マーケティング

【事例紹介】カスタマージャーニーからコンテンツ施策の作り方まで

カスタマージャーニーから施策までを作りたい人「カスタマージャーニーからコンテンツや施策ってどうやって作ればいいんだろう?具体的な事例を知りたいけど何か良い情報はないかな?」

カスタマージャーニーの作り方を理解しても、実際に施策やコンテンツの企画に落とすまでのイメージがつかない人もいますよね。

そもそも、カスタマージャーニーを作ることで、どんなメリットがあるかをまずはじめの結論として以下にご紹介しておきます。

結論:カスタマージャーニーを作ることのメリット

  • カスタマージャーニーを作ることでサービスの訴求点を発見することができる
  • カスタマージャーニーを作ることで具体的なペルソナ像も見えてくる
  • 導き出されたペルソナに対して価値を高める施策を企画することができる

このような効果もあるので、一度、カスタマージャーニーを作ってみてから、改めてユーザーニーズやコンテンツなどの施策に落とし込んでいくと、見えてくるものもありますね。

記事を読むことで以下のことがわかるようになります。

  • カスタマージャーニーの作り方が事例としてわかる
  • カスタマージャーニーから訴求ポイントを発見する方法
  • ユーザーとのマッチングポイントとコンテンツ企画の方法

前回も、【実例公開】カスタマージャーニーの作り方【おすすめ本も紹介】という記事でカスタマージャーニーの作り方についてご紹介しました。

今回は、僕が実際に関わっているLiveCanvasというサービスを事例に、コンテンツまでの施策の落とし方について、ご紹介していきたいと思います。

それでは早速みていきましょう!

カスタマージャーニーの前に:LiveCanvasについて

そもそも、LiveCanvasってどんなサービスなんすか?

はい、ごもっともなご質問です。

LiveCanvasは、スマホで撮影した写真をスワイプすることで、映し出されているスクリーンにリアルタイムで投稿できるようなサービスです。

僕は今、このLiveCanvasというサービスのチームで、企画やマーケティングの施策周りの仕事をしています。

はい、実は当ブログのスポンサー様でもございます!

(宣伝いたしまっせー♫)

まだまだ手探りなプロジェクトではありますけど。。。w

今後、デジタルサイネージやファッション業界、音楽やイベントなどの業界で、アプローチを試みていこうとしているサービスですよ。

お仕事のご依頼・ご興味がございましたら、下記よりお問い合わせ下さい!m(_ _)m

LiveCanvasのWebサイトはこちら ≫

カスタマージャーニーの作り方:対エンドユーザー

・・・宣伝はこれくらいにして。

今回作成したカスタマージャーニーを以下ではご紹介していきますね。

現在LiveCanvasでは、イベント関連でのアプローチを試みています。

ですので、ターゲットユーザーは以下のように設定しています。

ターゲットユーザー

  • エンドユーザー:イベントを主催したいと考えている人
  • ターゲットユーザー:イベントビジネスに関わる人

このようにターゲットを設定していますが、イベントと一言で言っても幅が広いです。

ですので、例えば結婚式のようなイベントを想定して、以下のようなカスタマージャーニーを作成しました。

※↑結婚式をあげたい人に対するカスタマージャーニー(例)

この時に作ったカスタマージャーニーの作り方としては、以下のプロセスです。

カスタマージャーニーの作り方

  1. 全体ステップとユーザーストーリーを設定する
  2. タッチポイントを設定する
  3. 気持ちの変化を想定する
  4. 獲得施策を検討する
  5. 接点における課題を想定する

このようにして、全体のカスタマージャーニーを作成しました。

作ってみた発見は、接点が少ないということでしたね。

エンドユーザーさんと、プロデュースする側とのリアルな接点というのは、画像のピンク色に示した部分のみに限られています。

当初は、「他にも接点があるのかな?」と思ってカスタマージャーニーを作ってみたのですが、意外と接点は少なかったというのが、今回の発見でしたね。

ただ、これはネガティブな事ではなく、事実としてとらえ、その上でどのように考えるかを以下にご紹介していきます。

カスタマージャーニーからユーザーニーズを検討する

ここで、想定していたユーザー(エンドユーザーとターゲットユーザー)のニーズを再度整理してみることにしました。

それが、以下の図にまとめています。

※↑結婚式をあげるエンドユーザーとイベント側のターゲットユーザー(例)

何をしているかというと、ポイントは以下の通りです。

ユーザーニーズに合わせてポイントを限定的にする

  • エンドユーザーの指向性(ニーズ)をより限定的にする
  • ターゲットユーザーの状況をより限定的にする
  • ターゲットユーザーに対するソリューションを限定する

ここでとった作戦としては、それぞれのユーザーニーズや状況を限定的にして、その限定的なポイントに対してソリューションを用意するというアプローチを取ろうと結論づけました。

その限定的なポイントから、具体的な施策について企画を作っていきます。

ユーザーニーズにアプローチする施策立案

カスタマージャーニーからユーザーニーズを再度整理して、どのようにアプローチをするかについてまとめていきます。

基本は非常にシンプルですが、以下の通りです。

ユーザーニーズの施策立案

  • ニーズを満たすコンテンツを検討する

これしかないっす!

このときに導き出したニーズが、「楽しい/インパクト/キレイ」というニーズでしたので、それらを満たす方法をまとめたのが以下の図ですね。

↑ユーザーニーズに対するソリューション(例)

結局、機能的なソリューションを検討してしまったので、開発側がちょっと腰を重くしていましたね・・・w

ただ、全体でやらなければいけないことや、優先順位というのがプロジェクト全体で付きやすくなります。

このようにすることで、チームとしての動きも活性化します。

カスタマージャーニーを作って全体施策を考えるというのは、プロジェクト全体においても効果がありますね。

※LiveCanvasでは、開発をサポートしてくれる人も募っていますので、ぜひ興味がある方はお問い合わせください!(宣伝パート2)

LiveCanvasのWebサイトはこちら ≫

まとめ

如何でしたでしょうか。

今回は、「【事例紹介】カスタマージャーニーからコンテンツ施策の作り方まで」と題しましてご紹介してまいりました。

途中で何回かスポンサー推しもありましたけど・・・w

今回ご紹介した事例は少しざっくりとはしていますけどね。

もっと大きなWebサービスやスタートアップでは、もっと緻密にプランニングしている所もありますので、ぜひ色々と調べてみても良いですね。

また、カスタマージャーニーの作り方に関しては、以下の書籍が秀逸ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。

より詳しくカスタマージャーニーに関して細かく作り方がご紹介されてますので、よければチェックしてみて下さい。

それでは、今回はこの辺で。

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