働き方

エンジニアの4つの働き方【ゴールはビジネスモデルを持つことです】

エンジニアとしての働き方を模索している人「エンジニアとしての働くにしても、どういうキャリアをイメージして働けば良いんだろう?エンジニアとしての働き方ってどうしていくのが良いのかな?」

エンジニアさんの働き方って、色んな形態をとっている人がいるので、どういうキャリアをイメージして働けば良いかわからない人も多いんじゃないでしょうか?

今回は、このような疑問にお答えしていきます。

結論としては、以下のようにエンジニアとしての働き方を歩むのがベストなのかなと考えています。

結論:エンジニアとしての働き方

  • 4つの働き方からポートフォリオを組む
  • ビジネスモデルを持つことを目指す
  • 好きなモノを作ることにこだわる

基本的には上記のように考えておりまして、ゴールは、エンジニアでも自分のビジネスモデルを持つことを推奨してます。

エンジニアさんの場合、開発スキルを身につけていますから、自分のサービスが収益化してくれると強いですよね。

そのためのキャリア戦略として、働き方の4つの種類をご紹介していこうと思います。

それでは早速みていきましょう!

エンジニアとして働く4つの働き方

まず、エンジニアさんがどのような働き方を選択できるのかについて、ざっとご紹介しますね。

働き方としては、以下の4つの働き方があると思います。

エンジニアの4つの働き方

  1. 企業でエンジニアとして仕事をする働き方
  2. 派遣でエンジニアとして仕事をする働き方
  3. フリーランスとして仕事を受ける働き方
  4. サービスを開発してビジネスを持つ働き方

基本的には1番最後の働き方をめざして、最終的にはサービスが勝手にお金を稼いでくれる仕組みを複数持つところまで目指す働き方が良いと考えてます。

企業で働きながら、フリーランスでも仕事を受けて、空いた時間に自分のサービスを作るということをしている人もいますよね。

このように、複数の働き方を同時並行する人もいますよね。

これを「働き方のポートフォリオ」と言ったりします。

ポートフォリオについては、後ほど解説しますね。

ここからは、このエンジニアとしての4つの働き方について解説をしていきます。

企業のエンジニアとしてスキルを身につける働き方

エンジニアとしてのキャリアをスタートするには、まずは、どこかの企業で就職をするのがほとんどだと思います。

Web系サービス、アプリ、ソーシャルゲーム、SIerなど、働ける企業はかなりたくさんあります。

また、若ければ若いほど就職先の企業というのも選べる時代でもありますね、今の所。

まずは、第1ステップとしては、この「企業で働く」という選択肢を取ることをおすすめします。

理由は、以下の通りです。

会社で働くときのメリット

  • 組織・チーム内での働き方や開発のノウハウを身につけられる
  • 実際のプロジェクトをつうじて開発スキルが高まる
  • 優秀な人の近くで開発することでスキルアップのにつながる

このように、企業で働きながら、いろんな人と関わることでさまざまな知識を身につけられるようになります。

また、優秀な人もいますので、そのような人から仕事を教わるということをすれば、スキルアップも早くなりますからね。

どうしても、一人だと最初は限界もありますので、まずは「企業で修行をする」つもりで就職をしてみるといいですね

エンジニア派遣に登録して多様な企業に勤める働き方

企業で働く以外にも、エンジニア派遣の会社に登録して働くという方法もあります。

これは、プロジェクトや案件によっては、面白くない運用プロジェクトのルーティーンという場合もあるので、見極めも必要ですけど。

ただ、メリットも以下のようにあります。

エンジニア派遣の働き方のメリット

  • さまざまな会社の文化や仕組みを理解できる
  • 派遣先の社員と交流してコミュニケーション・スキルを上げる
  • 他の派遣者との交流を広められる

エンジニアとして派遣される会社の先のビジネスモデルや事業がどのようになっているのかを知ることは、けっこう勉強にもなりますよね。

また、直接そこの社員の人と交流が持てれば、疑問に思うビジネスの面を質問したりすることもできます。

その分、派遣される身としても勉強しなければいけない点もあるかも知れません。

それに、エンジニア派遣を受け入れている企業は、たくさんのエンジニアさんを派遣で受け入れている可能性もあります。

他のエンジニアさんともここで交流が持てれば、情報交換や刺激にもなりますので、経験の幅を広げるのであれば、一つの選択肢としてはアリですね。

フリーランスエンジニアとしてスキルを提供する働き方

エンジニアとして企業で働いたり、派遣で働いたりした後は、フリーランスとしての働き方にもチャレンジしてみるとよいですね。

フリーランスとして働くメリットは、以下のポイントです。

フリーランスエンジニアとして働くメリット

  • 時間や場所の制約というストレスがなくなる
  • 自分自身でプロジェクトや案件をコントロールするスキルが身につく
  • 営業力や人との関係構築をするスキルが身につく

このように、自らが主導してプロジェクトをコントロールするスキルが身につきます。

このあたりにまでなってくると、かなり自分で意識的に動く量も増えてきますけどね。

ただ、フリーランスになったとして、仕事が定期的に入ってくるのか、心配になる人もいると思います。

最近ですと、フリーランスさん向けの案件紹介サービスも増えています。

有名なサービスですと、以下のサービスです。

フリーランスエンジニア向けの案件紹介サービス

この辺りのサービスは有名なので、案件を獲得するには使いやすいと思いますよ。

詳しくは、フリーランスエンジニアにお勧め案件サイト3選と営業力UPの方法という記事でも紹介してますので、よければご覧ください。

サービスを開発してビジネスモデルを持つ働き方

そして、最後に「ビジネスモデルを持つ」という働き方ですね。

これは、エンジニアとして企業で働きながらでも、派遣で働きながらでも、フリーランスエンジニアでも、空いた時間を作ってせっせとサービスを開発する働き方ですね。

エンジニアとして働いていると、「あれ?こういうサービスがあればいいのに、なんでないんだろう?」と思ったりすることもあると思います。

そして、自分で作ってみて、リリースをすることをする人も、いますよね。

だいたいの人は、「ちょっと試しに作ってみよう」で、終わってしまいます。

これを、作ってみてお終いにするのではなく、しっかりとビジネスとして成長させる活動をすると、収益化の可能性も見えてきますね。

例えば、以下のような活動でしょうか。

エンジニアが自分でサービスを作ったあとにやるべきこと

  • Web上でのマーケティング活動を行う(広告などのWeb集客)
  • サービスのクオリティの向上(UI/UXの改善活動)
  • ユーザーニーズの分析と機能追加・拡張

このような行動を続けて、自分のサービスをより良くすることを続けていって、収益化を目指すと、経済的にも徐々に自由度が上がっていきますからね。

エンジニアとしてのスキルアップだけでなく、個人の経済的自由という視点をもって取り組むと、さまざまな学習意欲も高まると思っていますので、ぜひトライしてみてはいかがでしょう。

エンジニアの働き方の鍵は「働き方のポートフォリオ」

最後に、冒頭でご紹介した、「働き方のポートフォリオ」について解説しておきたいと思います。

どういうことかと言うと、以下のような定義ですね。

「エンジニアとして“労働力を提供する先”を複数持つ」よりも、

「“ビジネスモデル”を複数持つ」ためにポートフォリオを組む

こちらは、例を提示してみるとわかりやすいかも知れないですね。

よくないエンジニアさんのポートフォリオの例

  • エンジニアとして企業で働いて収入を得る
  • フリーランスとして(副業)働いて収入を得る
  • フリーランスとしての案件を複数かけもちする

では、どういうポートフォリオが理想かというと、以下のような例ですね。

良いポートフォリオを組めているエンジニアさんの例

  • Webサービスをリリースしてお金を稼いでいる
  • アプリをリリースしてお金を稼いでいる
  • 時々(頼まれて仕方なく)フリーランスとして働いてお金を得る

これは、ビジネスモデルが勝手にお金を稼いでくれているモデルですね。

このポートフォリオを作れるようになると、収入の面では非常にラクにお金が稼げますよね。

とはいえ、サービスの運営としては非常に忙しいと思いますけど。

ただ、ビジネスとしての差別化クオリティマネタイズのしやすさ、プロモーションなどが行き渡っていると、大きな収益化も見込めるようになります

ですので、最終的には上記で示したような「複数のビジネスモデル」を持つような働き方を目指すのがベストだと思っています。

エンジニアさんの場合は、これらを構築するのが比較的カンタンにできるポジションでもあると思います。

ぜひ、初めは軽い気持ちからスタートしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「エンジニアの4つの働き方【ゴールはビジネスモデルを持つことです】」という内容でご紹介してまいりました。

個人のポートフォリオマネジメントについては、時代のシフトに備えよ!個人のポートフォリオマネジメントのヒントという記事でもご紹介していますので、ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。

それでは、今回はこの辺で。

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