能力
- ビジネスコミュニケーション能力
- 問題解決力
以下で、ひとつひとつみていきましょう。
ディレクション能力で大切な能力①:段取り力=プロジェクトマネジメント
ディレクション能力で一番大切なのは、よくコミュニケーションだと言われると思いますが、コミュニケーション以上に大切なのは、段取り力、つまりプロジェクトマネジメント力ですね。
段取り力が大切な理由としては、以下があります。
段取り力が大切な理由
- 仕事全体を把握することが必要になる
- 課題やタスクを理解して円滑に進めることが求められる
- 具体的にどのように進めれば良いか理解していないといけない
このように、段取り力を発揮するためには、全体と詳細を細かく理解しておく必要がありますね。
逆にいうと、全体と詳細を細かく理解できていない人は、うまく段取ることができません。
つまり、ディレクションができないという事態に陥ってしまします。
ぼくの場合は、Webディレクターという職種なので、Web系のスクールなどでディレクション能力については学びました(Webディレクションコース)。
が、汎用的な段取り力を高める方法としては、スタディングのコンサルタント養成講座を使って、コンサルティング能力とセットで学ぶのがおすすめですね。
おすすめの段取り力が身に付くサービス
どちらも無料体験もありますので、気軽にそれぞれ試してみてほしいですね。
その上で、本気の人はサクッと行動に移していけると思うので、実践して段取る力を高めていってください。
早く学んで実践に移していかないと、「能力」って向上しませんからね。
ちなみに、段取り力を高めるため方法として『「ゼロ秒思考」でWebディレクターの設計力・段取り力を高める方法』という記事でも詳しく解説をしています。
詳細を把握するためには、やはりそれらの具体的な知識をインプットする必要がありますね。
要するに、スキルとして必要な知識を習得するということが大切になります。
Webディレクターの場合は、プログラミングやUXデザイン、ライティングなどの知識も求められてきますよね。
Webディレクターに必要な能力
- プログラミングスキル
- Webマーケティングスキル
- UXデザインスキル
- ライティングスキル
これらについて、Webディレクターはしっかり知識を持っておかないといけません。
これらを身につけるのにおすすめのスクールも以下で紹介しておくので、まずはとっかかりとして自分が苦手だと思う分野の知識も補っておくと良いですね。
おすすめの専門知識が学べるスクールプログラム
こちらも無料体験があるのと、コースとしても長く続いているので品質もしっかり担保されていて、おすすめです。
この点については、『Webディレクターに必要なスキル【デキる人ほど身につけています】』という記事で詳しく解説をしていますので、あわせて読んでみてください。
ディレクション能力で大切な能力②:コミュニケーション能力
段取り力の次に、大切なのがコミュニケーション能力です。
全体を把握したり、詳細について詰めていく作業の中で、スタッフやメンバー、クライアントとも円滑にコミュニケーションをとって進めていく必要がありますね。
実際には、これらの人たちと良好な関係構築をしつつ、うまくプロジェクトを進めるためにも、コミュニケーションは欠かせないスキルです。
コミュニケーションをとるポイントとしては、以下ですね。
コミュニケーションのポイント
- 相手のタイプを見極める
- 相手の心理的なニーズを満たす
- 相手の目的ニーズを満たす
この辺りは、以下の記事でかなり詳しく解説をしています。
最近はぼくも使っている”日本初のビジネスコミュニケーションスクール”の「コミュトレ」でコミュニケーションのトレーニングをする人も増えてきていますね。
また、ぼくの知り合いでは相手とより良い関係構築をすることにフォーカスした「伝え方コミュニケーション検定」も利用している人が増えています。
コミュニケーションが身に付く講座まとめ
オンラインが主流の時代だからこそ、コミュニケーションって本当に差別化できる要素が本当にたくさんあるので、本当に学んでほしいテーマですね。
人を動かすコミュニケーション術を理解したい人は、「心理学で人を動かす!超カンタンなコミュニケーションの方法」でも少し解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ディレクション能力で大切な能力③:問題解決力
問題解決力も、外せないディレクション能力です。
むしろ、どの仕事においても、問題解決についての能力は求められます。
また、段取り力やコミュニケーション力のベースとなっているのが問題解決力ですね。
問題解決力は、主に以下の2つの側面に別れます。
問題解決力の2つの側面
- 問題を解決するための思考力の発揮
- 問題を解決するための行動力の発揮
段取りやコミュニケーションは、主には後者の方にフォーカスをしていると言えますね。
ただ、その前段階となる思考面を鍛えておくと、いかに効率よく問題を解決できるか、ソリューション力を発揮することにもつながります。
そして、ぼくは自分でこの問題解決力を高める方法として「頭の回転を速くするノート術【7つのマスを使った思考訓練の方法】」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
また、問題解決に関しては、おすすめの本を『問題解決力を高めるおすすめ本10選【基本から実践まで身につける】』という記事でも紹介しています。
思考と行動を一貫して学ぶには適した良書を取り上げていますので、参考にしてみてください。
ディレクションスキルを高めるために知るべき”経営基礎知識”

ここまでに、ディレクション能力についてと、それらの高め方についてご紹介してきました。
ここでは、このディレクション能力を高めるための前提となる考え方について解説していきます。
ディレクション能力って、めちゃくちゃ難易度が高いんですよね。
いろんな要素を複合して発揮しなければいけない能力ですから。
この複合的な能力の根幹になるのは、「活用できる知識」をしっかり持っているかどうかということですね。
つまり、前提になる知識がしっかり備わっていなければ、ディレクション能力の発揮できる力というのは少なくなってしまいます。
逆にいうと、ディレクション能力が高く発揮できる人というのは、たくさんの専門知識をしっかり備えているということです。
ですので、ベースとなる知識はしっかり身につけておくべきですね。
Webだけに限らずに、どんなビジネスにおいても基本となるのはビジネス知識=経営知識です。
この経営知識が本当に身につけていない人というのは、長くビジネスマンとして活躍はできないですね。
ぼくの場合は、中小企業診断士の資格を持っていて、ここが基礎知識になったおかげで随分助けられましたね。
ビジネス知識の基礎を身につけるのにおすすめのサービスは以下です。
ビジネス知識を身につけるおすすめサービス
とくに、「起業の学校 WILLFU 社会人講座」などは自分でビジネスやサービスを立ち上げながら学んでいくスタイルなので、実地訓練のような形でビジネス基礎知識が身についていきます。
このようなスタイルで学ぶと、同じビジネスをやっている人の感覚や悩みも理解できるようになるので、非常に有効ですね。
いづれにせよ、ビジネス知識というのがベースとなった上でディレクション能力が活かせるので、ぜひここはしっかり身につけていってほしいですね。
ディレクション能力が身についた後の活動

ここからは、ディレクション能力が身についた後の活動についてご紹介していきます。
ディレクション能力が高い人のキャリアについては、以下のような方向性があると考えています。
ディレクション能力の高い人のキャリア
- 自ら起業してサービスを提供していく
- フリーランスとしてコンサルタントとして働く
- 転職してカスタマーサクセスなどの新たな職種につく
以下で1つずつご紹介していきます。
ディレクション能力の高い人のキャリア①:自ら起業してサービスを提供していく
1つ目のディレクション能力の高い人のキャリアとしては「自ら起業してサービスを提供していく」ですね。
これはやっぱり多いですね。
例えばプログラミングやデザイン、Webマーケティングなどの勉強をしてスキルを着実に身につけて、かつ経営知識をしっかり備えていれば、自分で起業して自分の考えたサービスを提供したくなりますよね。
ぼく自身も法人を持ってサービスを提供しながら働いていますし、独自でサービスを持つことはかなり面白い生き方ができますよね。
起業に関しては先ほどの「起業の学校 WILLFU 社会人講座」がおすすめですので、ぜひチェックして活用してみてください。
ディレクション能力の高い人のキャリア②:フリーランスコンサルタントになる
2つ目のディレクション能力の高い人のキャリアとしては「フリーランスコンサルタントになる」ですね。
このタイプの人たちもまた多いです。
フリーランスは特に最初はフリーランスに案件を紹介してくれるエージェントに登録しておくべきですね。
おすすめのフリーランスコンサルタントのエージェントは以下です。
おすすめのフリーランスエージェント
- フリーコンサルBiz 大手上場企業のプライム案件多数
コンサルタントジョブ ハイクラスな案件紹介サービス
foRPro(フォープロ) 案件平均単価150~200万円
- Strategy Consultant Bank 定期交流会での人脈形成支援
- ハイパフォコンサル 高額案件へ継続参画が可能
- BTCエージェント 平均継続期間11.5ヶ月の長期案件多数
独立フリーランス向けのエージェントは最近増えてきていますね。
中には、IT系の案件を取り扱っているエージェントも多いですが、ここではビジネス寄りのエージェントに特化してご紹介してみました。
そのほうがスキル提供するクライアント向けの差別化にもなりますからね。
ぜひ何社か登録してみて、面談しながら案件獲得の活動をしてみてください。
ディレクション能力の高い人のキャリア③:新たな職種につく
3つ目のディレクション能力の高い人のキャリアとしては「新たな職種につく」ですね。
特に、ディレクターの場合は、コンサルタントとして転職したり、カスタマーサクセスに転職したりする人が多いんですよね。
コンサルタントやカスタマーサクセスはディレクター能力が非常に活かしやすい職種ですね。
そう思ってぼくも転職活動しましたし、ここでのミソは年収アップがしやすい職種だということですね。
もちろん、仕事内容や企業をしっかり見極めないといけませんけどね。
ディレクターにとっておすすめの転職サービスは以下ですね。
ディレクターにおすすめの転職サービス
この辺りのエージェントは、コンサルタントやカスタマーサクセスの案件、あとはIT系に強い案件が比較的多い印象ですので、登録して複数活用してみるのが良いと思いますね。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、『ディレクション能力で大切な3つの能力【あらゆる仕事に共通します】』と題してご紹介してまいりました。
改めてまとめると、以下になります。
ディレクション能力で大切な3つの能力
- 段取り力
- コミュニケーション能力
- 問題解決力
ぜひ、参考にしてみてください。
それでは、今回はこの辺で。