これからマネジャーになる人「マネジャーにおすすめの本ってどんな本があるんだろう?マネジメントやリーダーシップの本ってたくさんあるけど、何を読めばいいのかな?
マネジャーにとっておすすめの本って、世の中にはたくさんありますよね。
僕も散々読んできたほうだと思います。
知識としても持っておきたい考え方というのもたくさんあります。
今回は、僕がこれまで読んできた中でいくつかのバリエーションでおすすめの本をご紹介していきたいと思います。
それでは、早速みていきましょう!
もくじ
経営知識編(基礎編)
経営戦略の教科書
こちらは戦略論についてわかりやすくまとまっている本です。
ソリューション提案を始めた頃によく読んだ本の一冊なのですが、基礎的な戦略についてはインプットがしやすい良い本ですね。
MBAマネジメントブック
グロービスさんの教科書的な本ですね。
マネジメント論や組織論、戦略論、人材マネジメントなどについてまとめてある書籍です。
読んでて楽しくはないですけど、ポイントは抑えてあるので、やっぱ流石っすよね。
ドラッカーの5つの質問
- 我々の事業は何か?
- 我々の顧客は誰か?
- 顧客にとっての価値は何か?
- 我々の成果は何か?
- 我々の計画は何か?
すごくシンプルですけど、問い続けないといけない問いですね。
マネジメント基礎編
マネジメント
マネジメントの巨匠、ドラッカーさんのマネジメント・エッセンシャル版です。
マネジメントにおいて必要な視点で詳しく解説をしてくれていますね。
僕的には、目標設定についてまとめているところは何度か読み返して、プライベートでも活かされています。^ ^
Hight Output
こちらもマネジメントの基礎の基礎、というふうに言われている本ですが、内容は非常に具体的で、組織的視点と現場視点でのマネジメントについて詳しく書かれています。
人の評価についても参考になりますね。(人事も読むべき)
KPIマネジメント
KGIとKPIのブレイクダウンの方法をわかりやすく解説してくれている本ですね。
これからマネジメントに関わる人にとっては教科書的な位置付けとして、目標管理に活かせる内容です。
はじめての課長の教科書
生々しいリアルなマネジメントが書かれているロングセラーですね。
読みやすいボリュームですけどね。
マネジメントのポジションを狙って安易にキャリアアップを図ろうとするヤツには、必殺技としてのこの本を読んで欲しいと思うくらい、リアル。
ザ・ゴール
ビジネスの基礎やマネジメントの基礎を学ぶには良い本ですね。
たくさんシリーズが出てますけど、こちらと続編のザ・ゴール2を読んでおけば、まずはマネジャーとしての全体観と思考についてはイメージできますね。
リーダーシップ編
知性を磨く
マネジャーやリーダーとして、如何に人と向き合うかという本気にさせてくれるような一冊です。
ご著者の田坂広志さんの公演の動画(youtubeで転がってます)などもおすすめですよ。
影響力の武器
これも古典的良書ですね。
影響力を発揮する人の方法論をまとめてくれている書籍です。
いや、マネジメントやリーダーシップの発揮以外にも、営業やマーケティングにも活かせるすごい本っすよ。
続編などもあり、そちらは具体例が豊富ですけど、こちらの方が応用範囲が広いと思います。
リーダーシップの旅
見たいと思う未来を自分で描き、リーダーとして進んでいく、そこにフォロワーとして人がついてくる。
そんなことを教えてくれる本ですね。
信用経済のこれからの社会にもまだまだ通用する一冊です。
シンクロニシティ
スピリチュアルな印象を持ってる人も多そうな問題作?ですが、かなり有名な本ですね。
リーダーシップは個人の精神の探求から始まって、そこから現実は誘引される、とこの本を解釈してます。
要は、「人は見たいもの見る!」っつーことですね。
シンクロニシティ[増補改訂版]――未来をつくるリーダーシップ
人を動かす
古典的良書ですよね。ぜひ読んで欲しいです。
読まない人は、目次だけでもコピーして毎日眺めてみて下さい。
サーバントリーダーシップ
人に貢献するリーダーシップの発揮についてまとまっています。
人を率いるイメージをリーダーシップの発揮に対して抱いている人は、この本を読むとまた違ったタイプのリーダーシップの発揮について、新しい発見があると思いますよ。
クリエイティブ組織編
デザインリーダーシップ
デザインチームを率いるリーダーのために書かれている、働く環境作りやリーダーシップの発揮についてまとめている本ですね。
単に労働環境という視点だけではなく、如何に自分たちのチームが存続し続けるかという点にも注目ですよ。
デザインリーダーシップ – デザインリーダーはいかにして組織を構築し、成功に導くのか?
イノベーションの達人!
イノベーションに必要な役割をまとめてくれている本ですね。
1人ではなく、役割に応じてそれぞれの専門性を活かしてイノベーティブな組織にしていくことを解いた本です。
こういうマネジメント視点があるからこそ、クリエイティブな物を組織として生み出せるんだと思います。
ピクサー流 創造するちから
あのピクサーの映画作りとマネジメントについて詳しく書かれている本ですね。
トイストーリーなどの映画の裏側に、こんなエピソードがあったのかと思うくらい、ドキュメンタリーとしても面白です。
クリエイティブを如何にして生み出すマネジメントをするか、本当に試行錯誤なんだなと知らされる一冊ですね。
いや、これは面白かったっす。
ピクサー流 創造するちから――小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法
組織作り編(応用編)
未来企業
ワークシフトやライフシフトの本を書かれたリンダ・グラットンさんの出された本ですね。
働き方が変わるということを解いたワークシフトの企業版。
企業が企業に関わる人たちとどうこれからの時代に関係を作っていくか、新しい企業としてのリーダーシップの発揮について書かれています。
行動探求
アルケミスト型(組織、事象、能力を立体的に組み合わせた変革をもたらす)の行動理論について詳しく書かれている本ですね。
単純に自分自身をもっと成長させるつもりで読んだのですが、組織論なので、会社で使えることの方が多いっすね。
U理論
U字型の変革理論について詳しくまとめられている本です。
ここで書かれている変化のフローを、個人でも組織でも起こすことができると未来に強いチームや組織が作れます。
けど、かなりの大作なので読むのに気合が必要。
U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
まとめ
如何でしたでしょうか。
これからマネジャーにぜひ読んでいただきたい本から、少し精神的な面やこれからの組織論に役立つような本をピックアップしてみました。
ぜひ参考にしてもらえればと思います。
マネジャーとしての能力に関しては、以下の記事でまとめていますので、こちらも参考にしてみて下さい。
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それでは、今回はこの辺で。