
転職したいWebディレクター「そろそろ転職しようと思うけど、みんなどんな理由で転職してるのかな?実際、どんな理由で辞めたいって思うんだろう?」
Webディレクターとして働いてきて、転職を考える人もいますよね。
その中でも、他のWebディレクターがどんな転職理由で転職しているのか、気になる人もいると思います。
この記事を読むことで、以下のことがわかるようになります。
- Webディレクターを辞めたい人のポジティブな転職理由がわかる
- Webディレクターを辞めたい人のネガティブな転職理由がわかる
僕もたくさんのWebディレクターの採用に関わり、たくさん辞めていく人を見てきました。
今回は、その中で見てきた転職理由についてご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
Webディレクターの転職理由:辞めたいと思う状況

冒頭にも書きましたけど、Webディレクターの転職理由については以下のように分けられます。
- ポジティブな転職理由:チャレンジしたい人
- ネガティブな転職理由:会社や本人に課題がある人
実際には、ネガティブな部分が原因になっていることも多いですね。
それから、気持ちを切り替えてポジティブな転職理由を持って活動している人も多いです。
ポジティブな転職理由
以下では、ポジティブな転職理由をご紹介してまいります。
基本的にはWebディレクターとして新しいことへのチャレンジを理由としていますね。
フリーランスとして独立したい
・・・これ、転職ではないですけどw
単純に、退職して独立という流れですよね。
フリーランスとして、これから独立したいという理由で退職する人もいましたね。
ほとんどの人は、「自分自身でどこまでやっていけるのかチャレンジしたい!」という、前向きな姿勢で準備も進めていたりします。
中には、退職した会社の仕事を手伝うような人もいたりします。
こういうの、すごくいい関係性ですね。
この辺りは、時代の流れでもあるのかなと感じます。
ただ、やっぱりフリーランスの序盤は、仕事の安定化を図るための「網」を張っておく必要もありますね。
この点は、『【フリーランスにおすすめ】案件探しで困らない専門エージェント3選』にもまとめています。
営業力のまだない駆け出しの人は、セーフティネットとしても活用しておくと良いですね。
新しい案件にチャレンジしたい
新しい案件にチャレンジしたいというのも、転職理由として多いです。
会社によっては、案件の性質にかたよりがあったり、更新作業ばかりでチャレンジングな仕事が少ない、という会社もあったりします。
例えば、以下のようなケースがありますね。
- バナー制作ばかりの案件から、新規サイトの立ち上げに関わりたい
- 規模の小さいサイトが多いので、大きなサービスサイトなどに関わりたい
- 外部企業に制作・開発をお願いしているが、社内でメンバーを抱えている会社でプロジェクトをまわしたい
こんなふうに、今までの経験から一歩先に進みたいというモチベーションを持って転職する人が多いですね。
このような人たちは、クリエイティブ系の案件を多く持っているエージェントから良く応募してきてくれましたね。
新しいポジションにチャレンジしたい
次に、新しいポジションに携わりたいというWebディレクターさんもいらっしゃいます。
具体的には、以下のようなパターンですね。
- 現場第一線でWebディレクターとしてやってきたけど、マネジメントに興味がある
- 制作の業務だけではなく、もっと部門横断的な仕事に関われるようになりたい
- もう少し経営に近いポジションでWebディレクションの業務に関わりたい
Webディレクターとしてのスキルを活かしながら、もう少し、組織のステップアップしたポジションに興味を持つ人も多いですね。
こういう人は、ハイクラスの求人などに登録するケースも多いですね。
ハイクラスの転職エージェントは、ビズリーチやキャリアカーバーさんが有名ですね。
これから組織を大きくしていこうと考えている企業とも、マッチングできるエージェントですね。
次のステップアップを目指すのであれば、活用しない手はないです。
ネガティブな転職理由
以下では、ネガディブな理由としてよくあったケースをご紹介していきます。
会社の業績・将来性に対する不安
働いている会社の業績が傾いていたり、将来性に対する不安から、転職を考える人も多いですね。
特にWebディレクターとしての仕事をしていると、仕事が減ってきたり、世の中のトレンドとのギャップを感じることもあったりしますよね。
例えば、以下のような話もよく転職希望者から聞きましたね。
- 紙や印刷系がメインで、一部Webデザインも手がけてきたが、案件が減ってきている
- メインのクライアントが1社で、仕事も売上もそこに依存している
- 炎上しているプロジェクトが多く、どんどん人が辞めていってしまう
話を聞くと、すごく気の毒にも思えますね。
昼夜休日問わず仕事に忙殺される
次に、働いている会社の人たちが、昼夜問わず働いているというのも、よく聞く転職理由です。
これは、仕事として仕方ないプロジェクトというのもあるかも知れません。
ただ、転職の理由としては、会社の文化的にも、そのように働くのが普通だと思っている人が多いケースもよくあります。
会社の働き方の改善がうまく進まないと、解消できなかったりしますね。
評価やキャリアが不明確
3つ目が、評価やキャリアが明確でないというのがあります。
正直な話でいうと、なかなか年収が上がらないというのが本音ですね。
よく聞いた社内制度の不満としては以下のようなことが多いです。
- 何をすれば評価されるのかわからない
- プロジェクトや会社の業務に貢献してもなかなか給料が上がらない
- このまま今の仕事を続けても自分のキャリアが描きにくい
確かに、経験上このような制度が整っていない会社というのも多いです。
この辺りもWebディレクターとしての転職理由としてあげる人はいらっしゃいますね。
転職活動期間にやっておくと良いこと

ここまでみてきたように、ポジティブ・ネガティブの両方の転職理由について見てきました。
転職活動を始めるにあたっては、自分の転職理由や、応募した企業が現状どのように対応しているのか、準備をしておくと良いですね。
特に、制度やキャリアプランなどに関しては、面接の時にしっかり確認して見ましょう。
そのほかにも、転職する際の求人の見極め方に関しては『Webディレクターの求人を見極める方法【転職成功率を上げる方法】』でまとめています。
転職の成功率を高める方法を詳しく解説していますので、確認してみてください。
また、転職活動を始めると同時並行で、考えておいたほうがいいポイントが下記です。
- フリーランスを目指して徐々に個人で案件を受けてみる
- 自分で商品やサービスを開発してビジネスモデルを作る
Webディレクターという職種としても、わりと親和性の高いです。
これからは「個人の時代」でもありますので、転職活動をしつつも、個人でも収益が作れるような活動を始めてみるのも選択肢としては良いですね。
副業でフリーランスとして受託をしてみる
いきなりフリーランスとして始めるとリスクはありますが、副業や自分の空いている時間などを使ってフリーランスとして活動を始めてみるのも良いですね。
ここで顧客の獲得の仕方、個人で仕事を受けるという経験を積んでおくのも良いです。
小さなプロジェクトのWebディレクション業務など、対応できるものから始めてみるというのはおすすめします。
自分でWebサービスの立ち上げる
企画から立ち上げまでには時間がかかりますが、仕事をしながらでも自分でサービスなどを作るというのは、よく聞く話ですね。
特に、エンジニアさんなどは積極的に行っている人も多いです。
そのようなエンジニアさんと一緒にサービスを作るというWebディレクターさんもいますね。
開発とデザインやUIなどの使い勝手など、お互いに協力しあいながら立ち上げている人もいらっしゃいましたね。
そこまでいかなくても、ブログで収益化したり、LINEスタンプなどのクリエイティブを販売している人もいたりしますね。
この辺りは、自分自身の得意分野などにも関連するかと思います。
自分の適正に応じた自分のプロジェクトを立ち上げてみてはいかがでしょうか。
まとめとして。個人の時代を意識する
いかがでしたでしょうか。
ここまでをまとめると以下のようになります。
- 転職する理由を自分なりに整理をしておく
- 転職活動期間に「自分プロジェクト」を立ち上げてみる
- 「個人の時代」を意識しておく
働き方やお金の稼ぎ方というのも、今後どんどん多様化していく時代です。
自分にあった働き方、あるいは、お金の稼ぎたかというのも、徐々に模索をし始めるといいですね。
たくさんチャレンジした人が勝機をつかむというのは、これからどんどん加速していきます。
ぜひ、積極的に行動を起こしていきましょう。
それでは、今回はこの辺で。