年収が低いと思っているWebディレクター「Webディレクターの年収って結構低いけど、どうしてこんなに低いのかな~。やることの範囲も広いし専門性も高いし難しい仕事だと思うんだけど、なんでこんなに年収が低いんだろう?」
このような疑問にお答えしていきます。
年収がなかなか上がらないなぁと思っているWebディレクターさんやWebデザイナーさんっていますよね。
仕事や制作物のクオリティを高めて、お客さんに喜んでもらっているにも関わらず、会社からの給料って実はそんなに上がらないと感じている人も多いと思います。
今回は、その理由について解説して参りたいと思います。
この記事でわかることとしては、以下ですね。
この記事でわかること
- WebディレクターやWebデザイナーの年収が低い理由
- 年収を高めるためにやっておきたいこと
結論を先に言っちゃうと、
高い年収が払える会社に転職するために、スキルを高めよう!
って事なんですけどね。
ただ、現状どういうカラクリになっているかを知る事で、転職でも失敗しなくなるので、ぜひここの内容を理解しておいてくださいね。
今回は、「WebディレクターやWebデザイナーの年収が低い本当の理由と対策を解説!【相場は300万〜400万】」と題して、ご紹介して参ります。
ちなみに、もしスキルや能力を真剣に高めて年収アップしたいと思っている人は、「ディレクション能力で大切な3つの能力【思考と行動を積み重ねてスキルと年収とキャリアを確実に上げる方法】」でその方法を詳しく解説しているので、是非チェックしてくださいね。

それでは、早速見ていきましょう!
もくじ
WebディレクターやWebデザイナーの年収は低い本当の理由

ここでは、WebディレクターやWebデザイナーの年収が低い本当の理由についてご紹介して参ります。
その理由のポイントは以下ですね。
WebディレクターやWebデザイナーの年収が低い本当の理由
- 企業はやっぱり人件費(コスト)を抑えたいと考えている(経営の鉄則です)
- IT/Web系の企業は特に効率重視の考え方が浸透している(安く仕入れて高く売る)
- 長く効率重視の経営に染まり、それがクセになってしまっている
まぁ、残念なことに、これが僕の考える本当のところですね。
1つずつ見ていきましょう。
Webディレクターの年収が低い理由①:会社がWebディレクターやデザイナーのコスト(人件費)を抑えたいから
Webディレクターの年収が低い理由の1つは、会社がWebディレクターやデザイナーのコストを抑えたいと考えているからです。
会社経営をしている側(社長・起業家)からして見れば、人件費を含めて、コストは抑えたいですよね。
だって、会社からお金が出て行ってしまうわけですから。
それは、WebディレクターやWebデザイナーさんのお給料も同じです。
もっとこのことにWebディレクターやWebデザイナーは気づいてほしいです!
しかも、この10年くらいで、Webディレクション費やWebデザインの費用って、市場においてもどんどん下がってきています。
安く請け負ってくれるWebクリエイターさんも増えてますからね(ランサーズやクラウドワークスあたりでも)。
そういう環境もある中で、やはり大きな売上が作れないWebディレクターやWebデザイナーさんの年収というのは、なかなか上がりにくい状況になっていますね。
これは、悲しいですが現実でもあります。
Webディレクターの年収が低い理由➁:IT/Web系の企業は効率重視(安く仕入れて高く売る)
2つ目のWebディレクターの年収が低い理由は「IT/Web系の企業は効率重視(安く仕入れて高く売る)」をセオリーとしているからです。
この2000年代に入ってから出来上がってきたIT系企業の経営手法としては、やはり効率重視を意識した経営がスタンダードになっていますね。
これも経営の鉄則です。(専門用語ではチェンジマネジメントって言ったりします。)
しかも、ITはやっぱり効率を高めてくれるツールでもあり、経営にもそのように思想として反映されていますね。
ですので、安い給料で、たくさんの量の仕事をしてもらい、高い質を追求する。
これをもう20年近く続けてきているわけですから、給料を高める制度があったとしても、なかなかそのように評価してくれなかったりもします。
悲しいですけどね。
Webディレクターの年収が低い理由③:効率重視の経営に染まってしまっている
3つ目のWebディレクターの年収が低い理由が「効率重視の経営に染まってしまっている」ですね。
これは、先ほどの続きですけど、「効率重視の経営」しか出来ないという経営者も多いですね。
逆にいうと、予算を使って投資をしたり、人の育成などをする、給与をあげるような仕組みを新たに取り入れるなどをしている経営が少ないですね。
あるいは、社員の教育にコストを使う会社というのは、少しずつ増えていますね。
いわゆる、福利厚生にお金を使って環境をよくするというのは、働き方改革の中で増えてます。
わかりやすく言うと、環境良くして給与は変わらないと言う事です。
人手不足でもありますので、環境向上のためにコストを使って、働いている人たちに向けてのお給料へはまだ反映されてませんね。
このような理由で、なかなかWebディレクターやWebデザイナーさんの年収というのは増えていかないんですよね。
じゃ、どうすればいいんだ!?
という疑問に、以下でお応えしていきたいと思います。
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WebディレクターやWebデザイナーが年収を高める対策

ここでは、WebディレクターさんやWebデザイナーさんの年収を高める方法や対策についても解説していきたいと思います。
結論を言いますと、年収をたかめる方法は以下の2点ですね。
Webディレクター/Webデザイナーの年収を高める方法
- 年収が上がるためのスキルアップ・勉強をする
- 高い年収が払える企業に転職する。
結果的には、これしかないですね。
以下で1つずつ解説していきます。
Webディレクター/Webデザイナーが年収を高める方法①:スキルアップする
1つ目のWebディレクター/Webデザイナーが年収を高める方法は「スキルアップする」です。
同じスキル・職種のままで新しい転職先を見つけようとしても、なかなか年収は上がらないです。
ですので、しばらくは我慢しつつも、新しいスキルを身につけたほうが鉄則です。
そして、そのスキルや知識を身につけ、これまでの経験を活かしながら次の仕事にチャレンジしたいということを面接でアピールするのが良いですね。
Webディレクターさんがスキルアップする方法については、「Webディレクターに必要なスキル【デキる人ほど身につけています】」という記事でも紹介しています。

また、Webデザイナーさん向けのスキルアップの方法についても気になりますよね。
Webデザイナーさんは、一般的に見てもビジネス知識がさほどない人が多いんです。
なので、これを知識として補うことで、かなりの確率でほかのWebデザイナーさんと差別化することができますよ。
Webデザイナーさんのスキルアップの方法については、「デザイナーがビジネススキルを高める方法【本気な人向け限定】」という記事で紹介しています。

この辺りもぜひチェックしてみてください。
Webディレクター/Webデザイナーが年収を高める方法②:年収アップを目指して転職する
次に、Webディレクター/Webデザイナーが年収を高める方法は「転職」です。
最近、2020年以降でトレンドとなっている、DX人材として転職するのは、かなり年収アップのチャンスにつながるでしょう。
そこで、スキルアップをしっかりすつつも、交渉にもチャレンジして自分をアピールすることで、研修アップにつながります。
特に、Webディレクターの場合は、コンサルタントとして転職したり、カスタマーサクセスに転職したりする人が多いんですよね。
それくらい、需要が伸びています。
コンサルタントやカスタマーサクセスはWebディレクター能力が非常に活かしやすい職種ですね。
そう思ってぼくも転職活動しましたし、ここでのミソは年収アップがしやすい職種だということですね。
もちろん、仕事内容や企業をしっかり見極めないといけませんけどね。
ディレクターにとっておすすめの転職サービスは以下ですね。
ディレクターにおすすめの転職サービス
この辺りのエージェントは、コンサルタントやカスタマーサクセスの案件、あとはIT系に強い案件が比較的多い印象ですので、登録して複数活用してみるのが良いと思いますね。
さらに、年収を高める転職方法のノウハウについては、「転職で年収アップさせる確実な方法とは!?【具体的なポイントを解説します】」で詳しく解説していますね。
これは、僕自身も実践してきている方法ですので、再現性もあると思います。
ぜひ取り入れてもらえたら嬉しいですね。

要チェックですね。
WebディレクターとWebデザイナーが確実に年収を高める方法

ここでは、WebディレクターとWebデザイナーが確実に年収を高める方法について解説していきます。
確実に年収を高める方法、それは、プログラミングです。
先述した通り、今はどこもかしこもDX、DX人材といって人材をかき集めている時代になってきています。
その中で、開発系の案件が非常にふえてきているんですよね。
ここでの強みの活かし方は以下のようなポイントです。
経験を活かして確実に年収を高める方法
- Webディレクター×プログラミングで他のエンジニアと差別化する
- Webデザイナー×プログラミングで他のエンジニアと差別化する
このように、これまでの経験をいかして、プログラミングスキルを身に付けていけば、鬼に金棒です。
ただし、DXのトレンドが続いている間だけの話ですけどね。
おすすめのプログラミングの学習方法は、やっぱりスクールで学ぶことでしょう。
スクールで学ぶメリットは、学習効率が非常に高いのと、1連の流れが経験できること、そして、今後の人脈が広がるところです。
ここは多少コストを払ってでも、実施すべき投資だと考えてみてはいかがでしょうか。
おすすめのプログラミングスクールは以下です。
プログラミングスクール
- TechAcademy:作ってからじっくり学べるスタイルです
- CodeCamp:Web系の学習にはおすすめのスクールです
- TECH::CAMP:教室でもしっかり学べるスクールです
プログラミング学習の必要性については「Webディレクターもプログラミングを学ぶべき理由:元Webディレクターの僕がメリットや具体的学習方法を詳解します」でも詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

まとめ:低い年収から脱却しよう!
いかがでしたでしょうか。
今回は、「WebディレクターやWebデザイナーの年収が低い本当の理由と対策を解説!【相場は300万〜400万】」と題して、ご紹介して参りました。
改めて、ポイントは以下ですね。
WebディレクターやWebデザイナーの年収が低い本当の理由
- 企業はやっぱり人件費(コスト)を抑えたいと考えている(経営の鉄則です)
- IT/Web系の企業は特に効率重視の考え方が浸透している(安く仕入れて高く売る)
- 長く効率重視の経営に染まり、それがクセになってしまっている
ぜひ、参考にしてもらえたらと思います。
スキルアップなどに関しては、色々とこのブログでも紹介していますので、色々と読んでみてもらえると嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。
