
こんにちは。
QOLONY Works LaboratoryのJOE(@QolonyWL)です。
今回は、「【番外編】副業を禁止し続ける会社の理由【社員を信頼してないから】」と題しまして、ご紹介していきます。
(ちょっと今回は、疑問に答えるといういつものパターンではなく、自分の考えや見たこと、聞いたことをまとめておく記事という位置付けで【番外編】としてます。)
副業が、原則禁止という政府方針から、容認に変わったんですよね。
それで一気に社会の波が変わるかな?と思っていたんですけど、まだまだ副業を禁止している企業も多いようですね。
でも、それって一体なぜでしょう?
その答えは、会社が
社員を信頼してない
からです。
副業をしたい人「マジっすか?僕ら信頼されてないってどういうことっすか?」
・・・そーですよね。
そう言いたくなる気持ちも理解できます。
例えば、以下のような理由で会社が副業を禁止していたりもします。
会社が副業を禁止する理由
- 副業しながら会社の情報を外に流しているんじゃないか
- 副業をさせると会社を辞めるんじゃないか
- 就業時間中に副業をしているんじゃないか
これは、あくまでも一例ですけど、このような理由で社員を信頼せず、副業を禁止している経営者もまだまだ多いです。
(僕の勤めた会社もそうですね。)
他にも、今すぐ転職すべき!危ない会社の特徴と今後のキャリアの方向性でもご紹介した会社の特徴にも副業の禁止は当てはまったりもします。
それでは、副業を禁止していることで、実際に今の世の中がどのような流れが起こっているかをまとめていきますね。
もくじ
副業禁止を続けることで会社とのトラブルが増加中?
先日、イケダハヤトさんのツイートだったかな?
「副業が会社にバレて、会社から副業をやめろと言われている相談がたくさん来ている」という内容のツイートを拝見しました。
なんか、わかりますよね。
本人としては、新しいチャレンジとして副業を初めているにもかかわらず、それを他人から辞めろと言われるのって、すごく残念な気持ちにしかなれないですよね。
こういう人って、今までも、わりといたんじゃないかな?と思います。
ただ単に、今まで表には出てこなかっただけ。
そして、それで諦めてやめてしまった人も、すごくいたのではないでしょうかね。
人の才能やビジネスを伸ばすチャンスを奪ってしまう会社って、その人の能力や才能を伸ばすことが出来ない会社かもしれないですね。
副業が「原則禁止」から「容認」に変わった背景
ですが、副業禁止から容認になったのは、世の中的にもチャンスだと考えてます。
副業禁止から容認されたことによるチャンス
なぜなら、先ほど述べたような「個人の才能を伸ばすチャンス」が増えるということですから。
例えば、以下のような事も可能になりますよね。
副業により広がるチャンスの例え
- 音楽をやっていた人は、自分で曲を作って配信することもできます。
- 文章を書いていた人は、ブログやnoteなどで作品を発信しても良いです。
- プログラミングが出来る人は、自分でアプリなどをリリースすることもできます。
このように、持っている特技やスキルを活かして、個人のビジネスを育てることが出来るのですから。
副業禁止から容認された背景
それだけ、「個人が個人で稼いでも良いよ」と国が言っているんだと考えてます。
逆に言うと、「会社は社員を守らなくても良い」ということかも知れません。
なぜなら、会社にとって今おかれている環境は以下のように考えます。
会社がおかれている環境
- ビジネス環境の変化とビジネスモデル維持の難易度の高さ
- 多くの社員を抱えることによるリスクも高さ
- 個人の価値観の多様化によるマネジメント難易度の高さ
このような状況下の中、さらに今後も、これらのようなことは加速しますね。
ただ、今は比較的、経済的な景気が良いとされています。
そのような時代に、世の中の流れは以下のように変化するのではないでしょうか。
- 個人でお金を稼いで収益を作って
- お金のリスクを個人の責任として持たせて
- 個人からの税収比率を高めて社会基盤を維持する
このような背景が、副業を容認した背景にはあると、僕自身は考えています。
そういう意味では、今まで以上に
「自由と責任」
が問われる時代になって来るでしょう。
今は、中小企業の生み出す付加価値よりも多くの付加価値を生み出している個人が増えてきています。
そして、この流れを社会全体で伸ばしていけば、日本全体としての成長できるというのが、背景としてあると考えてます。
この辺りはあくまでも仮説で、ちょっと調べも足りていないのですが、今後も引き続き情報を継続的に追っていこうと思っています。
社員との信頼関係はパートナー意識
これらのことを考えても、もっと会社側も、個人の力に頼って、一つのアライアンスとして社員と関わっていけると良いですよね。
ただし、まだその感覚や文化というのは醸成されていませんね。
それは、会社側もそうですし、実は、働く個人の側もそうです。
お互いがお互いをパートナーとして仕事に取り組めば、先ほど上げた会社が副業を禁止する理由のような心配もなくなり、もっと個人と会社との信頼関係の上でビジネスが回るようになると思います。
副業を解禁している大手企業
大手企業の中でも、副業を解禁している企業も増えてきていますよね。
副業を解禁している会社
- サイボウズ
- ソフトバンク
- ヤフー
- サイバーエージェント
- セプテーニ・ホールディングス
- ディー・エヌ・エー
- LITALICO
- リクルートホールディングス
- エイチ・アイ・エス
- アクセンチュア
- ロート製薬
- ユニ・チャーム
- 丸紅
- コニカミノルタ
- レノボ・ジャパン
- 新生銀行
- アサヒグループホールディングス
- 日産自動車
- セガサミーホールディングス
(以下、引用:BitWork:【大企業編】2018年は副業解禁元年?副業OKの会社一覧より:https://www.bitwork.link/column/366/)
企業のブランディングや、働き方改革という側面もある会社もあれば、日産のように業績が悪化したことがきっかけで副業を解禁した会社さんもあります。
理由は各社それぞれですね。
副業を解禁しているベンチャー企業
ベンチャー企業も副業を解禁している有名な会社さんもあります。
副業を解禁しているベンチャー企業
- メルカリ
- エンファクトリー
- LiG
- ウィルゲート
【ベンチャー企業編】2018年は副業解禁元年?副業OKの会社一覧より:https://www.bitwork.link/column/380/)
特にベンチャーの場合は、そもそも副業で始めたパターンもこれから増えると思いますから、初めから副業文化が根付いて、新しいマネジメント体制などを作っていきそうですね。
そういう意味では、これから出て来る新しいベンチャー企業の企業文化なども、ベンチマークの対象としては非常に学びが多い会社も増えると予想しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「【番外編】副業を禁止し続ける会社の理由【社員を信頼してないから】」と題しまして、ご紹介してきました。
以上とまとめると、以下のようになります。
- 副業を禁止している会社は、社員を信頼していない
- 副業解禁社会は、自由と責任の時代
- 副業文化の情勢は、お互いのパートナーシップのマインドが不可欠
個人として「自由と責任」の時代の中、そのようなマインドを意識して身につけていかなければいけませんね。
そのような点においては、以前にフリーランスで成功する習慣は「7つの習慣」から学ぶ【自立が基本】という記事で、個人とパートナーシップについてもご紹介していますので、参考になりますよ。
ぜひ、読んでみてください。
それでは、今回はこの辺で。