これからWeb担当者になる人「うちの会社のWeb担当を任されることになったんだけど、どんな事をすれば良いんだろう?それに、他の会社のWeb担当者の悩みって、一体どんなことがあるんだろう?」
急にWeb担当者に任命されたら、何をすれば良いかわからないことも多いでしょね。
今回は、このような疑問やWeb担当者の悩みにお答えしていきます。
これから会社のWeb担当者になるのですから、わからない事だらけですよね。
それに、他の企業のWEB担当者の悩みって、おそらくこれから同じ悩みを抱えるのだと簡単に想像はつきますよね。
この記事を読むと、以下のことが分かるようになります。
この記事でわかること
- WEB担当者のやらなければいけない仕事の範囲
- WEB担当者がよく抱えている悩み
- WEB担当者になったら身につけるべきスキル
僕も、大手企業に常駐をしていて、6つのサイトのディレクターとして仕事をしていました。
僕は外部の人間としていたので、そこまで大変ではありませんでしたけど、やっぱり他の部署から移動してくる人を見ていると、結構大変そうで、悩みは尽きない感じでしたね。
まず何からやっていけばいいのか、誰も教えてくれないですし、ちゃんと分かっている人も少ない環境だと、手探りになる事ばかりです。
そうなんです。
Web担当者の仕事って、思った以上に幅が広くて悩ましいんだと思います。
今回は、そのような人が困らないような「仕事の範囲」やWEB担当者ならではの悩みについて、まとめておきたいと思います。
それでは早速みていきましょう!
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もくじ
企業のWeb担当者の仕事の範囲と悩みの種
冒頭から少し書いてますが、Web担当者の業務範囲は、とてつもなく広いです。
いえ、広すぎます!!
ちょっと事例をご紹介していきます。
WEB担当者の仕事の範囲(例)※WEB担当者の悩み一覧
例えば、法人向けに機械を製造している企業のホームページの担当者になったとしましょう。
ちょっと、思いつく限りで、ザーッとその人の業務を列挙してみましょう!(ひえぇぇ)。
- 自社のサイトの構造を理解するためにサイトマップを作る
- 問い合わせフォームの内容を把握
- 問い合わせフォームへの導線の改善
- 問い合わせをして欲しい人のペルソナの設計
- 競合企業のホームページの調査
- 新しく追加した方が良いコンテンツの検討
- 新しく追加するコンテンツページの設計
- 新しく追加するコンテンツページの作成
- 新しい機械の情報の掲載内容の検討
- 新しい機械の写真素材の撮影
- 新しい機械を紹介する記事作成
- ニュースリリースなどの配信
- メルマガの配信
- 問い合わせ対応
- 企業情報などの更新
- Webマーケティング戦略の策定
- KGI/KPIの設計
- SNS等の外部プラットフォームの検討・企画
- Web広告(リスティング広告など)の出稿
- Web広告代理店の選定or自分で運用する
- Googleアナリティクスでの現状サイトの分析
- サーチコンソールでのキーワード調査
- カスタマージャーニーマップの作成
- デザイン課題の洗い出し
- ホームページデザインのリニューアルの検討・企画
- Web制作会社への見積もり・提案依頼書の作成
- 社内の予算確保の為の目論見書・稟議書の作成
- ホームページリニューアルのコンペの開催
- SEOコンサルティング会社の選定
- 全体予算管理
- KPIマネジメント
こんな感じですかねww
ね、たくさんあるでしょ♪
そりゃ悩みも尽きないですよ。
別にやらなくても良いものもあるかも知れませんけど、ホームページの「質の担保」と「戦略的なアプローチ」をしっかりするのであれば、どれもちゃんとやった方が良いです。
これらを、少人数、あるいは1人でこなさなければいけないのが、企業のWeb担当者です。
ここまでちゃんと理解してくれている上司や、周りのメンバーがいるかいないかで、Web担当者の評価や仕事のしやすさってかなり変わってくると思います。
なので、「ウチの会社のサイト、よくわからんが何とかしてくれんかね?」という人が上司だったりすると、ちょっと大変な思いをするかも知れませんよ。
ここは、辛いかもしれませんが、よく理解をしておいた方がいいと思います。
WEB担当者の悩みと解決方法
では、何がWEB担当者の悩みになるか?
それは、先ほど上げた業務ひとつひとつを効果的に実施していく方法や取り組みが、実務においての悩みになってくると思います。
ただし、
ご安心ください!
これらの悩みって、ある程度セオリーとしてまとまっている書籍やセミナーもあります。
そういう情報をしっかりと捉えて、セオリー通りにまずはやってみると、ひとつひとつ小さいですが解決されていきますね。
逆に、
感覚に頼ってやってしまうのはNGです。
ある程度の知識を持って、数年の経験を積んできていれば多少の感覚値というのはつかめるかもしれません。
そうでない状態で、
「好き嫌い」や、
「多分こうなるだろうなぁ〜」とか、
「営業としてやってきたのだから自分は分かっている!」
というような考えは、はじめのうちは決してしないことが大切です。
多分、結果は出ませんから。
なぜなら、インターネット上のビジネスは、割と本質的な事をコツコツと地道に継続していくことが成功の近道だからです。
逆にいうと、その本質さえ理解すれば、徐々に成果は出てきます。
その本質的なことというのは巷の本屋さんでたくさん販売されています(後でご紹介も少ししますね)。
まずはそれらを片っ端から手を出してみて、知識のインプットをしてみて下さい。
一足飛びに結果が出るということは、初めてWEB担当者になった人には99% 訪れないですよ。
会社の中に理解者がいない 孤独なWeb担当者の悩み
さて、とはいえ、それでも悩みが消えないWE担当者もいます。
それはどんな悩みかと言いますと、次のような悩みです。
「施策を打とうと思っても、上司や社長の理解が得られず、
予算の承認が降りない」
という悩みです。
これは、WEB担当者あるあるですね。
上司がWEBの事をあまり知らなかったり、興味がなかったりする場合、いくらこちらがわかりやすく説明をしても、なかなか理解されないということがたくさんあります。
僕も、外部のセミナーでお会いしたWEB担当者の方々でこのような悩みを抱える人と何人もお会いしてきました。
せっかく意気込んでも、これではなかなかやる気は起きないですよね。
僕も常駐先の企業で同じような経験もしましたね(いや、マジで伝わんないっす)。
ですので、僕の取った行動は、初めから上司や周りの人に理解されると思ってやらないことでした。
そして、出来るところや理解されそうなポイントを見つけて、ただ提案と説得を繰り返すというモノですね。
道のりが遠いように感じるかもしれませんが、これらの積み重ねで、社内で理解を得ていく事でしか、突破する方法は無いと初めから思っておくことが定石ですね。
悩みも解決!出来るWeb担当者になる超シンプルな方法【本質です】
ちょっと辛い気持ちになってきましたか?
WEB担当者になんてなるもんじゃ無いと思うかもしれませんね。
でも、
諦めるのはまだ早いです!!
これからご紹介する方法を実践すれば、結構早くWEB担当者としてのスキルは身につくハズなので、それをご紹介します。
出来るWEB担当者になる超シンプルな学習方法
以下の事をすれば、半年〜1年で結構出来るWEB担当者になれますよ。
- 自分でもサイトを作ってみる→制作スキルが身につきます
- 成功している企業のサイトを徹底的にパクる(模写したり)→コンテンツの企画力が付きます
- WEBサイトの設計を研究する→全体の設計力が身につきます
- 自分でSNSの運用をしてみてフォロワーを獲得するチャレンジをする→集客力が身につきます
このようなトレーニングを毎日コツコツと繰り返して実施していけば、そこら辺のWEB担当者よりも早くスキルは身につくと思います。
①の自分でサイトを作ってみるのは、実際にサーバーを契約したり、HTML/CSSでコーディングをして見て、サイトを公開するというのもいいですね。
また、サーバーを借りて、WordPressをサーバーにインストールすれば、自分のサイトをすぐに公開できたりもするので、やってみると良いかもしれませんね。(このブログもWordPressです)
②と③については、参考になるサイトをピックアップして、そのサイトがどんなコンテンツがあるかとか、どういうページがあるかとかを調べたりする事ですね。
その辺りは、7つのステップで出来るワイヤーフレームの作り方という記事でも詳しくご紹介しています。
また未経験からWEBディレクターになる為の押さえておきたいポイント!という記事でも体系的にWEB担当としての知識についてまとめていますので、参考にして下さい。
④については、僕もまだ研究中の身であまり詳細は語れませんが、ツイッターなどで本質的なノウハウや意見を発信し続けていると、フォロワーは集まってきます。
例えば、目標1000フォロワーとか決めて、どうすれば増えるかを実地で経験を積むとマーケティングスキルや集客力が高まると思いますので、ぜひ挑戦してみて下さい。
WEB担当者がまず知るべきインターネットにおける本質
先ほどはあえて書きませんでしたが、インターネットにおけるビジネスの本質は
「情報の信用力とやさしさ」
です。
それぞれのポイントは以下の通りです。
情報の信用力
- その情報は正しいか
- その情報は新しいか
- その情報の発信者は影響力(信用力)があるか
- トレンドや時流に乗っているか
情報のやさしさ
- そのサイトの構造がわかりやすいか(どこに何があるかとか)
- 読みやすくてわかりやすいか
- 見やすいか
- 表示速度が早いか(イライラしないか)
この事をまずは理解して、それらを実現するための方法などを学んでいけば、割と早く出来るWEB担当者になることができます。
ここまできたら、実務における悩みの70%は解消できますから、残りの30%に意識を傾けられますね。
Web担当者になったら真っ先に学ぶべきおすすめコンテンツ
ここまでご紹介した点以外に、WEBマーケティングの知識はしっかりとインプットをしておく事をおすすめします。
WEBマーケティングに関しては、書籍でしっかり学ぶことや、スクールとかで学ぶのが一番近道ですね。
なぜなら、実地でコツコツやりながらですとマーケティングは時間がかかります。
また、専門のプロが教えてくれる場というのも多いので、少しコストは掛かるかもしれませんが世の中にあるコンテンツを活用する方が効率面では良いですね。
WEB担当者の悩みを解消するおすすめ本3選
以下では、僕がこれまで読んで学びやすかった書籍をご紹介しておきます。
なんども読みやすい本ばかりですので、手元に置いておくと良いですよ。
✔沈黙のWebマーケティング
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
✔沈黙のWebライティング
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
✔デジタルマーケティングの教科書
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WEB担当者の悩みを解消するおすすめスクール
WEBマーケティングを学ぶのに適したスクールは、TechAcademyのオンラインブートキャンプ Webマーケティングコースですね。
ここは、オンラインで学べるサービスを展開しています。
ですので、自宅で学ぶことができますね。
ちなみに、無料体験もあります。
オンラインで学びながら、直接メンターにも質問や問い合わせなどができますので、書籍などで独学するのが苦手という人はちょうど良いかもしれませんね。
正直、知識のインプットは人から教わる方が時には効率的な事も多いです。
特に、ある程度のセオリーが固まっている分野では、まずは教えてもらってから自分で学ぶという方が頭に残りやすいですしね。
価格帯は10万円前後です。
少し高いと感じるかもしれませんが、無料体験もありますし、一度理解すると自分自身のノウハウとして身につくので、悩みながら無駄な本をたくさん買ってしまうよりも費用対効果は良いのかなと考えています。
やらない手はないんじゃないでしょうかね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまでをまとめると以下のようになります。
- WEB担当者の業務と悩みはたくさんあるが、70%は短期で解消できる
- インターネットの本質は情報の信用力とやさしさです
- WEBマーケティングの学習はスクールが早い(本もあり)
ぜひ、この記事が悩み解消の一助になれば嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。