今の会社の将来性が不安だなぁ。このまま働いていて良いんだろうか?スキルアップにも繋がらないし、なんだか働いている人たちも元気ないし。
危ない会社の特徴ってどんな会社なんだろう?
こんな疑問に答えていきます。
働いていても、今の会社に不安を感じる人も多いですよね。
この記事を読むことによって、以下のことがわかるようになります。
- 危ない会社の特徴がわかる
- これからのキャリアアップの方向性がわかる
- 転職・フリーランス・副業でのスキルアップの方法がわかる
僕は、人事コンサルティングの仕事や採用担当、人事戦略などの仕事を10年以上関わってきています。
今回は、「今すぐ転職すべき!危ない会社の特徴と今後のキャリアの方向性」と題してお伝えしていきます。
もくじ
危ない会社の見分け方
会社のビジネスは、時代のニーズに合わせてビジネスモデルが構築されているはずです。
でも、いつまでも売りにくい古いサービスを売っている会社もありますよね?
会社の仕組みも同じです。
社員や働く人のニーズにマッチした仕組みになっていないと、いずれ人がどんどん転職していったり、人気がなくなったりしていきます。
ここでは、僕がこれまで見てきた危ない会社の特徴的な部分をご紹介していきます。
ビジョンがない・ビジョンがよくわからない
ビジョンがないとか、よくわからないという会社、ありませんか?
社長や役員の方に聞いても、ビジョンが曖昧というのは実は正直たくさんの会社で見られます。
「〇〇で社会を豊かにする」
「〇〇で世界No.1の会社になる」
正直、具体的なイメージがわかなかったりします。
このような会社は危ない会社だと思います。
これから先、どんどん人辞めて転職していくのではないでしょうか。
創業者が会社を始めた理由は、さまざまなあると思います。
ですが、長く経営を続けていくと、ビジョンよりも「儲け」が優先されている会社って多いんです。
確かにビジネスは儲けや利益・売上というのは重要です。
ただ、それ以上に「会社のありたい姿や方向性」というものがあって始めて、人が集まってくるです。
現に、ビジョンや文化などを重視して入社を決める人というのも、大多数を締めてきているのではないでしょうか。
会社のビジョンについて、良くわからないという会社は、危ない会社だと思って良いですね。
通勤や転勤が強要されている
出社義務がある会社って、今の時代には適していません。
通勤に1時間半とか2時間かけて出社している方も、まだまだ多いのではないでしょうか?
かくいう僕もそのうちの1人です。
出社する理由って、どこまであるんでしょうかね?
「だったら会社の近くに住めば良いじゃないか」と言われそうですが、会社を理由に住むところを決めたくない人が実は多いと思います。
- 子育てをするには田舎の方がいい。
- 仕事は都会がいいけど、プライペートな時間は自然が多い方がいい。
このような価値観を持っている人も、多いのではないでしょうか。
転勤も同様ですね。
マイホームを買って、車も新しくして、その直後に会社から転勤の辞令が出る。
実際にこのような境遇にあった人に会いましたが、気の毒ですね。
今だにこのような会社は、正直時代の変化についていけていないと思うので、事業としても変化についていけなくなると予想できます。
このような会社も、危ない会社じゃないでしょうか。
人、モノ、金、時間の有効活用について、ちゃんとマネジメントとして改善が出来ていないのですから。
おそらく、それに気づいている人は、転職に向けて行動も起こしていってるのではないでしょうか。
リモートワークができない
通勤・転勤と関連して、リモートワークができない会社というのも、時代の変化についていけていない危ない会社でしょう。
リモートワークのような仕組みが導入されていなかったりします。
「社員がどこで何をしているかわからない」
そういう理由を言ってくる会社や人事もいそうです。
ですが、成果や結果が残せるのであれば、リモートワークでも良いのではないでしょうか。
むしろ、リモートワークの方が、自分で時間と働く場所をコントロールできるので、集中力もまして効率が良くなると思うのですが。
・・・普段は会社にいない社長や役職者の人って、何をしているんでしょうね?
(おそらく誰も把握してませんよね)
副業が禁止されている
副業が今だに禁止されている会社も、まだまだあります。
僕はどんどん副業をした方が、会社にも個人にも成長の機会が提供できると思っている派です。
さまざまな副業にチャレンジして、新しい分野の知見を集めた方が、会社にとっても有益だと思うのですが、あまりまだ理解されませんね。
例えば、ブログで収益を上げながらSEOに詳しくなる。
その知見を活かして、会社のホームページの検索順位をあげる取り組みを始めるとか、かなり素敵だと思うんですけど。
社員の収入のポートフォリオについて、会社が考えて上げられていないのは、人のマネジメントが出来なくなっていくでしょう。
副業がもっと自由にできるようになると、個人のキャリアのリスクヘッジになるとも思うので、どんどん解禁していってほしいです。
社員を縛るような会社は、自然と人が離れていくので、危ない会社だと思いますよ。
(束縛する恋人みたいですね・・・)
転職の求人票をみても、副業を認めている会社も増えてます。
転職メディアでも副業を推す時代なのですから、ゆくゆくは副業の解禁の波も加速することを願っています。
配属・異動が強制される
上司や配属先、異動先が選べないというのは、新卒の社員にとってはかなり致命的です。
なぜなら、新卒最初の上司って、かなり人生において大切だからです。
始めの上司のマネジメント力と人柄次第で、その人の能力や才能の開花ってめざましいものだと思います。
また、社員からもリスペクトされてると思います。
ですが、そうでない上司の下に配属されると、いつまでたっても成長しませんよね。
関係構築が出来ない上司の下で働くことになったら、個人的にはさっと会社を辞めて転職すべきだと考えています。
長く我慢していても、成長がしにくい上にストレスも溜まります。
自分で努力して頑張っても、成長実感が得られないのであれば、価値観や話の合う人が働いている会社に転職した方が良いですね。
新しいキャリアとスキルアップの方向性はIT
ここまで見てきて、いかがでしたでしょか?
皆さんの会社で当てはまるところっていくつありましたか?
当てはまっている箇所がもし多いようでしたら、危険なサインです。
少し時間を作って、ご自身のキャリアチェンジや将来の方向性について考えてみてはいかがでしょう。
これまで見てきたようなことにしっかりと対応した会社を作ろうとしているのは、新しい会社の方が多いかもしれませんね。
そして、新しい会社ほど、IT系のサービスやプロダクトを作っている会社が多かったりします。
僕も人事関連の会社にいましたが、ヤバイなと思い、ITスキルやプログラミングを学んでキャリアチェンジした1人です。
以下の部分では、これからの「個人の時代」における、ニーズのある仕事や働き方、歩み方についてご紹介していきます。
プログラミングやマーケティングなどの専門技術を身につける
ITの分野というのは、今もまだまだすごく発展途上です。
また、それらに関連するデジタル領域の分野も非常にニーズが高まっています。
この先、ITは必須です。
ぜひスキルを身につけてもらえればと思います。
今から行動すれば、2年〜3年のウチには会社に頼らず自分でお金を稼げるようになっているでしょう。
プログラミングのスキルが身につくサービス
プログラミングを学ぼうとした時、学びやすいサービスがとても増えてきました。
また、学べる環境もとても整ってきていると感じます。
5年前に比べると、初心者のハードルはかなり下がっています。
ここでは少しオススメのサービスをご紹介しておきます。
自宅で学べるオンラインのプログラミングスクールで有名なテックアカデミーはかなりのユーザーに指示を受けています。
実際に僕の後輩の新卒の男の子もここでコースを受けていましたね。
オンラインでのコミュニケーションを取ることも、このようなサービスを通じて慣れておくことも良いと思います。
プログラミングの仕事って、基本的には遠隔で行いますからね。
最短でプログラミングの技術を身につけるのであれば、ここが最強です。
また、マーケティングやディレクションコースなどもありますので、プログラミングだけでなく、デジタル領域の事を学べるおすすめのサービスです。
TechAcademy [テックアカデミー]に申込むのはこちら ≫
専門性を高める動画サービス
他にも専門的な分野が学べるサービスがあります。
1番のおすすめは、オンライン教育のUdemyというサービスです。
Udemyは僕が今までしてきた動画サービスの中では一番学習しやすい動画サービスですね。
以前、こちらの記事でもご紹介しました。
自分でしっかり学びたい学びたい人、自分のペースで学びたい人にとっては、とてもやりやすいサービスだと思います。
僕もいくつもコースを受講してみて、次に何を学ぼうかと楽しみにしてる講師の方も何人もいます。
それに、疑問点なども質問できますし、同じところで疑問に思ったユーザーのこれまでの質問なども閲覧できるようになっています。
マーケティング関連のコースも多数ありますし、他にもビジネス戦略などのコースといったものもあったりします。
自分の興味のある分野から、まずは基礎を身につけるという意味ではおすすめのサービスです。
ぜひ、オンライン教育のUdemyを登録してみて使ってみて下さい。
転職活動を始めて多くの会社の話をきく
転職サービスにも登録をして業界の情報収集をしておくと良いですね。
まずは色々な会社を見て、業界や会社のことをたくさん知っておくのも大切です。
その中で、ご自身に価値観やキャリアの方向性にあった転職先の会社を見つけていくと良いでしょう。
IT関係の転職サービス
IT系に転職しようと思ったら、まずはこの2つに登録しておくと良いと思います。
WEB系の会社で採用担当をしていた時は、こちら2社の会社の紹介をよく受けていました。
こちら2つの転職サービスは登録必須だと思います。
エンジニアだけでなく、IT系であれば他の職種も紹介して下さいます。
それに、会社も今は人材不足で、求人においては積極的に応募者に会いたいと思っています。
会社のことや業界のことを学ぶには、実際にその会社の人に話を聞くことがベストですので、転職活動は積極的に量を増やして動きましょう。
10社〜20社も話を聞けるようにすれば、未経験であってもその業界や会社のやり方というのは見えてきます。
その点で言えば、企業の求人数も数多く扱っていますので、ぜひこちら2社も登録してみて下さい。
フリーランスとして案件を受けて個人で仕事を受けてみる
転職をするか、フリーランスとして働くのが良いかは、人によって考え方はさまざまあります。
フリーランスとして働く人も、この5年くらいの間ですごく増えました。
フリーランスで働くこともどんどんやりやすい世の中になってきているので、このタイミングでチャレンジしてみるのも良いでしょう。
フリーランスをしながら、転職活動をしている人もいらっしゃいます。
以前は収入の問題で転職活動をしている人も多かったですが、最近は、面白い会社との出会いを求めているみたいですね。
自分の価値観や、面白い人たちと一緒に働きたいという人も増えています。
登録制の案件紹介サービスに登録する
エンジニアを目指す方は、こちらのサービスに登録されることをおすすめします。
週末の副業としても、やってみて力をつけるという事をしても良いのかなと思います。
僕は以前、ギークスジョブというサービスもよく利用してましたね。
かなり経験豊富なエンジニアの人とも知り合えてます。
その方は、基本的にはこちらから案件を紹介してもらってお仕事を受けているようですね。
フリーのエンジニアとして活躍するのであれば、ギークスジョブで腕を磨くというのもありでしょうね。
エンジニア以外のお仕事を探すのであれば、CrowdWorksも定番となったサービスです。
フリーのライターさんやデザイナーさんなど、様々な方が利用されていますし、案件もたくさんあるので、しっかり選ぶ時間さえ取れれば、かなりの経験は詰めると思います。
僕も以前はデザイナーさんとライターさんへ依頼をお願いしたことがありました。
ぜひ、CrowdWorksも使ってみることをおすすめします。
ブログなどの副業を始めて収益化に向けて試行錯誤をする
副業は始めても良いのではないですかね。
まずは、うまくいかせるために試行錯誤をする習慣が大切です。
僕もブログを書いていますが、ブログも副業としてはおすすめです。
読まれる記事を書くために、様々なことを取り入れて試行錯誤しますからね。
ブログで収益を上げようと思うと、かなりさまざまなスキルが身につくようになります。
- ライティングスキル
- SEO
- キャッチコピーを考えるスキル
- ロジカルシンキング
- 企画力
- WEBマーケティング
このあたりについては、また別の記事でしっかりまとめていきたいと思ってますので、お待ちください。
まとめ
如何でしたでしょうか。
以上を、改めてまとめておきたいと思います。
危ない会社の特徴①ビジョンがない、ビジョンがあいまい
危ない会社の特徴②通勤・転勤が強制的
危ない会社の特徴③リモートワークが出来ない
危ない会社の特徴④副業が禁止されている
危ない会社の特徴⑤配属先・異動が強制的
キャリアの方向性はIT分野がおすすめ
プログラミングやマーケティングの専門性を高める
転職サービスを使ってたくさんの会社の話をきく
フリーランスとして仕事を受けてみる
副業を始めてみる
時代の変化に自分自身がついていくためにも、今の環境や会社に固執せず、危ない会社だと思ったら早く行動に移してみてください。
それでは、今回はこの辺で。