世界史と日本史を近現代の部分は統合するというような報道がされてましたね。
僕は良いと思うんですけどね。
個人的には義務教育から高等教育まで、もっと変えていってもいいんじゃないかなと思うほうなんですけど。
皆さんはどうでしょうか。
これからは教育も改革されていくんでしょうね。
およそ今の教育の仕組みは明治時代に出来上がっています。
そこからは根本的な仕組みとしては大きく変わってないようです。
江戸時代の教育
江戸時代の頃の教育は、各藩が独自に行っていたんでしょうね。
なぜなら、まだ日本という概念自体もありませんでしたから。
各藩もそれぞれ国としての機能していたのが江戸時代です。
それぞれが私塾のような場所で独自の教育を展開してましたよね。
吉田松陰の松下村塾も、その1つです。
明治時代からの教育
明治維新が起こり、日本も西洋に追いつこうとしました。
西洋では既に産業革命が起こり、大量生産が可能になりました。
日本もそれらを取り入れて、文明を開花させたのが明治時代です。
文明開化から文化形成
ちなみにですが、文化というのは大きな視点で見ると、文明の開花が起こってからその上に文化が形成されるようです。
つまり、テクノロジーが発展して社会へ浸透してから、それらを使った文化が形成されるということ。
明治時代も蒸気機関などの文明を西洋から取り入れていきましたよね。
それからそこで働く人達の文化や、生産したものを所有し、自分たちの文化を作り上げてきたんだと思います。
明治時代は近代化という均一化の始まり
明治以降、日本は近代化へ急速に加速していきます。
つまり、国民に均一の教育を受けされるというのがここから始まったわけです。
例えば、読み書きそろばん。
これを日本人はみんなできるようにしようとしたのが明治から。
明治教育の均一化の狙い
なぜ日本人に対して均一な教育を始めたのでしょうか。
その答えは、西洋に追いつくことを考えた場合、国家へ貢献してくれる人材をたくさん育てる必要があったからだと考えられます。
高水準の均一な教育を受けさせ、そこから優秀な人材をたくさん育てる。
そして、最後には国の為に働いてもらう。
この教育コンセプトが、今の日本の教育の原点になってると思います。
最後のゴールが「国の為に働く」こと。
ですので、国の為に必要となる考えを植え付けていくのが、近代教育のスタイルになったのでしょう。
昭和教育も明治の発展系
見事に明治の教育は成果を出しました。
近代化が急速に進み、軍事を含む国力を高めて諸外国との戦争にも勝てるようにまでなりました。
そして、終戦を迎え民主主義化へと変革がされていったわけです。
ですが、ここでの教育の基本路線は変わりませんでした。
つまり、均一な教育も受けさせ、国の為になる人材を育てるというところは変わっていません。
それが、近現代ではこのように言われます。
- いい大学に入っていい会社に就職する
- いい会社に入っていい給料をもらう
- いい給料をもらって物質的に豊かになる
こういう価値観がバブル時代まで強くあったと思います。
近代教育を終わらせる
ここ最近になり、文部科学省の方でも教育改革を推進する動きが高まってます。
地方行政には方向性や指針を立ててそれらを伝えています。
ただ、地方や現場での対応はまだまだこれから模索していく段階と見ています。
では一体、どのような教育の指針なのでしょうか。
個人が自立できる教育
僕らが子供の頃の教育って、まだ英語も必須ではなかったですよね。
そが今では、プログラミングなども入ってこようとしてる時代に変わりつつあります。
これって僕らからすると教育面において大きな違いです。
つまり、これからの教育は恐らく以下のコンセプトになるだろうと思います。
- 技術やグローバルでの武器を活用できる教
- 自らの好奇心とそれを追求するマインドを育てる
このように変化をしていくのではないでしょうか。
教育機関の変化
実際に教育機関である学校も、変化が起こりつつあります。
義務教育機関ではないのですが、専門学校などは改革がとても求められてますね。
例えば、
- 座学の授業は一切しない。
- 作ったもの、勉強したこと、研究・実験したことなどの成果物を評価する。
- 成果物をプレゼンする。
- 市場に出した際にどれくらいマネタイズできたか。
これらを評価するような仕組みに変化が起こりつつあります。
こういうことを学生のうちから意識して学ぶようにすれば、社会に出てからも活躍する人材を生み出せると僕も思ってます。
今の大人の学び直し
逆に、僕らの世代はとても厄介な世代ですね。
古い教育を受けてきていていますから。
おそらく僕らの世代も、学び直しが必要な世代かと思います。
何を学ばなければいけないか。
それが、以下の点かと思います。
- 好奇心と興味の追求
- そこからの収益性の追求
以前、このブログにも書いた一流のひとの行動や専門性とも近いテーマですね。
簡単には学び直すということも出来ないと思いますし、それも個人の合ったやり方になってしまうと思います。
ですが、それでも今までの教育の中で受けてしまっている考え方や価値観なども変えていかなければ時代の変革ポイントに対応できなくなってしまいます。
ここは、時間をかけてでも、やっていきたいところですね。
いかがでしたでしょうか。
今回は教育の学び直しについてまとめてみました。