バックオフィスとして働きたい人「バックオフィスとして働きたいんだけど、ITスキルってどれくらい必要なんだろう?業務によってはそこまで求められないけど、これから業務の自動化も進む時代だし、どうすれば良いんだろう?」
バックオフィスでどれくらいITスキルが必要かという疑問ですね。
今回は、このような疑問にお答えしていきます。
この記事を読むと、以下のことが分かるようになります。
- バックオフィス業務でのITスキルの重要性
- これからのバックオフィス人材のプログラミング能力の必要性
- バックオフィスでも重要になるマーケティングスキル
- バックオフィスとして捨てるべきこれまでのマインド
企業の中でも、バックオフィスの業務の重要性って、これまで以上に高まってきていますね。
僕も、採用などで人事や総務のスタッフを採用することが多かったです。
面接に来てくださる方々とお話ししていると、
「この人この状態で本当にこれから大丈夫なのかな?」
って疑問を持つことも多いんですよね。
それはたぶん、僕がいま機械学習のことを学んでいたり、売上管理のシステムの設計とかをしてるからかも知れません。
このような事を、バックオフィスが率先してくれると、非常に有望だと思います。
今回は、そのような点も踏まえて、まとめていきたいと思います。
それでは早速みていきましょう!
もくじ
企業のバックオフィスはITスキルは「超重要!」
バックオフィスとITスキルって、これからますます求められてきますよ。
「その真意は?」
と思う人もいるかも知れないですね。
僕が言っているITスキルというのは、単純にOfficeツール、いわゆるWordやExcelといったものではありません。
プログラミングや業務フローに応じた効率的なシステム開発に近いスキルを言っています。
んなのできるかいな!
・・・ってツッコミも入りそうですけど、社会の流れを見ていると、僕の言っていることってあながち間違いではないですよ。
バックオフィス業務を効率化してくれるようなサービスはどんどん増えてきていますしね。
それに、人工知能の分野も今は盛んになってます。
ですから、いずれ効率化されて人員が削減されていくのも、バックオフィス業務に携わる部分は多いと想像しています。
人事の採用業務でいうと、どんどん人のマッチングも効率化されますね。
経理業務でいうと、今も請求や見積もり業務というのはシステム化が進んでます。
煩雑な総務業務も、人事や経理業務と合わせて効率化が進んでいくでしょうし。
そうなることも見据えて、以下ではバックオフィスとしてどんなスキルを磨けば良いかをお伝えしていきます。
バックオフィスに求められるレベルの高いITスキル
今まさに求められているバックオフィスのITスキルのレベルって、どんなレベルでしょうか?
それは、
- 自分の業務を自動化・仕組み化
- 自動化のシステムを構築
- 他のシステムの構築をする設計やイメージ
などなど、これくらいできるくらいのレベルです。
自動化Σ(゚д゚;) !?
システム構築Σ(゚д゚;) !?
・・・と、思われた方は、少し落ち着いて下さいね。
なぜこのようなスキルが求められているかという点をまずはお伝えします。
本来的には企業はバックオフィスなどのコストセンターを多くは抱えたくないポジションです。
これらの業務を、自分達から率先して自動化していければ、会社はそこまで大きなコストを払い続けなくても良いですよね。
だからこそ、プログラミングスキルといったITスキルは必須なのです。
どんどんと自分の作業を減らしてプログラムにやってもらうようなバックオフィス業務を作っていくこと。
このような事を率先して出来る人材は、非常に世の中的にも求められているし、会社からしてみてもとても助かる存在ですよね。
「そんな事をしたら自分達の仕事がなくなってしまう!」と思いますか?
その心配は必要ありません。
自動化した仕組みを構築したとしても、
- そのような仕組みが複数ある場合はしっかりと連携できるように改善を繰り返したり、
- より効率化が進むような仕組みをさらに考えたりなど、
求められるレベルはどんどんレベルアップしていきます。
いわゆる、開発案件でいう「運用・改善」というフェーズですね。
それに、仕組みを作って構築した人がいなければ、その後のシステムの発展もできないですから。
ですので、「自動化したら仕事がなくなる」というのはあまり考えなくても良いですよ。
バックオフィス業務だから必須なプログラミングスキル
ここまで述べて来た通り、バックオフィスでもプログラミング等のITスキルは磨いておく事をオススメ致します。
プログラミングと聞くと、
‥無理!(文系だし!)
と、毛嫌いをするバックオフィスの人もいるかも知れませんけどね。
でも、これは時代の流れとして受け入れざるを得ないと思った方が良いですよ。
文系とか理系とか関係ないです。
ITツールを使わない仕事が、ここ20年で無くなったのと同じように、これからまたバックオフィス業務にもプログラミングにおいても起こるでしょう。
じゃ、どのようにして学べば良いかについては、【チャンスしかない】バックオフィスもプログラミングを学ぶべき理由という記事で詳しくご紹介しています。
ホントに、チャンスしかないと思いますから、「これだ!」と思った方はぜひチャレンジしてみて下さい。
確かに、初めの頃は身につけるのに時間はかかるかも知れません。
これまでもしバックオフィスに関わってきている人は、これまでの専門性を活かしてながらITスキルを身につけておくことはこれからのキャリアアップになります。
バックオフィス×ITという分野は、もう次の次元に差し掛かっていますよ。
バックオフィスでも必要なWebマーケティングスキル
Webマーケティングスキルも、これからのバックオフィスには重要なスキルです。
会社のPRや広告、SNSの運用などをしている会社も多いかも知れませんね。
実際にはメインの担当業務ではなくても、今のバックオフィス人材はこの手のスキルには無頓着すぎます。
Webマーケティングも、必須ですよ。
なぜなら、会社の商品を広める仕事って、これから全員が一斉に行う仕事になるからです。
個人でのSNSも含め、人の採用も含め、これからの時代、誰がその商品や会社を紹介しているかで、その商品の売れ行き、人の採用などが大きく変わってくる時代です。
このように、IT領域というのは、これまでの既存の業務領域において全てが関わってくる領域です。
また、Webマーケティングなどにおいては、プログラミングスキルよりも比較的学びやすい領域でもあります。
体系立てて知識のインプットもしやすいですし、やろうと思えば自分自身で学ぶこともできる知識ですから。
この辺りにおいては、デジタルマーケティングを学ぶおすすめコンテンツと姿勢【本質です】という記事でも詳しく書かせて頂いています。
この領域までバックオフィスの人がスキルを発揮すると、会社としても成果をとても出しやすくなり、評価もされるでしょうから、もっと仕事が面白くなりますよ。
バックオフィス系人材紹介エージェント3選【競争と差別化】
バックオフィス業務に活かせるような、プログラミングスキルやWebマーケティングスキルを身につけ始めたら、今の会社でそれらを活かせるかを検討してみて下さい。
間違いなく、バックオフィスとしての市場価値って上がりますよ。
今の会社で活かせなくても、この2つのスキルを身につけている人が欲しいと思う企業はたくさんあります。
これは、地方の企業さんほどそうだったりしますよね。
また、「プログラミングやWebマーケティングを学んでいる」という話でも、面接の時には非常に強力なアピールになります。
以下では、僕がお付き合いしてきた中でバックオフィス系の求人案件をたくさん抱えている転職エージェントをご紹介していきます。
✔︎DODA
DODAさんは、パーソルキャリアさんが運営している転職サービスですね。
ここは、企業側の営業担当者も多く、求人案件数も非常に多いです。
僕も意外だったのは、バックオフィス系の求人も非常によく扱っているという点ですね。
新しい環境でバックオフィスにチャレンジしたいという人は、DODAさんはいいエージェントですよ。
ただ、注意してもらいたいのは、若いキャリアコンサルタントに出会ってしまうと、そこまで力がなく、キャリアコンサルタントの思惑で狙う求人に、求職者を押し込もうとしてくる人もいます。
こういうキャリアコンサルタントと出会ったら、すぐに変えてもらうように勇気を出して言いましょう!
それさえ回避できれば、良い会社と出会いやすいエージェントです。
✔︎マイナビエージェント
マイナビエージェントはここ数年でかなり力を伸ばしてきているエージェントさんですね。
昔はマイナビエージェントかリクルートエージェントかで転職活動をしている人も多かったです。
それが、時代も変わってきて、もともと若い方が新卒市場で使っていたマイナビの認知度が向上してきて、今は転職エージェントとしても強い会社さんです。
求人案件数もかなりお持ちですので、ベンチャー界隈やスタートアップ企業の案件なども多く扱っていますね。
比較的、若い企業、あるいは小さな規模の会社さんで力を発揮したいという方は、マイナビエージェントさんはオススメですね。
デメリットとしては、求人数も登録者数も多いため、競争が激しいというのがあるでしょうね。
ITスキル以外にも強みがある(コミュニケーションとか)と自信のある人は、マイナビエージェントを活用してみると良いでしょうね。
✔︎MS-JAPAN
MS-Japanさんは、バックオフィス系に特化した転職エージェントです。
ずっとバックオフィスに特化してきているので、人事の方からも地名度が高く、大手企業も活用しているエージェント会社さんです。
ですので、比較的大きな会社規模であったり、老舗の安定した企業に行きたいと思う方はMS-JAPANさんはオススメです。
しかし、こちらも競争は比較的高いと思っておいて良いでしょう。
安定しているのを皆さん望みますし、バックオフィスが長い人はMS-JAPANの事も知っているでしょうから、ITスキル以外の専門性を持った人との競争になるでしょう。
ただ、複数のエージェントを利用して転職活動を積極的にする場合は、こちらも登録しておくと良いですね。
キャリアカウンセラーさんも専門性は高いですから、きっと様々な情報をインプットできますね。
MS-Japanへのご登録はコチラ ≫まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでをまとめると以下のようになります。
- ITスキルを持つバックオフィスメンバーが世の中から求められている
- 自らのバックオフィス業務をプログラミングスキルで効率・自動化する
- 仕事の幅を広げて会社の為のWebマーケティングスキルを展開できる
これからのテクノロジー時代には、ますますどのような職種でもITスキルは求められてきます。
今から先を見据えて、学びの行動を取っておくと良いですね。
また、以下では今回ご紹介した記事とエージェントもまとめておきます。
プログラミングとWebマーケティングを学ぶ関連記事
オススメ転職エージェント
- DODA:求人案件も多く、チャレンジしやすいです。
- マイナビエージェント:若い会社・裁量の幅の広い会社と出会えます。
- MS-Japan:安定的に仕事をしたい会社と出会えます。
今から行動をするだけで、半年後〜1年後には人生が大きく変わるでしょう。
積極的に、学びと行動を増やしていけば、未来は変わってきますからね。
それでは、今回はこの辺で。